【はじめに】
 1/11(日)に開催された、カンザキさんの主催するトリプルオフ“第1回噴火杯”に、運営スタッフ兼大会参加者として参加してきました。大会の結果とオフの感想についてまとめたので、オフレポとして公開させていただきます。
 大会の結果だけ先に簡潔に述べますと、惜しくもベスト4でした。ここからは、使用構築と対戦ログについて詳細に書いていきます。

【仕様構築】
 今回使用した構築は、前回“第2回たでオフ”で使用したものをベースとしているので、本記事に記載がないようなことについてはそちらを参照ください。変更点と簡単な紹介については、今回の記事に記載しています。

※黄色く塗ったところが変更点。



ウインディ@とつげきチョッキ
 持ち物をオボンに変更して鬼火を搭載しようかと悩んだが、これ以上、水ロトム・ギルガルド・ニンフィア・ヒードランに薄くしたくなかったので、結局何も変更しなかった。

クチート@クチートナイト
 守るを切って、使いたかった岩雪崩を搭載。アイアンヘッドを切るかどうかで悩んだが、命中100%の安定したウェポンが欲しかったため、泣く泣く守るを切った。前回のオフでは、メガリザードンYとファイアローの処理が面倒だったので、岩雪崩があることでかなり改善された。

ミロカロス@たつじんのおび
 ハイドロポンプを冷凍ビームに変更し、それに伴って持ち物をしずくプレートから帯に変更。主にサンダーとモロバレルを意識した変更で、以前使用したときにヒードランの処理用にさして困らなかったのでハイドロポンプを切った。

コジョンド@きあいのタスキ
 ワイドガードをフェイントに変更し、より攻撃的にした。フェイントはかなり重宝したが、ワイドガードを使用したいシーンもあったので、やっぱり技スペースが足りないと思ってしまった。

ゴチルゼル@ラムのみ
 いやしのはどうを手助けに変更。元々、威嚇やバークアウトでステータスが下がった相手をキャッチして、こちらは回復させながら詰めていくという立ち回りをしていたが、ゴチルゼルの場持ちがあまり良くないと感じたので、キャッチした相手を1発で仕留めていくという方針に転換した。

ニンフィア@いのちのたま
 元々使用していたのが、5世代孵化厳選産で理想値ではなかったので、教え技解禁を機に6世代国際孵化産理想値ニンフィアに変更。それに伴って、多少素早さと耐久のラインを上げた。技に不満はなかったので、変更はなし。


【バトルログ】
 予選は8人の総当たりで、戦績上位3人が抜け。自分は6勝1敗でトップタイ、直接対決の結果で1位抜けでした。1位で抜けたため、本戦は1回戦シード。2回戦からの参加となりました。ここから、各対戦について書いていきます。


【予選1戦目、vsいえすたでーさん 〇2-0】
(ガブリアス、ロトム水、ズルズキン、トゲキッス、ギルガルド、ガルーラ)

 出し負けしてしまい、コジョンドとガルーラが対角に。しかたないのでガルーラは目の前のウインディで処理することにしてコジョンドが岩雪崩を選択すると、2回連続でトゲキッスが怯む。2ターン目で無事にメガガルーラをウインディで処理することに成功し、その後ガブリアスを処理したシーンでトリックルームをしてしまったが、立ち回りが窮屈になっただけで無駄だった。トリックルームを展開した後は、メガクチートで上から殴りつつ、なんとか周りのポケモンも殴っていき、最終的にメガクチート+ウインディvs体力が削れたギルガルドという対面に。キングシールドを使わせた後にフレアドライブを叩き込んで勝ち。明らかにクチートが刺さっているんだから、もっと序盤から暴れさせればよかった。

【予選2戦目、vsクリボー。さん 〇4-0】
(ニンフィア、バクーダ、ロトム草、ギルガルド、カポエラー、ブルンゲル)

 序盤に光の壁を張られてしまったが、勝気が発動したミロカロスと物理アタッカーの攻撃で順調に頭数を減らすことに成功。トリルを防ぐ術がないので展開されてしまうが、メガバクーダをクチートの不意打ちで縛っていたので、キッチリ攻撃をされるタイミングで叩き込んで勝ち。

【予選3戦目、vsリータさん 〇4-0】
(ポリゴン2、ブルンゲル、クチート、ガマゲロゲ、ドーブル、ニョロトノ)

 何をトチ狂ったのか、ドーブル耐性が微塵もない選出をしてしまい、案の定ドーブルが出てくる。幸いスカーフではなかったので落ち着いて処理することができたが猛省。そもそも、高火力の水範囲技がキツめのパーティなので辛い相手だったが、高火力技の押し付けでトリル要員に全く行動させず処理することに成功し、残ったガマゲロゲとクチートは勝気が発動したミロカロスで1発処理して勝ち。

【予選4戦目、vsいどっぽいどさん 〇5-0】
(ギルガルド、リザードン、マニューラ、エルフーン、テラキオン、ドーブル)

