飼い主を探しています

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飼い主を探しています。ご存知の方がほとんどと思いますので詳細は省きますが、今月から飼い主を探していますのはこの二匹。

一匹目は『恋路ヶ島サービスエリアとその夜の獣たち』。
恋路ヶ島サービスエリアとその夜の獣たち/講談社

¥1,512
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イラストは佐藤おどりさん、装丁はアルビレオさん。
お陰様で発売から一週間で重版がかかり、出来は2月10日を予定しております。さまざまなところで「新刊がない!」という声を聞いており、人によっては何軒か書店さんをハシゴした挙げ句飼い主に慣れなかった方もいらっしゃるようです。お見かけに成りました際には、すみやかに保護していただけましたら幸いです。

小さな島のサービスエリアでの一夜の出来事を描いたワンナイト・オムニバス風ミステリ。
素晴らしくない人々が起こす、一夜の騒動と奇跡。どうぞよろしく。


二匹目は文庫版『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』。

黒猫の薔薇あるいは時間飛行 (ハヤカワ文庫JA)/早川書房

¥756
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黒猫の遊歩、接吻に続くシリーズ第三弾の文庫化です。
※刹那は学生篇のため番外編のような扱いなのです、と文庫で本シリーズをお知りになられた方のために補足しておきます。
第二弾が「最終講義」となっているためまぎらわしいんですが、「最終講義」の次が「時間飛行」ですから、お間違いなきように。
装画は丹地陽子先生、装丁はハヤカワデザインさん、解説は巽孝之先生。
編集の高塚さんいわくハードカバーに対して文庫版は「子猫」だそうです。
どうぞ、薔薇種の子猫(?)をご自宅の書棚の片隅にぜひ。

そして、「薔薇」をお気に召した方で、「ここまで完璧に文庫で揃えているんだから、たしかに先は気になるけど『黒猫の約束』は文庫化するまで我慢するからね」と思ってらっしゃる方も大勢いらっしゃるとは思うのですが、しかし『薔薇』のあと二人がどうなったかというと、ええと(ちらっと『約束』を読みかえす)うん、わりとニヤニヤできる展開となっていますね。
もしも文庫化まで待てなくなられましたら、ぜひこちらも飼われてみてはいかがでしょうか。


黒猫の約束あるいは遡行未来/早川書房

¥1,620
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さてさて、そして昨年から飼い主を募集しているものももう一度宣伝を。


『かぜまち美術館の謎便り』

かぜまち美術館の謎便り/新潮社

¥1,728
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こちら、物語のラストをめぐってかなり賛否両論あるようです。
実際、あのラストはどうなんでしょうね。僕自身の考えは、あえてここでは言わないでおこうと思います。
「あのラストはなしだよ」派と「いや、あのラストだから良いのだ」派。
ぜひ、ご自身がどっち派なのか、飼い主になって確かめてください。

吹き溜まる風、通り過ぎる風、いろんな風を感じていただければと。
そういう意味では『恋路ヶ島』と表裏一体の作品かもしれません。
どちらも片田舎が舞台で、風が重要なテーマになっています。

と、いささか簡単ではありますが、飼い主募集のお知らせでした。
本屋さんで尻尾を振って待っています。どうぞ迎えにいってあげてくださいませ。

個人的な最近の出来事について言うと、
先日活字ラジオやってから何だか肩の凝りが激しくなりました。
活字とはいえ、ライブってけっこう体力消耗するものですね。

ではでは、みなさま、ごきげんよう


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ワニャラテオの果てで起こった愚行で
われわれがわれにわれて
ワニャラテオは大笑いさ

電子的なワニャラテオと
映像的なワニャラテオに騙されて
うっかりしたところに
原始的なワニャラテオ戦略がくるわけさ

われわれはわれにわれて
組み立て直したからだはらかだになって
あたまはあまたになって
それでもキミに頼られたくって
役立たずのバケモノみたいな
へぽろり歩きでへぽろりへぽろり
明日も明後日も歩いていくのさ

ワニャラテオがたいへんなときには
植物だってへぽろり歩きで進まなきゃね
それはもう植物じゃないよと笑われたって
へぽろりへぽろりへぽろりとね

ワニャラテオ、待っていろ
いざゆかんいざゆかん

ブリュエッヘーレ、ブリュエッヘーレ
ワニャラテオは大笑いさ


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