作者:こんばんは。明けましておめでとうございます。今日の活字ラジオのオープニングは、私一人です。というのも、あの男、まず僕が謝罪をしてからでないと出てこないらしいんですね。
年始早々であれなんですが、そういうわけで、私、森晶麿は皆様に謝罪したいとおもいます。
まず、現在も継続して行なっております。『黒猫の回帰』特典について。私、黒猫の許可をとることなく、無断で黒猫一人称の話や、黒猫と付き人しか知るはずのない極めてプライベートな話などを、私個人の判断で断篇集にまとめてしまいました。そのため、黒猫や付き人のプライバシーを著しく侵害する、甘い、甘すぎる内容となってしまいました。
私は、黒猫シリーズを書き進めるためにもう少し、黒猫たちを守るようにしていきたいと思います。
黒猫:ほかにも、もう一つあるだろ?
作者:わ! い、いつからそこに……。
黒猫:けっこう最初から。まあ覆水盆に返らずだから、許したりは絶対にしないけど、今後二度としないことを条件に……。
作者:解散だけはやめとこう。
黒猫:どこかのグループみたいなことを言うな。とにかく、もう一つのほうも世間の皆様に謝罪しなさい。
作者:ええと、ああ、あれか。私は昨年、Twitter上で三回くらいにわたって「明日こそホームページ更新するぞ」とか「今週中には」とか「今月中には」とか言ってきましたが、ご覧のとおり、現在もホームページの時間を止めてしまっております。何も知らずにホームページを見てしまった方は、きっといまが何年なのか錯覚を起こし、あるいは混乱し、タイムリープしているような気分になってしまったことでしょう。
黒猫:ちょこちょこ時事ネタ入れなくていいんだ。
作者:たいへん申し訳ありませんでした。これに懲りて、私はもう金輪際ホームページを更新するだなどと言わないことを誓います。
黒猫:更新すると言わないことも大事だが、もっと大事なのは実際にホームページを更新することだ。
作者:ご、ごもっとも……。
黒猫:君ときたら、ほぼ2年くらい時間を止めてるじゃないか。
作者:うん、だってあの、家のなかの納戸みたいで。
黒猫:意味が分からん。
作者:いや、寒くて冬場は足が遠のくでしょ。
黒猫:だからうまいことを言えと誰が言った? 君は謝罪をしているんだろうが。
作者:ああそうでした。いや本当にね、こればっかりは2016年の最重大案件にするよ。今年こそ、絶対に、ホームページを、更新します!
黒猫:学ばない奴だな。不言実行という言葉を知らんのか。来年の今ごろに、「やっぱりできませんでした」ってなったら、また謝罪するんだろ?
作者:よくわかったな。
黒猫:わかるだろう、それくらい。
作者:いや今年は絶対に……。
黒猫:だから黙ってやれ! で、更新してから更新しましたって言えばいいだろうが。
作者:そうなんだけどさ、もともと情報更新って得意じゃないわけよ。で、いまはTwitterだとかブログがあるもんだから、ついついそっちで済ませちゃうんだよね。だから、むしろこういうのは言ったほうがやれると思うんだよね。
黒猫:よし、じゃあ賭けよう。もし君が来年まで更新してなかったら、君は土下座。
作者:土下座? じゃあ更新してたら?
黒猫:更新してたら…っていうかするのが当然だからな。
作者:よし、こうしよう。更新したら、更新した時点でもう一つ、とっておきの君と付き人の甘い断篇をブログ上で期間限定公開にする。
黒猫:な、何を勝手なことを! 君はさっき勝手にプライバシーを侵害したことを謝罪したばかりじゃないか!
作者:うん、だからここで賭けとして君に許可とってるわけだから、無断じゃないだろ?
黒猫:……それはそうだが。
作者:それにね、さっきは一応謝ったけど、僕はいつも飼い主の皆さんのことを一番に考えればこそ、キミたちのプライバシーを切り売りしたわけだから、何も悪くないと思うんだよね。
黒猫:これだよ。君の謝罪には誠意が感じられない。
作者:だって本当は悪いって思ってないんだからしょうがない。
黒猫:貴様……そのうえ、またこんな賭けを持ち出して……。
作者:はいはいこの話はこれで決まりとして、、今日は『アドカレ!』の宣伝を少しさせてもらいます。
黒猫:僕はぜんぜん納得してないぞ。
アドカレ! 戸山大学広告代理店の挑戦 (富士見L文庫)/KADOKAWA/富士見書房

