森晶麿のLEVEL 100,000,000

1秒のなかに1億の虚構があり、その1億分の1のなかに1億の真実がある。
本ブログは虚構家による、虚構のための、虚構的ブログである。


テーマ:
黒猫:こんばんは。17回目の活字ラジオの時間です。
夢宮:どーも、毒を吐くほどなぜだかモテる夢宮宇多です。
黒猫:自分で言うな。
夢宮:さて、8月10日に『俗・偽恋愛小説家』が発売となりました。7月の文庫でおさらいして記憶を新しくしていただいたところで立て続けにお読みいただければ楽しさが増すのでは、と。
俗・偽恋愛小説家/朝日新聞出版

¥1,620
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黒猫:特典も読んだよ。(※『俗』は帯ソデQRコードから特典がダウンロードできます。文庫版も同じく)月子嬢視点から見るとどうも君贔屓に話が進んでいる気がしてならないね。
夢宮:ん? あのまんまの話だっただろう。自分が案外コミカルだからって気にするなよ。
黒猫:誰がコミカルだ! だいたいあの旅行のせいで一週間腰が痛かったんだぞ。
夢宮:大丈夫かおじいちゃん。
黒猫:わしのことは…って誰がおじいちゃんだ。
夢宮:まさかのノリツッコミ……。
黒猫:(反省して赤くなる)それはともかく、ずいぶん潔くハッピーエンドだったな。
夢宮:何が? あれで? そんなこと言ってるからおまえは5巻もかけてやっとあの段階という……。
黒猫:君に関係ないだろう。
夢宮:男女の恋愛はくっつくのがゴールじゃないんだぜ? そう考えればハッピーでこそあれハッピーエンドなつもりは俺にはまるでないね。それに、それなりにベースラインはビターだったんだぞ。
黒猫:あ、涙子嬢との話のほうね。君の本心が気になるね。
夢宮:本心?
黒猫:どの段階で月子嬢に気持ちがあれしたか、ということだが。
夢宮:え、それ、俺がここでおまえに言うの? なんで?
黒猫:言ったっていいだろう。
夢宮:それはおまえにいつ付き人と●×◎■の?って聞くようなものだぞ。
黒猫:ど、どこが同じなんだ。というか伏字でわからんし。
夢宮:まあでも、いつからが恋だったとか、どうでもいいと思わないか? たまに言うやついるでしょ、付き合ったときはじつはまだ好きじゃなかった、とか。やかましいって思うよ。「好き」って言って付き合いだしたんだろ? だったらその時点で好きでいいじゃないかって。少なくともやがて好きになる覚悟がないんだったら言うなって話だ。で、やがて好きになる覚悟があって言った「好き」ならそのとき「好き」で誰が困るんだ? それをそのときはまだとか言うのってただのそいつのエゴだよね。
黒猫:ああ…毒舌が始まった……話題を変えよう。森の過去作がいまいろいろと各社でフェアの最中のようなので駆け足で紹介しておこう。
夢宮:そうだな。まず、講談社文庫夏ミスフェアに『ホテルモーリスの危険なおもてなし』が入っているそうだ。

ホテルモーリスの危険なおもてなし (講談社文庫)/講談社

¥734
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黒猫:たしかフェアをやっている本屋さんで一冊飼うとブルーナのうちわしおりがその場でもらえるはず。付き人が欲しがっていた。
夢宮:ほう。俺一個もってるからそれで付き人を釣ってみるか。
黒猫:やめろ。彼女は魚じゃないぞ。
夢宮:魚じゃなくて人魚か。やばい、想像したらすごい似合いそう。
黒猫:想像するな! 
夢宮:想像は自由だろ。
黒猫:自由じゃない!
夢宮:それからKADOKAWAでは電子版カドフェスに単行本『花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察』
花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察/KADOKAWA/角川書店

¥1,728
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が入っていて、25日まで安くで飼えます。http://ebook.kadokawa.co.jp/kadofes/
黒猫:もうすぐだな。
夢宮:これも付き人にプレゼントしよう。
黒猫:ちょっと待った…! さっきから聞いてれば、何だ君は。月子嬢に言うぞ。
夢宮:え、なんで? 「奥手な僕ちゃんがからかわれたよ~」っていうのか? ちょっとかっこわるいぞ。
黒猫:そんなこと言うか。だいたい人の……。
夢宮:「人の」何だ? ん? 「人の恋人に何をする気だ」って言おうとした?
黒猫:……何も言ってないだろう。まあいい。今回だけは月子嬢には言わないでおいてやろう。なぜなら──すぐ後ろにいるから。
夢宮:え!! 嘘だろ? どこ! どこ! 
黒猫:慌てすぎだ。ちょっとスカっとしたところで本日の活字ラジオはこれまで。
夢宮:だましたのか! よし、絶対今回の『俗』の特典PDFを付き人に送ってやろう。俺が黒猫にまたもおんぶされたことを悔しがらせてやるのだ。
黒猫:……それなんかベクトルが間違ってないか?
夢宮:(無視)それでは皆さんごきげんよう。
黒猫:彼女それ悔しがるかな……悔しがってくれるのかな(まだ言ってる)…ちょっと聞いてる?
あっ(マイク切ってなかったことに気づく)失礼、最後になりましたが。8月の終わり頃からはハヤカワさんの100冊フェアもありますね。さて今年は黒猫シリーズは何か選ばれているのか? お楽しみに。来月の活字ラジオでは10月の文庫の話なんかもちらっとさせていただきます。お楽しみに。
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塩の輪、僕はいかにも君がきらいだ

