2010~2016年の勝訴判決

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ー自保ジャーナル2016.8.25に

意識障害が確認できず、

画像所見を見いだせなくとも、

19歳男子大学生の右不全まひ・感覚障害・視覚障害・高次脳機能障害は

頭部外傷によるものとして、

障害第7級認定した

大阪高裁判決が載っています。

 

ー2016.3.24判決 平成26年(ネ)第3244号事件です。確定

 

ー本件事故後の意識障害が確認できず、

画像診断で有意な所見を見いだすことができないとしても、

それらを絶対視して「高次脳機能障害」の存在を否定することは相当でない、との判示

 

ー高次脳機能障害とは、脳損傷による精神障害のひとつです。

脳損傷によるまひ(運動障害)・感覚障害・視覚障害が「身体性機能障害」、

身体障害に対し、精神障害の「高次脳機能障害」という整理が必要です。

 

ーしつこいようですが、裁判所も自賠責も間違えているので、

強調しておきますね。

 

身体・精神の別

脳損傷によって起きる障害

脳損傷

→それによって起きるのが

身体性機能障害

運動障害

感覚障害

神経因性膀胱

脳神経まひ

器質性精神障害

てんかん

高次脳機能障害

 

ー2010年に東京高裁勝訴判決

2011平成23年に、損害保険料率算出機構が

東京高裁判決を打ち消すための不当な報告書

 

ー上記2016年大阪高裁判決

この間、和解はあったでしょうが、

勝訴判決があったかどうか。

ー機構と裁判所の罪は、重い。

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概念が混乱した判決

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ー昨年3/14の判決――判例時報29.1.21号より

 

ーいつものように混乱していて、
MTBIによる高次脳機能障害のみになっています。
TBIとMTBIの関係、TBIと身体性機能障害・高次脳機能障害の関係がでたらめ。

 

ー業務中の交通事故で、労災では2012年に
脳損傷による高次脳機能障害第12級とされています。
ー2013年の厚生労働省通知の前だったので、認めたようです。

 

ー自賠責の裁判は、受傷後意識障害の証拠がないとして認めず、
神経因性膀胱も認めず、
脳損傷なら両側の嗅覚(きゅうかく)が失われているはずとして、因果関係を否定しました。

 

ーこれらの判示は全く不当で、
特に嗅覚など脳神経まひは片側に出ることも多い。

 

ーこの裁判長 都築民枝氏は、判決のときに退官し、そのあと
何と労働保険審査会の委員になっています。
ああここにも、特権階級の仕業か。

 

ー友の会では、千葉地裁2件、東京地裁2件などの裁判に取り組んでいます。
概念を整理し、医学的にも反論します。

 

ーたとえば、脳神経まひが多発しますが、
前頭筋が作動しているなら、脳幹部損傷ではなく、核上性のまひです。


上記の不当判決などは、患者の病気がないことにしてしまっており、
これでは、全く浮かばれません。
ー特に、ほとんどのかたは受傷後に意識障害が発生しましたが、
これを立証しろ、というのはちょっと違うのでは。

 

ー加害者に、意識障害がなかった事の立証責任があるんじゃないかな。
ちょっとぼやきです。

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海外派兵、戦争法をやめよう

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 ー防衛省に情報公開請求して開示された「平成27年度防衛医学先端研究課題別研究年度報告書」に「国際貢献が本来任務となった自衛隊」と書かれています。海外派兵が「本来任務」というのは、とんでもないことです。

 ー日本は韓国や中国などを侵略した歴史を二度と繰り返さないため、戦争を放棄しました。私は憲法第9条を守るべきで、軍隊をもつべきでないと思いますが、海外派兵は明らかに憲法違反です。

 ー防衛省の報告書に「イラクやアフガニスタンでは爆傷で米軍兵士に二万人以上の死傷者が出ている」から、脳損傷(頭部爆傷)を研究するというのですが、本末転倒です。

 ーそもそも海外派兵しなければ、自衛隊員が脳損傷にならないで済みます。

 

ー南スーダンから撤兵する機会に、海外派兵と戦争法をやめ、脳損傷を防止すべきです。

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