横浜も“得点王”前田獲り!G大阪と争奪戦(スポニチ)

 横浜が、磐田の日本代表FW前田遼一(28)の獲得に乗り出していることが24日、分かった。来季からチーム統括部長に就任することが決まっている下條佳明氏(55)が磐田と接触しており、近日中にも正式オファーを出す予定だ。

 横浜は今季リーグ戦で現在10位と低迷しているが、嘉悦社長代行は「引き分けが多く、勝ち切れない試合が多かった」と分析。大物OBの木村和司氏(51)を新監督に迎えて名門復活を目指す来季に向けて得点力アップを最重要課題として挙げている。

 その弱点克服のための戦力として現在得点ランクトップの20ゴールを量産する前田をリストアップした。獲得に成功すれば、今季ここまで13得点でJリーグの新人最多得点記録を更新した大卒新人FW渡辺との強力2トップが誕生する。高さ、強さ、決定力を備えた万能型2人のコンビは他チームの脅威となるはずだ。

 前田の獲得には既にG大阪が名乗りを上げている。磐田も絶対不可欠な戦力として慰留に努める方針で、今後は横浜を含め激しい争奪戦が繰り広げられることになる。



長谷川800万円増で一発サイン…横浜M(スポーツ報知)


 横浜MのMF長谷川アーリア(21)が24日、契約更改交渉に臨み、約800万円増の推定年俸1500万円で一発サインした。「すごく高く評価してくれた」と長谷川。クラブ関係者によると契約は複数年で、最大級の評価を下した模様だ。

 リーグ2試合を残しての契約更改はクラブでも異例中の異例。今季から移籍ルールが変更となるため、今季で契約が切れる選手を中心に早めに交渉を行っていく方針だ。25日にはMF兵藤の契約更改も予定されている。


「日産スタジアム」継続へ(スポーツ報知)

 日産自動車(横浜市)は25日、来年2月末で横浜市との契約が切れる「日産スタジアム」と付属の計3施設の命名権(ネーミングライツ)契約に関する市の公募に応募したことを明らかにした。

 市によると、24日の締め切りまでにほかに応募はなく、契約が正式に決まればスタジアムの名称は継続することになる。

 日産スタジアムは、J1・横浜Mの本拠地。日産は2005年、同スタジアムと同じ敷地内の競技場やプールの命名権を年4億7千万円の5年契約で購入したが、今年8月に経済情勢の悪化を理由に契約更新はしないと市に通告。市は2度の値下げで契約料を年1億5千万円程度にして再募集していた。

 日産自動車は「今の額なら応募できると判断した」と話している。

 市は今後、有識者らによる審査委員会などを経て契約交渉に入る。