ぽやぽやエブリデイ

ドラクエ10などのWeb世界で、世知辛い世の中を憂い

それでいながら眠気には勝てない毎日を繰り返していきます。

ミソスープの具は豆腐とワカメ!!

特撮やアニメの歌が好きです。スライム状のものは嫌いです。


テーマ:

第13話 涙 前編 」の続きです。



注:この小説は18禁です。現実と空想の区別がつかない方にはおすすめしません。


バックナンバーは「こちら 」から!!



マインドスイーパー


……精神掃除士(患者の精神疾患を主とした自殺病治療の特殊能力を持つ医師の総称)




13.涙 後編



理緒は目を開いた。


あたり一面血まみれだった。


そうだ、私は。


さっきまた腕を切って。


血が段々となくなって、体が段々と冷たくなっていくのを感じながら、気持ちよく眠りについたんだった……。


でも、どうして……。


どうして私はまた、起きてしまったんだろう。


そこまで考えて、理緒は左腕の深い切り傷から流れる血液を、必死に止血しているジュリアの姿を見た。


ジュリアは、自分の着ている病院服を破り、理緒の腕を縛っていた。


「返事をして! あなたはまだ死んではいけないの、お願い返事をして!」


耳元で大声で怒鳴られ、顔をしかめる。


理緒は荒く息をつきながら、かすれた声を上げた。


「死なせて……」


「死なせない!」


ジュリアは大声でそれを打ち消すと、理緒の小さな体を抱え上げた。


「あなたは、絶対に死なせない!」


「ここ……現実ですか……? 夢ですか……?」


すぐに腕に巻かれた布キレは赤い血にまみれてきていた。


ジュリアは、彼女を守るように立っている他のマインドスイーパー達と目配せをすると、理緒のことを強く抱きしめた。


「私達が来たから、もう怖くないわ。大丈夫。早くこの悪夢から抜け出しましょう」


そこは、燃える建物の中だった。


病院の中だった。


理緒が現実か夢か区別がつかなかったのも無理はない。


彼女の病室と全く同じ景色。


しかし、窓の外の暗闇は、赤々と燃える、巨大なキャンプファイヤーのようなものに照らされていた。


豚の丸焼きのように、沢山の人間が足から吊るされて火にかけられている。


あたりには据えた悪臭が充満していた。


病室のいたるところも欠損して、燃えている。


「ドクター高畑は?」


ジュリアがヘッドセットのスイッチを入れて声を上げる。


ブツリ、という音がして大河内の声が返ってきた。


『ダイブにはあと二、三分ほどのイメージ構築の時間が必要だそうです。それまで、彼女を保護してください』


「何ですって……?」


絶句してジュリアが息を呑む。


彼女に、英語で他のマインドスイーパー達が口々に何かを言っている。


「……議論はあとでしましょう。とりあえず、ここを脱出します」


ジュリアはそれを手で払い、理緒を抱いたまま、病室から外に出た。


他のマインドスイーパー達も、ジュリアを囲むようにして部屋を出る。


そこで、ドルン、というチェーンソーの起動音が聞こえた。


ビクリとして振り返った全員の目に、暗い病室の廊下の向こう側に、ドクロのマスクを被った、大柄な男がゆらりと立っているのが見えた。


「いやあああああああああ!」


理緒が絶叫したのとほぼ同時に、ジュリアは無言で走り出した。


