群衆コラム

耳目を惹きつけて止まない話題の数々。
僭越ながらお届けいたします。





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ひさしぶりに英語の文章を訳す作業をした。

これは人に話さなければならないので、

あまりいいかげんにやるわけにもいかない。



依頼を受けたとき依頼主は

「google翻訳を使えばいいですから大丈夫」

と言ったのでそれを真に受けたのだが、

残念ながらgoogle翻訳は

まだそれほど賢くなかった。

結局、自分で英語を訳すことになった。



書いてある英語が比較的易しかったのかもしれない。

学生時代よりは早く訳せている気がした。

それは間違いないと思うが、

早くなった理由は、

わたしの能力が伸びたからではなさそうだ、

とも思った。



まずは辞書。

うちには拾ったものだが一応電子辞書がある。

この辞書が捨てられた原因はおそらく

新しい辞書が来たからだろう。

つまりこの辞書はいま売られている辞書に比べて

機能が少なく画面がきれいでない。

それでも辞書としての機能は十分にもっている。

紙の辞書を引くよりはるかに早く目的の語にたどり着ける。

わたしには捨てられた辞書で十分である。



もうひとつの理由は、

わたしの性格が学生のときより

いい加減になったことだろう。

わからないところは即座にとばす。

わかるところもだいたいわかる程度の理解で、

細かく読んだらきっと意味を取り違えていることだろう。

それでもいいや、だって英語なんだから。

というのが現在のわたしの考え方であるため、

あまり悩む時間が生まれないのである。



こうして取り組んだ英語の翻訳は

期日までにぜんぶできず、

しかたがないあやまろうと開き直った本番当日、

Skypeの調子が悪くて会議が流れるという幸運にあった。

いい加減ではないはずのコンピュータがこれである。

学生のころより

いい加減でもなんとかなる世の中になったと思う。

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とある方面から

来週キャンプをやりますがいかがですかと

お誘いをいただいた。

場所は千葉県。

ここは長野県。

そんなに遠くまでキャンプに行ったことなんて

ないよなあと思ったのは一瞬で、

いや、あったあったと思いなおした。



千葉ではないが、小田原まで行ったことがある。

わたし以外はみな東京の人で、

たしか小田原の駅で10時に待ち合わせるはずだった。

そこからさらに電車に乗って

キャンプ場に行かねばならなかったのだが、

その場所を知っている人がひとりだけだったので

みんなで集まって行かざるをえなかったのである。



それなのに、わたしは待ち合わせに大幅に遅れた。

高速道路が渋滞したからなのだが、

遅刻は遅刻。

じゃあみんなに連絡をしようと思ったときに、

はじめて携帯がないことに気がついた。

うっかり忘れてきてしまった。

少し焦ったが、現地に行けばなんとかなるだろう、

キャンプ場なんてそうたくさんあるもんじゃないし、

と動かぬバスの中で開き直った。



当たり前だが、待ち合わせ場所にはだれもいなかった。

最寄り駅は、うろ覚えだった。

その情報も携帯電話に入っていたから、

しっかり見ていなかったのである。

しかたがないので、

たぶんこの駅、という駅を目指した。



着いてみたら、無人駅だった。

駅員さんにキャンプ場の場所をきこうと思っていたのに、

あてが外れて途方に暮れていると、

1台の車がやってきた。

レンタカーだった。

そこにキャンプ仲間が乗っていた。

まるでわたしがこの時間に来るのがわかっていたかのように

車が現れたので、

「なんでわかったの?」ときいたら、

「なんでここにいるの?」と言われた。



仲間たちは時間をすっぽかし連絡もよこさなかったわたしを

とっくにあきらめていたのだった。

じゃあなんで駅に来たのかというと、

道に迷ってUターンしようと思ったのだという。

そしたら、わたしがいて相当おどろいたらしい。

じつは携帯をうちに忘れてきましてと白状すると、

さらに驚いていた。



今度のキャンプに参加するかどうかはまだ決めていない。

行くならば、携帯だけは忘れないようにしたいところだが、

携帯忘れてなんとかたどり着くドキドキもまた捨てがたい。

狙ってできる経験ではないから、

あの小田原キャンプは貴重だった。

いま思えば、そうだ。


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海外用に買ったスマホがある。

どうせ海外に行く時だけだからと

スペックも値段も

ずいぶん控えめなものを選んだ。



simフリーの端末なので

どんなsimカードを入れても

使えるはずのものだった。

ところが、今年の6月にタイに行ったとき

現地のsimカードが受け付けられなかった。

おかしい。

なにが起こったのだろうと

あの手この手で調べた結果、

いつのまにかsimフリーでなくなっていたことがわかった。

どうやらOSをアップデートしたときに

ふたたびsimロックがかかってしまったらしい。

端末によってはそういうことが起きるのだそうだ。

まあ要するに出どころの怪しい代物であったわけだ。



こうしてこの端末は

