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横浜連勝!松田負傷退場も小椋が穴埋めた(スポニチ)

 【横浜2―1川崎F】横浜をアクシデントが襲った。1―0の前半30分、3バックの真ん中に入っていたDF松田が突如ピッチに崩れ落ちた。「(腰が)抜けた」。持病の腰痛を発症。担架でピッチ外に運び出され、そのまま交代した。守備の要の離脱。それでも、横浜イレブンは慌てなかった。

 木村監督は松田の位置に中沢を回し、MF小椋を投入して3バックの左に入れた。小椋の本職はボランチ。DFでの出場は今季初だったが、鋭い読みで相手の攻撃の芽を摘んだ。2試合連続で先発から外れていただけに、小椋も「ここで結果を出せばチャンスだと思った。声を出してうまくやれたと思う」と笑顔で振り返った。

 後半42分に失点したものの、急造3バックは最後まで集中を切らさなかった。中沢は「まだ相手に押し込まれる時間が多い。(DF陣が引いて)カウンターを狙うのか、前から行くのか。もう1ランク上の試合をすれば、いいチームになる」とあえて苦言を呈したが、手応えの残る勝利となった。

 今季初の連勝で勝ち点は12。順位も11位から8位に浮上した。開幕から6試合連続で未勝利だったが、チーム状態はようやく上向き。腰痛の松田は次節欠場の方向だが、「この連勝で波に乗ると思う」と木村監督の表情は明るい。折しも市内では開港150周年を記念して「開国博Y150」が開催中。お祭りムードに乗り、横浜がここから巻き返しに打って出る。


横浜M 急造3バックで今季初連勝…J1第9節(スポーツ報知)

 ◆J1第9節 横浜M2―1川崎(2日・日産スタジアム) 横浜Mは2―1で川崎に勝ち、今季初の連勝。

 まさかのアクシデントだった。前半33分、相手FW矢島を止めにいったDF松田が顔をゆがめ、ピッチの外へ。腰痛でそのまま交代する事態となった。山瀬功の得点で1―0とリードしていたが、守備の要の離脱でホームの日産スタジアムは騒然。ベンチは今季初めて小椋をDFとして投入し、急造の3バックに踏み切った。

 バランスを崩せば、相手に流れが傾く可能性がある場面。だが、横浜Mの堅守は乱れなかった。試合前日に3ミリに頭を刈り込んだ小椋が「出番が回ってきてチャンスだと思った」と積極的な守備を披露。すると前半44分に快足FW坂田が日本代表DF寺田のマークを振り切り、右足で圧巻の2点目を決めた。試合終了間際に1点を返されたが、粘り強い守備で川崎の猛追をしのいだ。

 チームには逆風が吹く。MF河合、DF栗原ら主力が離脱中。正守護神の榎本も不調によりスタメン落ち。さらに松田も負傷した。しかし、22歳の若手GK飯倉がファインセーブを見せ、小椋もきっちり貢献。飯倉は「マツさんがいなくなってビックリしたけど、落ち着いてできた」と胸を張った。

 開幕4試合で9失点と崩壊していた守備もここ5試合で3失点と復調。攻守がかみ合い、今季初の連勝を飾った。日本代表DF中沢は「1点取られたのは残念。でも、なかなか試合に出れなかった(山瀬)功治と坂田が活躍したのはうれしかった」と振り返る。GWの5連戦で3勝をノルマに掲げたチームはすでに2勝。残り2連戦も勝ちきり、久しぶりの上位進出を目指す。


山瀬功&坂田弾で横浜今季初の連勝/J1(日刊スポーツ)

<J1:横浜2-1川崎F>◇第9節◇2日◇日産ス

 横浜はFW陣のコンビネーションで今季初の連勝を飾った。前半21分、DF金がクリアしたボールをFW山瀬功治(27)が胸で受け、すかさず右足でシュートを決めた。同44分には山瀬のパスを受け、FW坂田大輔(26)が飛び出してきたGKを浮き球で交わしてゴール。実績ある山瀬功、坂田だが、今季は開幕スタメンから外れるなど出場機会に恵まれずにきた。だが、2人の状態とともに、チームも上がってきた。