他のマインドスイーパー二人がしんがりを守るように立ち、壁に手をつける。


壁のコンクリートがぐんにゃりと変質して、刃渡り十八センチほどのナイフに変わった。


スカイフィッシュがチェーンソーを振りながら走り出す。


黒人の男性が、壁を殴った。


コンクリートが砕け、手首までが中に入り込む。


そこから彼は拳銃を掴み出すと、スカイフィッシュに向けて数発、発射した。


飛び上がったスカイフィッシュが、もんどりうって床に転がる。


深追いはせずに、全員病院の出口に向かって走り出した。


「もうやだ! もうやだよう!」


理緒が首を振って泣きじゃくる。


ジュリアは病院の出口に到達すると、ロビーに出たことを確認して足を止めた。


そして息を切らせながら理緒に言う。


「よく聞いて、片平さん。私達大人は、あなた達ほど長時間、夢の中で動くことは出来ないわ。だから、お願い……あなたを助けさせて!」


「助かりたくない! やっと……やっと死ねるところだったのにどうして邪魔するの! やっと私、楽になれたところだったのに!」


癇癪を起こしたように喚く理緒の口に指を当てて黙らせ、ジュリアは言った。


「友達の精神中核。あなたが持っているんでしょう? 一緒に、友達を治しに行きましょう。死ぬのはそれからでも遅くはないわ」


理緒はそれを聞いて、押し黙った。


「汀ちゃんの……中核……」


理緒はポケットに手を入れた。


病院服の、血まみれになったそこから、ビー玉のような黄色く光る玉を取り出す。


「これ……」


「それを絶対に離しちゃ駄目。あなたの大事な友達は、それを壊されたら生きる屍になるわ」


「汀ちゃん……」


「高畑汀さんに、会うんでしょう! しっかりしなさい!」


ジュリアがそう言ったときだった。


彼女らの背後の天井に、ビシッと音を立てて亀裂が走った。


そして轟音を立てて崩れ落ちる。


慌てて距離をとったジュリア達の目に、無傷のスカイフィッシュが、床に着地して立ち上がったのが見えた。


恐怖のあまりに、声も出せずに理緒がジュリアにしがみつく。


不意を突かれた形で、拳銃を持っていた黒人の男性が、スカイフィッシュのチェーンソーに頭をカチ割られた。


あたりに絶叫と、血液と、脳漿と、よく分からない物体が飛び散る。


スカイフィッシュは倒れた男を蹴り飛ばすと、ドルンドルンと、血まみれのチェーンソーを鳴らした。


「ドクター高畑を早く!」


ジュリアが外に逃げながら、大声を上げる。


『今転送を開始しました! ダイブ開始まで十秒、九、八……』


スカイフィッシュが人間とは思えない動きで移動し、大きくチェーンソーを振った。


ナイフを持っていたマインドスイーパー達が、腹部を両断されて、驚愕の表情のまま二つになり、床に転がる。


一拍遅れて、あたりに噴水のように血の雨が降った。


スカイフィッシュは、ジュリアを守るように固まったマインドスイーパー達に向かって飛び上がり、チェーンソーを振り下ろそうとして――。


そこで、突っ込んできた人影に体当たりをされ、そのまま背後の壁に、ひびが入るほどの衝撃でブチ当たった。


人影……病院服を翻した圭介は、押し付けられたまま、チェーンソーの刃を回転させ、こちらに向けたスカイフィッシュの腕を、体全体で力を込めて押さえ、地面に転がっていた拳銃を蹴り上げた。


