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ヒデキ

テーマ:観劇 posted by milkcoffee2009 2010年03月21日 00時54分54秒

脚本 山藤衛史

演出 Z.ism

出演 加藤寛子、宮田奈美、柴田伊織、段林慎平、木村理沙、

    廣田千明、やたりょうた、田口学、橋本太輔


ヒューマンアカデミー大阪校 B1ホール 20日18:00開演

自由席(4列目)。


あらすじ

私の仕事は・・・・、一応ブライダル関係。
とは言っても司会者でもなく、アドバイザーでもなく、

介添人でもなく、カラーコーディネーターでもない。
私の仕事は「結婚披露宴の代理出席人」。

今日の依頼設定は新婦の中学時代からの友達。

代理出席の王道設定。
いつも通り一仕事こなすか。


と、思いきや!
高砂にて新婦の横に居座っている男は・・・・、ヒデキっ!

私の彼氏、ヒデキじゃないの!

私の頭は完全にパニック!

それを知った司会者もパニック!

関係ないのにウエイターまでパニック!


落ち着け私・・・・。

どうした私!

どういうことだヒデキっ!!








総合学園ヒューマンアカデミー大阪校
週末集中 声優・タレント・俳優講座 4月生 修了公演、「ヒデキ」。




大分前から公演のことは知っていたが、迷っていた公演。

というのもその時には仮チラシしか手元に無く、

(あっ、本チラシもらうの忘れた)

出演者も分からないし、チケット代も前売り500円、当日700円。

妙に引っかかってました。

でも、この前の日曜日だったと記憶してますが、

出演者の中にZ systemの役者さんが出るということが分かり、

少しばかり気になっていた劇団なので、

その劇団の役者さんが出るのと、

本作品はその劇団で一度やったことのある作品ということで、

(ここの部分がウエイト大)

足を運ぶことに決定!(^o^)


まぁ、早い話がたまたま出演者のやたりょうたさんのブログを

見つけたのが大きい訳です。(^_^;)


先月に観た、「雨と夢のあとに」と同じ会場ってことで

今回は迷わずに行けたのですが、

地上に上がってから、前回のような案内の人も立っていなければ、

会場の入ってある建物にも、

地下に降りるまで、”ホンマにあるのか?”と不安・・・・。

同じヒューマンアカデミーの催しなのに、

えらく力の入れようが違うなぁ、という印象。


受付では、皆さん、スーツ姿。

マジで披露宴をするのか、と焦るおっさん一人。

(私のことです)\(◎o◎)/!

とりあえず受付を済ませて、いったん外に出て、一服。

開場5分くらい間に下に降りたのですが、

お客さんがいない・・・・。

どうなるんだろうと不安で一杯でしたが、

どうやら、私が利用していた道(?通路?)は

どちらかと言えば、「裏」にあたるんですかね。(^_^;)

開場時間になったら、「表」にあたるほうから

人が数名入ってきたので、安心しました。

でも、最終的には空席が出来ていたのが残念。

「雨と夢のあとに」の時は満席だったんですよね。


その時はおそらく親とか友達とか多かったんだと思います。

で、今回もそうなるんだろうと思って、

一般客である私はあえて端の席に座ったんですよね。

親や友達たちに観やすい席で見てもらったほうが

出演者の方達には良いだろうと。

なのに、ね。(-_-;)


開演まで何もすることなく、ボ~っとしていたら、

見覚えのある顔が。

\(◎o◎)/!

この公演、どこで知り得たのか思い出せませんが、

協力にリリパの谷川未佳さんが入ってるんですよね。

で、運が良ければ会えるかと期待してたんですが、

(声を掛ける訳ではないですが)

な、なんとセツナの坂口ゆいさんが!!

しかも前の席に!

一気にテンションはマックス!\(◎o◎)/!