 木村監督は「(渡辺を含め)前線3人のコンビネーションができてきたので、前節と同じ形にした」と言うように、2試合続けて前線3人を固定し、狩野をボランチで起用した。山瀬功も「3人の流動的な動きはスムーズになってきたと思う」。開幕直後はナビスコ杯を含め6試合勝てなかったチームに、ようやく形が見えてきた。山瀬功が言う。「本来なら連勝して気を引き締めるところだが、今のチームは勢いに乗っていいと思う」。上位進出も狙える位置につけてきた。


横浜M、今季初連勝 坂田弾&山瀬功弾(サンスポ)

 J1第9節(2日、横浜M2-1川崎、日産スタジアム)“神奈川ダービー”は横浜Mの勝利。長く日本代表を離れている2人が復活ののろしを上げた。前半21分にFW山瀬功が先制点、同ロスタイムにはFW坂田がDF寺田&GK川島の日本代表勢をスピードでぶち抜いて今季2ゴール目。今季初の連勝を導き、「とにかく去年の分を取り返したい」(坂田)、「(3トップの一角として)動きがスムーズになってきた」(山瀬功)と笑顔を見せた。


横浜M、今季初の連勝…ベテランと若手かみ合う(読売新聞)

 横浜M2―1川崎(J1=2日)──横浜Mが今季初の連勝。ベテランと若手がかみ合ってきた。

 FW陣では10年目の山瀬功、9年目の坂田が得点を挙げ、MFでは23歳の狩野と兵藤が試合を作り、川崎司令塔の中村を抑えた。山瀬が「若い選手は、気分良くやらせてあげた方が力を発揮する。この勢いで行けばいい」と話すように、連勝でチームの一体感は高まりそうだ。


横浜M 今季初連勝!!(東京中日スポーツ)

 横浜Mの今季初の連勝はMF山瀬功、FW坂田の元代表組2人の意地が呼び込んだ。前半21分の先制点は、DF金のロングフィードに山瀬功が合わせた。川崎FのDF寺田と森に挟まれながら体をうまく使って右足でゴールにたたき込んだ。

 前半ロスタイムには坂田が魅せる。ドリブルとキープでDF寺田を鋭い切り返しでかわしてゴール。「気持ちよかった。スペースがあったし、あの形だと思った」と会心の笑みを浮かべた。

 昨季の坂田は1ゴールのみ。山瀬功もシーズン途中から負傷が続き、不本意な結果に終わった。今季も開幕当初はスタメンから外れていたが3トップの両翼として復活。山瀬功は「連勝したからといってそういう時ほど謙虚にいくものだけど、このまま勢いでいっちゃっていいのかも」と上機嫌。チームが勢いに乗るには最高の2人が結果を残した。


衝突してもプロの関係 横浜マ・山瀬功(朝日新聞)

(2日、横浜2―1川崎)

 「調子は開幕からずっといい」と横浜マの先取点を奪ったFW山瀬功は上機嫌。一方、木村監督は「やっと調子がでてきたみたいだな」と辛口だ。実は今季、プレーを巡り、2人は小さな衝突をしたことがある。

 言葉とは裏腹に、監督は山瀬功を7度先発させている。「そのとき一番いい選手を使う」が方針。日本代表級がそろっていた日産自動車(横浜マの前身)での現役時代、優遇されるスターの陰で、何度も悔しい思いをしてきた人だ。実力主義の信念は固い。

 山瀬功も若い頃にけがで苦しみ、活躍の場を求めて移籍を繰り返した選手。「監督とその後? 変わらないですよ。悩んだが、今は自分らしくいようという気持ちで開き直っている」

 得点は、味方が大きくクリアするのを予期して相手DFの背後へ走ったところから。その球を相手と競りながら胸でコントロール。右足で決めた。動き。シュート。ともに鋭かった。

 「僕は選手。プレーで認めてもらうしかない」と山瀬功。私情に甘えないプロ同士の関係に、すがすがしささえ覚える。
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