そして空中でそれをキャッチし、スカイフィッシュの眉間に当てて、何度も引き金を引いた。


そのたびに、ビクンビクンとドクロの男の体が跳ねる。


圭介は返り血でびしょ濡れになりながら、無言で、弾が切れた拳銃を横に振った。


それが刃渡り三十センチはある長大なサバイバルナイフに変質する。


彼はスカイフィッシュの喉にそれを突き立て、壁に磔にすると、一歩下がって、殺されたマインドスイーパー達が持っていたナイフを蹴り上げた。


そして一瞬でサバイバルナイフに変質させ、一気に二本、スカイフィッシュの両腕に突き立てて壁に縫いとめる。


ガラン、とエンジンが切れたチェーンソーが床に転がった。


スカイフィッシュは、それでも、体を刺すナイフの痛みが気にならないのか、ゆっくりと壁から体を引き剥がしにかかった。


圭介はその一瞬を見過ごさなかった。


彼は考える間もなくチェーンソーを拾い上げると、鎖を引っ張って起動させた。


そしてスカイフィッシュに回し蹴りを叩き込み、また壁に縫いとめると、その胸にチェーンソーを叩き付けた。


凄まじい高音の叫び声が、あたりに響き渡った。


あたりを骨片や血液、よく分からない生物の内臓が飛び跳ねる。


チェーンソーは時間をかけてスカイフィッシュの胸を貫通すると、コンクリートの壁に突き刺さって止まった。


それでもなお、スカイフィッシュはガクガクと震えながら、かすかに動いていた。


圭介は息をつき、汗だくになりながらその場に膝をついた。


「ドクター高畑!」


呼吸が困難になっている圭介に、マインドスイーパーの一人が駆け寄り、横にしてから何度か人工呼吸を行う。


しばらくして圭介は、自分に唇を合わせていた女性を押しのけ、ジュリアに目をやった。


「理緒ちゃんを……降ろせ、ジュリア!」


「え……ええ、分かってる。分かってるわ……」


ジュリアは頷いて、理緒をそっと床に降ろした。


腰を抜かして、ペタリとしりもちをついた理緒に、圭介は立ち上がって、病院服のポケットに手を突っ込みながら近づいた。


「時間がない……やるんだ、理緒ちゃん」


問答無用に彼はそう言うと、足元に転がっていたガレキを一つ手に取った。


それが拳銃に形を変える。


理緒に拳銃を握らせ、圭介はしゃがんで、まだ動いているスカイフィッシュを見た。


「いいか、心臓を狙うんだ。君が殺さないと、君のスカイフィッシュは死なない」


「先生達……どうして……」


「俺達もマインドスイーパーだったという話はしただろう」


理緒を突き放し、圭介は無理やり彼女の手を引いて立たせた。


「早く撃て! 何をしてる!」


「ドクター高畑! 乱暴はよして!」


ジュリアが間に割って入る。


それを鼻で笑い、圭介は言った。


「何だ、役立たずの一人か。ジュリア。仲間を盾にしてまだ生きているとは、見上げた根性だよ」


「あなた……! どうしてすぐにダイブしてこなかったの!」


「スカイフィッシュが動きを止める瞬間を狙っていた。何せ、俺は……」


そこまで言ってから言葉を飲み込み、圭介は理緒の手に自分の手を添えた。


「撃てないか? 引き金を引くだけでいい」


「で……でも……でも、あの人……まだ生きて……」