¥648
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作者:(無視)主人公は、コピーライターになりたい大学一年生の女の子。大学の講義で広告を勉強しようとするも、あまりためになりそうな講義がない。そんなおり、学生だけの広告代理店、アドカレッジのチラシを目にする。かくして彼女は学生ながらにコピーライターを実践で学んでいくことになる。
黒猫:読んだよ。すごくポップだね。読みやすい。しかし、それでいて物語の核にはイメージの問題が横たわっている。僕が美学でやっていることが、決して象牙の塔だけで行なわれていることではないと皆にも感じてもらえるんじゃないだろうか。社会的に実用可能な領域で展開されることで、物語にリアリティも感じられるしね。
作者:うん、それが狙い。君たちの物語は小難しくて面倒くさいから、人によっては美学部分は読み飛ばしていいように工夫して書いてる。
黒猫:よ、読み飛ばす……。
作者:君って話長いからさ。
黒猫:話が長い……(肩を落とす)
作者:付き人も言ってたよ。
黒猫:……(溶けてなくなりかける)
作者:というのは冗談で。
黒猫:……(俄かに立ち直る)
作者:まあこの話は、決して黒猫たちのやっている研究と次元の違うことではないし、むしろこの世界のあらゆる職業だって、じつは美学的であったり哲学的であったりという側面はある。僕がこれまで不満だったのは、美学シリーズをやっていると、美学というモノサシばかりが珍しがられて、「いや本当にすごいのはモノサシではなくて世界そのもののほうだから!」っていうのがうまく言えずにいたんだよね。で、広告という比較的とっつきやすい世界を描くことで、ちょっとはそれができたかな、と思っているわけ。
黒猫:ああ、なるほど。
作者:特典クイズもまたやっているので、ぜひ一人でも多くの方に手に取っていただきたい。何しろ、文庫書き下ろしで、ダブルチーズバーガーセットより安いという。
黒猫:君がそんなことを言うから腹が減ってきたな。
作者:付き人に作ってもらったらどうだ?
黒猫:……そういうことを言うのもやめような?
作者:え、なんで? 俺こないだ作ってもらったよ。
黒猫:何だって? (身を乗り出す)
作者:マックの店員さんに。
黒猫:ああ……。
作者:その襟を摑んでる手、離してもらっていい?
黒猫:あ、すまん。
作者:それでは皆さん、黒猫を少し慌てさせたところで今夜はおしまい。
黒猫:待て。音楽のコーナーはやらないの?
作者:いや、もう今この時期に音楽の話題を俺に振っちゃダメだよ。もう今夜紹介できるのはこれで決まり。一昨日から聞きまくってるから。

THE LAST/ビクターエンタテインメント

¥3,240
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黒猫:スガシカオの新譜、『THE LAST』だね?
作者:うん。スガシカオはデビューから全部聴いてるけど、一時期からファンク・キングみたいになっちゃって、それはそれでハズレてはいないんだけど、あなたの心臓はそこじゃないよってのがずっとあったんだけど、事務所独立してから作ったこのアルバム聴いてガツンとやられたね。
黒猫:そんなにすごかった?
作者:ジャンルで言えば、ファンクやAOR、ダブステップ、テクノとかその辺りをミックスした感じなんだけど、そんなジャンル論はどうでもよくて、とにかくスガシカオの音楽を聴くという体験の意味を久々に再確認させてくれたね。
スガシカオの音楽体験は、ヒズミを見る体験なんだよ。何気ない風景にあるヒズミ、心のなかで何年もくすぶりつづけているヒズミ、世界のヒズミ、そういったものの存在を見て、確認する体験。とにかくすごい。
黒猫:ふむ。これは聞くしかなさそうだな。
作者:といったところで今日はおしまい。「今カレ」も「過去カレ」もいなくても『アドカレ!』。ただいま絶賛発売中です。ところで、君は付き人のナニカレなんだっけ?
黒猫:君ね、いつかホントに殺すかもよ?(魔法のガムテープ取り出す)
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昨日とか本日あたりより『アドカレ! 戸山大学広告代理店の挑戦』が全国発売となります。
※地域により発売日はことなります。ご容赦ください。装画はきみどりさん、装丁は『花酔いロジック』もご担当いただいた西村弘美さんです。

アドカレ! 戸山大学広告代理店の挑戦<アドカレ!> (富士見L文庫)/KADOKAWA / 富士見書房

¥価格不明
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さて、本日は特典クイズのお知らせです!