(全然公演内容と関係の無いこと書いてますが、ご容赦を)







・・・・、脱線するのはここまでにしましょうね。(^_^;)

何、書くか私自身、制御できないかも、ですね。

自制、自制、自省。


本題に戻りましょう。


Z systemの役者さんが出ているからと言っても、

出演者の皆さん、全て初見。

お話も内容、知らないので、ドキドキ。

真ん前のキレ可愛い坂口ゆいさんにもドキドキ。(こらっ!)(^_^;)


結婚式場内のとあるパウダールームに3人の女性。

新婦の友人ということらしいが、実は代理出席者の3人。

化粧直しを兼ねてのボロを出さない為の打ち合わせ中。

しかし、3人のうちの一人・ハルナ(廣田千明)は

今回は初仕事とあって、緊張。


一方、スタッフ達の部屋では

披露宴の司会者・鈴木(やたりょうた)と

現場責任者・武藤(田口学)、春島(柴田伊織)が打ち合わせ中。

(実はこの司会者。代理出席者の3人とは同じ会社の人)

当然そこには、配膳係(多分、こうは呼ばないんでしょうね)の

人達もいる訳。


代理出席者のうちの一人、

マイ(加藤寛子)はこの式場にやってくるのは3度目。

そんな訳で、配膳係の平井(段林慎平)と西本(橋本太輔)には

顔を覚えられてしまっていて、しかも二人に気にいられてしまっていた。

マイのテーブル担当だった平井は

西本のたっての願いで担当テーブルを交代することに同意したが・・・・。


結婚式を終え、再び同じパウダールームにやってきた3人だったが、

マイが新郎・秀示(しゅうじ)が自分の婚約者・秀示(ヒデキ)に

似ていると言い出した。

ヒデキの写真をみると確かに似てる。

だが、ヒデキは今、海外に出張中のはず。

そんな中、3人のうちの一人・エイコ(宮田奈美)が

チャペルの裏で新郎・新婦が言い争っている姿を目撃したと告げる。


披露宴が始まり、1度目の御色直し。

三度、3人はパウダールームに。

今度は新郎の友人代表はヒデキの兄で、

新郎の会社の上司はヒデキの両親だと言い出した。

マイはヒデキの家にご挨拶に行っているから間違うはずがない。

動転するマイだったが、3人で話の整理をすると・・・・

結婚詐欺としか思えない状況だった。


その話を聞いたスタッフ達の協力のもと、

2度目の御色直しの時にマイは新婦・柴田麗(木村理沙)と会うことに。

全てを話すマイだったが、

しあわせの絶頂にいる柴田麗には簡単には届かなかった。


はたして、この披露宴はどうなるのだろうか・・・・。


まぁ、こんな感じ。



ぶっちゃけ書くとストーリー自体には盛り上がりに欠けるものがあった。

もう少しテンポよく進めば良かったのかもしれない。

それに劇中、何度か頭の中がクエスチョンだらけになるシーンもあった。


まずは平井と西本が弁護士を目指しているということだが、

突然に「刑法第何条~~」というシーンはいきなり過ぎる。

というか、シーンの持って行き方が逆だった。

このシーンのあとで、二人が弁護士を目指しているということが

セリフで語られていたから。

二人は弁護士を目指している配膳係ということを見せておいて、

「刑法第何条~~」というシーンを持ってこないといけない。


他には、しゅうじの上司がヒデキの両親というところだが、

最初はこの説明だったのに、

最後のほうではしゅうじの両親がヒデキの上司に変わっていた。

まぁ、これはセリフの言い間違いかもしれないし、

私の聞き間違いかもしれないが、

もし台本上、ホントに途中でこう入れ替わっているとしたら、

見直して欲しい。

実際の登場しない人物についてはセリフからでしか、

位置関係を把握できないわけで。

実際に登場する人物については、

頭の中にイメージ(役者の顔のね)が容易に出来上がるが、

登場しない人物についてはセリフが命。


後、これは初舞台でしょうから仕方のないことかもしれないが、

カミカミ。



なんてキツイことを書きましたが、

今一つな盛り上がりな展開にも関わらず、気持ちは離れることなく、

睡魔に襲われることなく観劇出来た。

前半は声にこそならなかったが、クスクスと笑えるところが一杯。

後半はマイと柴田麗のシーンが見所。

しかもホロっと泣ける。

(ようにはなっている。私はちょっとウルッと)