ブルブルと震えている理緒に、苛立ったように圭介は言った。


「あれは生き物じゃない。ただのイメージだ」


「私そんな風に割り切れない……割り切れないよ……」


「じゃあ君を助けるために死んだマインドスイーパーはどうでもいいっていうのか? 君は、それでもいいのかい?」


問いかけられ、理緒は動かぬ躯となったマインドスイーパー達を見回した。


そして彼女はぎゅっ、と目をつむり。


引き金を引いた。


スカイフィッシュがビクッと跳ね、動かなくなる。


銃を取り落とし、両手で顔を覆った理緒を抱きしめ、ジュリアが口を開く。


「よくやったわ。よく……」


「ジュリア、他のマインドスイーパーに理緒ちゃんを守らせろ。外に出るんだ」


しかしそれを打ち消し、圭介が言った。


『外部からのハッキングだ! 止められない、転送されてくるぞ!』


大河内の声が聞こえる。


息を飲んだジュリアの目に、先ほど殺したスカイフィッシュと同様の格好をした、しかしマスクはつけていない、白色の髪をした少年の姿が映った。


一貴だった。


彼はチェーンソーを肩に担いで、動かなくなったスカイフィッシュを見てから唇を噛んだ。


「……何てことを……」


一貴は、地面のガレキを二本のサバイバルナイフに変え、前に進み出た圭介をにらみつけた。


「分裂精神を自分の手で殺させたのか!」


「それが『治療』だ」


圭介は淡々とそう言い、ナイフを構えた。


「あれが……ナンバーX……」


ジュリアはそう呟いてから、理緒を抱きかかえて病院の外に向かって走り出した。


他のマインドスイーパー達もそれを追う。


横目でそれを見て、一貴はパチンと指を鳴らした。


病院の出口がグンニャリと形を変え、コンクリートの壁になる。


足を止めたジュリア達の方を向いて、彼は言った。


「逃がさないよ。なぎさちゃんの精神中核は僕がもらう」


「それをさせると思うか?」


振り返った一貴の目に、二本のサバイバルナイフを振りかぶった圭介が飛び掛ってくるのが映った。


チェーンソーを振って日本刀に変え、一貴はそれを弾いて何度かバク転をして後ろに下がった。


そして地面に膝をついて刀を構えながら、苦々しそうに圭介に言う。


「ヤブ医者が……! 分裂精神を殺させるなんて、聞いたことがない!」


「少なくとも俺の方法はそうなんだよ」


「自分の精神の半分を喪失するってことだぞ! 患者を強制的に心身喪失させるのが、お前達のやり方か!」


理緒はそれを聞いて、呆然としてジュリアを見た。


「心身……喪失……?」


ジュリアが目をそむける。


彼女の服を掴んで、理緒は真っ青になって言った。


「どういうことですか? 私に何をさせたんですか!」


「教えてあげるよ、片平さん。こいつらは、君の感情の何かを壊させた。スカイフィッシュと一緒にね」


「どういう……こと……?」


一貴は歯を噛んで、サバイバルナイフを手に切りかかってきた圭介の攻撃を、軽くいなしながら続けた。


「スカイフィッシュは、その人の精神が分裂したものだ。だからそれは、感情そのものだといえる。スカイフィッシュを殺すっていうことは、確かに自殺病を防げるかもしれないけど、感情が変化したスカイフィッシュを、自分の手で殺すということは……」