 実は自分が考えたパーティを使っていたので、全ての情報が割れているというアドバンテージがあった。ただし、ワイドガードも切ってしまったため相性がいいパーティとは言えず、初手に命をかけることに。結果として、初ターンにテラキオンの守るを読み切って、フェイント+アイアンヘッドで落とすことに成功。その後はトリックルームを展開し、順当に頭数を減らしていって勝ち。

【予選5戦目、vsワイルドさん ×0-3】
(スイクン、ランドロス霊、ヒードラン、ギルガルド、ガルーラ、ラティアス)

 初手でラティアスムーブ読みのとび膝蹴りがガルーラに炸裂し、ガルーラに仕事をさせずに鎮めることに成功。しかしその後、ウインディが急所で落とされてしまい、非常に困ったことに。それでも、コジョンドを大事にしたり、ゴチルゼルの繰り出す位置に気を配ることができればなんとかなったはずだが、ギルガルドのアイテムを完全に失念していたせいでゴチルゼルが出落ちして完全に形成が逆転。その後も行動が全然かみ合わずに負け。とてももったいない。

【予選6戦目、vsゆきちさん 〇1-0】
(キリキザン、カメックス、ニンフィア、ギルガルド、コジョンド、ラティアス)

 追い風を展開されてしまうが、キリキザンの負けん気を発動させずにうまく立ち回ることができたことと、最初の2ターンに3体倒したことが大きかった。何匹か切っていきながら、なんとか最後はメガクチートvsメガカメックスのタイマンに持ち込むことに成功。波動弾を耐え、返しのじゃれつくを当ててフィニッシュ。

【予選7戦目、vsあおねこさん 〇1-0】
(メタグロス、ハリテヤマ、ボーマンダ、エルフーン、ヒードラン、ロトム水)

 序盤はウインディやコジョンドで誤魔化しながら立ち回っていたが、中盤でトリックルームを展開。そこからはクチートとミロカロスで詰めていこうとしていたが、最後の最後でメタグロスにバレットパンチが入っているということが判明。しかし、ラストのメガクチートvsメタグロスのタイマンで、バレパンor地震の読みあいを全て制して勝利。


【本戦2回戦、vsてるるんさん 〇】
(ヒードラン、サザンドラ、ランドロス霊、ロトム水、クロバット、ガルーラ)

 初手で、メガガルーラを影ふみでキャッチすることに成功し、トリックルームの成功orガルーラのダウンという2択を迫ることに成功。結果、トリックルームを止めに来たのでガルーラが膝でダウン。その後、サザンドラが竜の波動で拘って来たので、さっさと残り3体まで減らし、こちらのフェアリー2匹には手が出ない状態を作ることに成功。最後までサザンドラを放置しながらニンフィアとクチートで詰めて、最後は降参を貰った。HP半分くらいの状態から、チョッキウインディがサザンドラの攻撃を耐えて、ヒードランにインファイトを叩き込めたのが非常に大きかった。


【準決勝、vsぴったんさん ×】
(クレセリア、ランドロス霊、ブロスター、ファイアロー、ガルーラ、キリキザン)
 初ターン、キリキザンのアイアンヘッドでメガクチートがいきなり怯んでお通夜に。それでも、トリルを展開して勝ちに近いシーンまで持っていったが、メガクチートの手助け岩雪崩をランドロスにかわされ、返しの大地の力でクチートを処理されて完全にお手上げ状態に。思った通りの試合運びをできていただけに、余計悔しい結果となった。でも、アイアンヘッドや岩雪崩は、自然に撃たせる状況を作る方が悪いともいえるので、精進したいと思います。

【3位決定戦、vsLiarさん ×】
(ラティオス、ハッサム、ランドロス霊、リザードン、バンギラス、カポエラー)

 せっかく威嚇持ちが2体いてミロカロスが刺さっているのに、初手から大事にできなくて集中を食らい落とされ、さらにゴチルゼルまでハッサムのとんぼ返りで出落ちしてしまう。初ターンのプレイングは猛省。正直初手のディスアドを背負った時点で、ランドロスを大事にしながら地震を連打されるだけで勝てなかったが、なんとかランドロスを先制技集中で落とすことに成功して、少し流れを引き戻す。しかし、相手のラティオスがクチートの前で自由に動けないという前提で動かしていたら、普通に動かされウインディを削られてしまい、一度すこし引き寄せた流れが再度完全に相手側へ。最後に残ったクチートでは残ったハッサムとカポエラーを倒すのに間に合わず、負け確定と判断して降参。

Liarさん戦の動画:https://www.youtube.com/watch?v=R_pP7evFAaM


【雑感】
 たでオフに引き続き、予選を1位で通過することができて素直に嬉しかったが、結構自信があったので、様々な要因があって勝ちきれなかったのが悔しかった。
 オフのルール上、使用するポケモンのカロスマークの有無は問わないということから、霊獣ランドロス入りのスタンが引き続き多いと踏んでいたが、そこは想定通りだったので、ほぼ同じパーティで猛威を振るうことができたのが気持ちよかった。技などの変更点も、しっかりパーティにかみ合っていたと思う。次にオフ会がある時には、さすがに違う構築で出ようと考えているので、しっかり考えておきたい。


長文、且つ駄文失礼しました。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。