【飼い主様向け特典クイズのお知らせ】
飼い主の皆様へ。
この度、お飼(買)い上げいただいた皆様に今回はちょっと変わったものを、と思っております。それは何かと言いますと、最近、仕事に疲れてくると、何かべつのことをやってリフレッシュを、と思うのですが、結局小説ばかり書いている人間なせいかリフレッシュの方法が思いつかなくて、結局Wordを開いたまんま、そこで図形を組み合わせて絵を作ったりして遊んでいるのですが、その延長で、一つ「Wordで絵本を作れないかな」と考えました。
完成度は、そりゃイラストレーターさんとはくらべものにはなりません。しかし、前々からある物語が頭のなかにあるんですが、それってミステリではないし、どうにも絵本でしか表現できないなと思っていまして。
なので、いずれどこかで書籍化するようなことが万一あるとしても、そのときはきっとちゃんとしたイラストレーターさんにご依頼することになるんだとは思うのですが、まずは音楽家が自宅で音楽をコンポ―ズするみたいな感じで、不得手な部分もあるわけですが、自分でやってみようと思ったわけです。
それが、目下進めている『バナナさんとのくらし』


あるタコの母子のもとに、バナナさんがやってくる。クールでナイスガイなバナナさんにタコ奥さんはすっかり恋している。そんな二人をみつめるタコの「ぼく」の目から見た物語。
もっとも、絵本といってもそれほど子ども向けの内容ではないかもしれません。文字量も、それなりにはあると思います。

この現在作成中のPDFデータ絵本『バナナさんとのくらし』を(今月末までには仕上げる予定です!)今回の特典とさせていただきます。

と、本当はそれだけの予定だったのですが、、、

もう一つ! ありがたいお話が!

なんと、『アドカレ!』の装画をご担当されたきみどり先生による、表紙の色違いデータ(JPEGです)3種(オレンジ、ピンク、水色版)を特典にさせていただけることになりました。(きみどり先生ありがとうございます!)

他では見られない、別案の、文字なしバージョンをご覧いただけるチャンスです。


【特典】
というわけで特典は二つ。
一つは
私の書き下ろしになります、PDFデータ版『バナナさんとのくらし』
そして、もう一つは
先ほど申し上げましたとおり
きみどり先生による表紙色違いデータ3種です。

ぜひ、飼い主の皆様にはふるってご参加いただきたいと思います。
それでは問題です。
【問題】
『アドカレ!』のヒロイン「私」の苗字は何でしょう?
漢字2字でお答えください。

【応募期間】
回答期間は2月1日から3月15日までです。
宛先はこちら

kuroneko.since2011@hotmail.com

(フライングで応募期間より前にご応募される方がいらっしゃいますが、応募は2月1日からお願いいたします)
お送りいただいた方には、48時間以内に特典データがダウンロードできるURL付のメールを送付させていただきます。※48時間過ぎてもメールがこない場合、メール送信エラーもしくは貴方様のメールが受信できていないおそれがありますので、ブログコメント欄やTwitterにてその旨お知らせください。期限を待ってから送信する形式だと、エラーの発見が遅れますので、このようなスタイルにさせていただければと思います。※これまでを振り返ると、ヤフーアドレスが届かないことが多いようです。それとケータイからご応募いただいた方で稀にPCメール受信拒否設定をされている方やURL付メール受信拒否にしている方がいらっしゃり、メールが返ってきてしまうことがありますので、応募後48時間だけは拒否設定をOFFにしていただけると助かります。

ではでは、多くの方のご応募お待ちしております!
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