Wifiの電波を拾ってのみ使えるものになったのだが、

それがわたし自身、ひどくショックだったようで

自分でもびっくりするくらい落ち込んだ。

ちょうど新しく

simカードを購入しようと思った矢先のことではあったけれど、

こんなに落ち込むのは予想外だった。



この落ち込みから脱出するべく、

お値段控えめなのにスペックは素晴らしいという

夢のような別の端末を購入し

現在はそれを運用している。

この端末は期待以上の働きをしてくれていて、

なんの不満もない。

はずなのに、この満たされない感じはなんだろう

と思う時がある。



この感情の源流を探っていくと、

どうも自分はあの低スペックなのに

おそろしくきびきび動く小さな端末が

いつのまにか好きになってしまっていたらしいことに

気づくのである。

メモリがいつあふれるかと

どぎまぎしながら使うあの端末を

かわいがっていた、と言ってもいい。

たぶんそういうことだと思う。



愛着は性能を超える。

いや、愛着も性能のうちか。

こんなすごいものをつくった

SONYに拍手を贈りたい。

まんまと、やられましたよ。



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なんとなしにラジオを聞いていたら、

遺産相続の話をしていた。



たいがいの人は

①うちは家族の仲がいいから大丈夫

②うちには分けるような財産はありません

以上ふたつの理由のどちらかにより

うちには相続の問題がない、という結論に至る。

ところが実際はそんなことないそうで、

人間、もらえるかもしれないと思うと

ほしくなるものらしい。

分けるお金はなくても、

家などの分けるのがむずかしいものが残っている場合もある。

こうしてうちだけには縁がないと思っていた相続問題が勃発し、

終わった後にこじれた人間関係が残る

というのもめずらしい話ではないようなのである。

ちなみに、わたし自身も

相続問題とは無縁と思い込んでいる一人であった。



この話を聞いた後で

2年くらい前の年末に高校の時の同級生が

遺産相続について熱く語っていたことを思い出した。

あまり内容は覚えていないが、

とにかく面倒くさかったと語っていたことだけは覚えている。



「最後にひとつだけ、これだけは伝えたいことありませんか」

と司会役のアナウンサーに聞かれた今日の講師の人は

「ファイナンシャルプランナーの3級を受けることをお勧めします。

生きていく上で必要なお金のことがぜんぶ入っています」

というようなことを言った。



生きていく上で必要なお金のことねぇ。

できるだけお金を使わずに生きていけたらいいと

そんなことばかり考えてきたけれど、

そう簡単にお金との縁は切れそうもない。

お金と縁を切るときは

俗世と縁を切るときのようにも思われる。

そんな日が来る気配は今のところない。

ちょっと本くらい読んでみようかな、と

心の弱いわたしは思った。

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オーストラリアの人がうちに泊まっていた。

とてもめずらしいタイプの人だった。



まず、うちに滞在する約束をとりつける過程で

電話番号など直接連絡がとれる手段を

求めてこなかった。

後からわかったことだが、

この人はsimカードの契約をせずに

旅行をしているのだった。

ちなみに母国でもsimカードのついているものを

もっていないそうなので、

スマホどころか携帯ももっていないことになる。

ポケモンGOなどどこ吹く風なのである。



つぎに、この人の送ってくるメールが特異だった。

英語のなかに漢字の単語がまざっている。

ときには英語の日本語訳がついてくる。

あまり熟れていない文章だった。

この謎も本人と会って解けた。

つまり日本語を独学しているのだが、

その方法がおもしろい。

文法でも単語でもなく、

漢字を優先して勉強している。

普通一番敬遠されるところから

登ってきているのである。

ちなみに仮名はすでに読めている。



その登り方も、本を読むのではなく、

学校に通うでもなく、

おもに使うのはインターネットの辞書。

これを利用しつつ、

自分で漢字単語の検索サイトを作成し、

そこに収拾した漢字を登録していくのである。

だから読めるし意味もわかるのだが、

手で書くことはできないのだという。

しかし、彼の日本語のタイピングは

下手な日本人のそれよりもよっぽど早かった。



ぼくは文法がよくわからないけれど、

単語でなんとかコミュニケーションがとれる

と言っていた。

これは英語で言い、そのあとで

「カタコト」と日本語で付け足した。



なんでそんなに日本語勉強するのか、

理由はわからないそうだ。

ただおもしろいのは間違いないのだそうで、

一時期ドイツ語をやっていたときに

日本語ロスが訪れて

日本語の勉強に戻ったことがあるくらいなのである。



とにかく続けることが大事だと

彼は言った。

また彼と会う機会があったなら、

そのときにはもう

わたしは英語で話しかけられないだろう。

続けられる方法を見つけた人の放つ可能性は

力強く変化する未来を想像させる。



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