ラストはアカペラ(ボイスパーカッション?入り)で一曲披露。

歌った曲は古いものの、マイと柴田麗の声は澄んでいて、

(くたばっちまえ、アーメン、です)

ボイスパーカッションが意外にもハマっていたので、グッド!(^o^)


それと目の配り方を忘れてなかったのが良かった。(^o^)

パウダールームでは客席側が鏡の中という見立て。

ラストの披露宴会場では

そのまま客席側が列席者側という見立て。

(この時は客席の後ろに新郎がいるという見立てになる)

ちゃんと見えないものを意識した目の配りは

そのまま見せいるこっちにも伝わってきますからね。

空間の広がり、奥行、

見えないものをこっち側に想像だけど、見せてくれてました。



代理出席者のマイ、エイコ、ハルナ。

冒頭のあのシーンはインパクト抜群。(^o^)

映像としてテレビなんかで見る分には何とも思いませんが、

生で見ると私なんかはドキッとします。

今の若い子たちはさらっとやっちゃうんですかね、ああいうの。


マイ役の加藤寛子さん。

やはり柴田麗とのシーンが印象に残る。

それまでが結構落ち着いた感じの演技だったし、

しゅうじがヒデキ?ではないのかと動揺し出したあたりも

思いのほか静かだった分、

(そう私には見えました)

二人のシーン(柴田麗とのシーンね)でのマイの言葉に

説得力がありましたね。(^o^)

ラストの「おりゃぁ!」の声が良い声してました。


エイコ役の宮田奈美さん、ハルナ役の廣田千明さん。

個人的にはもっと大きく動いても良かった気がします。

(まったくもって、個人的願望ですね)

エイコはそこそこに前に出てくるシーンがあったと思いますが、

ハルナはそれ程でもなかったですね。

多分、役的にそういうポジションだったと思いますが、

この人数だともっと前に出てきて欲しかったですね。

(こちらは全くもって脚本への願望ですね)


春島役の柴田伊織さん。

個人的には一番声が良かったです。

良かったというより、ああ良い感じの声が好きです。(^o^)

結婚詐欺かもしれないという状況の中で

警察に通報するか否かを決断するシーンが印象深かったです。


武藤役の田口学さん。

前半の鈴木とのやり取りのシーンはちょこちょこ笑わしてもらったのに、

後半になるとそう前に出てくるシーンがなくて残念。

(こちらも脚本上なんでしょうけどね)

でも舞台上での独特の存在感は良かったですね。

普段からそうなんでしょうかね?

ちょっと気になるところです。(^_^;)


平井役の段林慎平さん、西本役の橋本太輔さん。

かなり似た役のポジションでしたが、

その中でもキチンと個性を見せてくれました。(^o^)

かたや本音を隠しつつも出していく平井と

かたや全開で本音を見せていく西本。

二人の絡むシーンが一番笑えました。(^o^)


鈴木役のやたりょうたさん。

チケット、取り置きして下さいまして、ありがとうございます。m(_ _)m

てっきり披露宴中のドタバタを見せてくれると思っていたのですが、

披露宴中は中でも会場の外だったんですね。

予想外でしたが、楽しめました。(^o^)

保険料の支払いと納税の義務はどう吹っ切れたのでしょう?

払わないってこと?(^_^;)


柴田麗役の木村理沙さん。

登場は全体の4分の1くらいで少なかったですが、

それだけにマイとのシーンは印象に残ります。(^o^)

でも、このシーンでベール被ったままだったのが勿体ない。

(あれをベールと言うのかは疑問)

ちょっと表情が見え辛い・・・・。

ベールがないほうがもっと柴田麗の気持ちが伝わったかと。

(これは演出への要望ですが)



映像を使ったり、歌があったり、

客席中央にはバージンロードをあったり、

ラストにはちょっと客席までまきこんだり、

(ちょっとニュアンスが違うだろうけど)

そこそこに楽しめました。


そこそこってのが、カミがなければ、楽しめたと言い切れるのですが。(^_^;)

初舞台、初日だからと割り切るしかないのか思います。

でも明日は良くなってます、必ず。

少し肩の力、抜けましたよね。


楽日、ラスト2回。

お時間ある方は足を運んで下さい。





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