生まれてきては涙を流し、おしっこをし
白い血を飲んでは新たにたくわえる
僕たちはみんなそうやって塩をめぐらす
たった数カ月、たった数日で終わった命でさえもそれは変わらない
みんなみんな塩を作ってはながし作ってはながし
そうしてまた塩の輪ができる

遠いあの日、同じ日に失われた命も
今日という日に、静かに消えた命も
塩と引き換えに毎日きょろきょろと首を動かし
瞳をくるりくるりと回し
日の眩しさに笑い、夜の冷たさに唇を固くした
そうしてまた塩の輪ができた

そんなあれこれを考えるからか
それとも残された者の瞳からいま出て行こうとしている塩を思うからか
僕の瞳からもやはり同じようにまた塩が出ていく
何か飲まなければ
からからに乾いてしまうよ
けれどこのからからは君の出て行ったからからで
いっそからからのままならば何も失わないのにと
塩の輪から逃げたくなる

もうこんな思いはしたくない
もうこんな思いはしたくないと
机の下の子どものように思うから
ずっとこのからからと一緒にいたいと願ってしまう
けれど僕たちは強さという弱さのために
きっとそのままではいられなくて
また結局、白い血を口にふくんではゴクリふくんではゴクリ
そうしてまた塩の輪ができる

ときどきは礼を言う
塩の輪、ありがとう

けれどやっぱり塩の輪、おまえがきらいだ
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飼い主を捜しています。

今回探しているのは、『偽恋愛小説家』の続編、もとい、俗編。
『俗・偽恋愛小説家』です。8月5日より全国発売中。
装画は平沢下戸さん、装丁は川谷康久(川谷デザイン)さん。
白地に金文字が効いています。裏面には、さまざまなコスプレをする夢センセと月子嬢の姿も!!



以下はあらすじ。

「白雪姫」「ラプンツェル」「かえるの王さま」「くるみ割り人形」
――誰もが知っている、おとぎ話に隠された、
恋物語と事件の≪真相≫を
“偽"恋愛小説家&駆け出し編集者コンビが読み解く
連作恋愛ミステリ第2弾。

恋愛小説家・夢宮宇多は、
デビュー作『彼女』が話題となり次回作が待ち望まれていた。
ところが、担当編集者の月子が催促をするものの、
夢宮は次回作の『月と涙』の原稿の続きを、書いてくる気配がない。
そのうえ、「夢宮が女性と仲良く歩いていた」という話を、
月子は同僚から聞いてしまう。

現実とリンクする夢宮の次回作のラストで、
主人公の青年は「月」と「涙」どちらを恋の相手に選ぶのか……?

続きが気になりながらも、月子はヤケを起こし、お見合いを引き受ける。
その相手は子供の頃に憧れていた人だった。

◆第1話「白雪姫に捧ぐ果実」
豪華客船【スノーホワイト】で、
スキャンダルの最中の美人女優が突然死してしまう。

◆第2話「ラプンツェルの涙」
ラプンツェルの魔女さながらに、
歌姫を大切に育ててきた演歌歌手の女。
歌姫の裏切りに、女の愛憎は……。

◆第3話「カエルの覚悟と純愛と」
大物恋愛小説家の屋敷に招かれた、月子。
カエルを偏愛する作家は、胸の奥底に隠している【秘密】があった。

◆第4話「くるみ割り人形と旅立つ」
夢宮の元想い人・涙子が誘拐された!?
夢宮と一緒に、彼女を救出しようと奔走する月子だが――。

謎解き、童話解釈、恋愛要素、すべてにおいて前作より俗…じゃなくゾクッとさせる
つもりで臨みました。
お楽しみいただければ幸いです。

さて、そして!!!

今回の特典も帯ソデのQRコードからダウンロードできます!

今回の特典は、

特典短編、黒猫&夢センセ二人旅京都篇
「ウラシマと呼ばれた男」


前回は黒猫が夢センセをおんぶしてダッシュする貴重シーンがありましたが、
さてさて今回はどうでしょうね? 
お楽しみに。


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