圭介に日本刀を振り下ろす。


圭介はそれを、二本のサバイバルナイフで受けた。


そのまま刀を押し込みつつ、一貴は怒鳴った。


「こいつらのような、『不完全な』人間になるっていうことなんだ!」


「言わせておけば……! 人間は元来不完全なものだ! 不完全なものを不完全に戻して、何が悪い!」


圭介がそう怒鳴り返し、一貴の腹に蹴りを叩き込む。


「ジュリア、何をしてる! 帰還の扉を構築させろ!」


怒鳴られたジュリアがハッとして、周囲のマインドスイーパー達と目配せをする。


数人のマインドスイーパーが目を閉じて、意識を集中し始めた。


それにあわせて、コンクリートの壁に、木造りのドアのようなものが浮かび上がってくる。


それを見て、一貴は舌打ちをした。


「させるかあ!」


叫んで起き上がり、圭介の足に日本刀を突き立てる。


太ももを貫通した日本刀は、そのまま肉を両断して、外側に抜けた。


圭介の太ももから凄まじい勢いで血が流れ出し、彼は膝をつき、そして――。


頭を抑え、髪をかきむしった。


「うああああ! うわあああ!」


突然恐慌を起こしたかのように叫びだした圭介を、ジュリアは青くなって見た。


「ドクター大河内! ドクター高畑のシナプスが危険域です、遮断してください!」


『やっているが、もうすこしかかる! あと三十秒ほど耐えてくれ!』


「はは! あははは! 時間切れか!」


日本刀をゆらゆらとさせながら、一貴は立ち上がって、圭介の頭を思い切り蹴り上げた。


舌を噛んだのか、地面に転がった圭介の口から、盛大に血が溢れ出す。


「若い頃にマインドスイープさせられすぎたせいで、脳みその伝達機構がイカれちまってるんだ! こうなればもう形無しだね」


もう一度一貴は圭介の腹に蹴りを入れ、うずくまって動かなくなった彼に、日本刀を向けた。


「待って!」


そこで理緒が声を上げた。


彼女はジュリアの手を振り払い、圭介に駆け寄ると、彼らの間に割って入り、手を広げた。


「……何してるの?」


一貴が呆れたように言う。


「理緒さん、戻って!」


ジュリアが叫んでいる。


理緒は震えながら一貴を睨みつけた。


「私の夢の中で、これ以上好き勝手しないで。もう、そっとしておいて。お願い」


「こいつは、君の大事な記憶か感情を殺させた奴だよ。庇う必要はないだろ」


そこまで言って、一貴は理緒の手をひねり上げた。


悲鳴を上げた彼女のポケットに手を突っ込み、無造作に汀の精神中核を掴みだす。


「これはもらっていくよ」


そこまで彼が言った時だった。


理緒は無言で一貴の日本刀を奪い取ると、力いっぱい横に振った。


一瞬、一貴は何が起こったのかわからないといった顔でポカンとしていた。


ボトリ、と何かが落ちた。


一貴が、汀の精神中核を握っていた手が、上腕から両断されていた。


加えて脇腹が斬られていて、噴水のように血が流れ出す。


「へぇ……」


一貴はクスリと笑うと、理緒から手を離し、よろめいた。


「君は……いざとなればやれる子なんだね……」


理緒はそのまま、一貴の胸に日本刀を突きたてた。


彼女のひ弱な力でも、簡単に刃は貫通して向こう側に抜けた。


「ごめんなさい……工藤さん……」


理緒の目から涙が落ちる。


一貴はゆっくりと後ろ向きに倒れながら、倒れ際、理緒の目を手で拭った。


「今のうちに泣いておくといい……」


ドサリ、と鈍重な音を立てて一貴が倒れる。


「多分もう、君は泣けない」


ゴポリと一貴が吐血する。


理緒は震えながら自分の肩を抱き、そして扉が構築されたのを見て、ジュリアに言った。


「治療完了です」


「……あなた……」


返り血で濡れた理緒は、どこか無機的な目でジュリアを見ていた。


「私の夢から、出て行ってください」


そこで、彼女達の意識はブラックアウトした。



理緒は目を開けた。


何度も何度も切り刻んだ左腕が、ジクジクと痛む。


右腕には点滴が沢山つけられていた。


体が重い。


頭が痛い。


右手で頬を触ると、泣いていたのか、濡れていた。


悲しい?


悲しかった?


何が?


よく分からなかった。


何が悲しくて、何をどう苦しくて、何故泣いていたのか、彼女は分からなかった。


そもそも、悲しいということはどういうことなのか。


苦しいというのは、どういうことなのか。


分からなくなっていた。


ぼんやりとした、霞がかかったような思考のまま上半身を、やっとの思いで起こす。


そこで、カーテンの向こうにいたらしいジュリアが、勢いよくカーテンを開けた。


「目を覚ましたわ!」


彼女が満面の笑顔で、理緒に駆け寄って抱きつく。


ジュリアは泣いていた。


「ごめんなさい……ごめんなさい……」


何度もそう呟くジュリアを、不思議そうに理緒は見た。


「何が……」


かすれた声でそう呟き、理緒は首を傾げた。


「どうしたんですか?」


「覚えてないの……?」


問いかけられ、理緒はまた首を傾げた。


部屋にいた大河内が、息をついて立ち上がる。


「……君は自殺病にかかったんだ。高畑がダイブして、その元凶を破壊した。もう大丈夫だ」


「高畑先生が?」


抑揚のない声でそう言った理緒を、大河内は沈痛な面持ちで見た。


そして、小さな声で言う。


「高畑は今、意識混濁状態になっている。集中治療室に入ってるよ」


「そうなんですか」


頷いて、理緒はニッコリと笑った。


「……で、汀ちゃんはどこですか?」


その、どこか壊れたような笑顔は、何故か狂気を感じさせるものだった。



第14話に続く。



バックナンバーは「こちら 」から!!



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