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停電 - 困った南アフリカの電力事情

2010-05-04 18:15:34
テーマ:ヨハネス生活 びっくり出来事
虹お知らせでは地域の送電設備交換の為、8時から3時まで二日間の停電得意げあせる

音譜昨日と同様、暗いうちからお洗濯ニコニコ音譜
ラブラブ8時になっても電気が来ている~ラブラブ

でもよかった~と喜んでいていいのかナニコニコはてなマーク
設備交換はどうなったの目!?

数ヶ月前には請求書を転送する筈の大家さんのミス(?)で突然電源カット叫び
薄暗い家の中で呆然ガーン
支払おうにも請求書は無く、直ぐに家を出ても銀行閉まっちゃう~
車で電源をカットして歩いているシティパワーの職員に泣きつくとしょぼんむかっ

明日支払っても早くても電力復帰の職員がこの地域に回ってくるのは早くても二週間後
そんなこと! ここはアフリカ「ぜったいあり得ること」
結局、500ランドの賄賂で解決むっむかっ

彼がその日にカットして歩く予定のリストにはまだまだ沢山のアドレス…
賄賂でいったいどの位稼いでるの~

このところニュースでよく取り上げられる南アフリカの電力事情は…ニコニコはてなマーク

南アの電力供給は、国営電力公社エスコムが一手に握っています。
アパルトヘイト時代には豊富な石炭による安価な電力供給が可能だった為
国外にまで電力供給事業を拡大、でも1994年の民主化後は15年間にわたり
発電能力拡大のインフラ整備を行わずに来ているそうです。

さらに新しい政府は「全ての黒人に電気供給を」というスローガンの下、
配電インフラを整備、電力需要は急拡大しました、
2000年代に入っての経済成長で更に電力需給は拡大、
その間には白人技術者の頭脳流出、技術者不足の現在に至っています

昨年2009年7月には12%~31.3%の値上げが実施されています。
エスコムは今後3年間に渡って毎年35%の値上げを要求、
その要求が通り6月に電力料金が再度値上げされる予定です

どうしてこんなに急激な値上げなのしょぼんはてなマーク

南アは地下資源の豊富な国です。
1884年に大規模な金鉱脈が発見され1970年には年間1000トンに上った生産量
でも1994年の民主化以降、急激なコストの上昇、
金価格低迷で生産が急激に減少、
2007年には生産量でトップの座を中国に明け渡して、
現在はオーストラリア、米国に次ぐ第4位だそうです。

南アの金鉱山は平均で2700メートル、最深部分は
アングロ・ゴールド・アシャンティ社(世界第3位の生産規模)の鉱区で
3900メートルに達しているそうです。

この深さでは地圧、地熱ともに高く、地熱は55度にもなるそうです。
その為もあって冷却装置の技術では南ア鉱山業界は世界のトップレベル、
地上から砕いた氷を送り込む方法で、毎分数トン規模を送り込み、
融けた水はポンプでくみ出します。

鉱山の使用電力の50%はこの冷却用に使用、
電力事情は鉱山会社にとっての重要なライフラインの一つだそうです。

二年前の2008年には南アでは電力危機が起りました。
エスコムではその年、不測の大雨が降った際の管理が不備で在庫の燃料炭が使い物にならないという事態が発生、
それがそのまま発電能力の低下につながったそうです。 
政府は過去の歴史で、不利益を被っていた黒人への償いを前面に出す政策「BEE(Black Economic Empowerment)」をとっています。エスコムは燃料炭調達をBEEの下、多数の中小黒人経営業者に分散していて、急な需要を満たすことが出来ず、発電能力が22%低下、鉱山業界にも使用抑制が要請されて生産が止まるという事態にまでになったそうです。

その後、中国やインドなど新興国投資国から南アへの資金が流入、
エスコムは電力需要拡大への対応に迫られ、
老朽化した設備の更新を目的にしたこの度の電力料金の引き上げとなっているようです。

それにしても3年間に渡って毎年35%の値上げって…ショック!!?


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