久しぶりの熊本です。

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2017年4月25日鹿児島からバスで熊本に入りました。
 
鹿児島から熊本はバスだと3時間30分
もちろん九州新幹線も通っています。
新幹線だと約1時間でくることが可能です。
 
私は、2015年10月22日(木)ぶりの熊本になります。
熊本地震前には熊本にもよくお仕事で来ていました。
 
熊本地震が起こったのは
2016年4月14日の夜
そして2回めが
2016年4月16日
 
私が来るのは前回きてからだと1年6か月ぶり
熊本地震が起こってからだと1年ぶり
になります。
 
バスを降りたのは熊本市の中心地である交通センター
 
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
 
熊本交通センター正面

 

これが私が馴染みのある交通センター
本当にここが熊本にきたら(熊本にいる人にも)中心地で目印だったのです。
しかし今回久しぶりにきてみると・・
 

 

 

ものの見事に交通センターの建物がきれいさっぱりなくなっている・・・

地震のせいだろうか?

 

熊本市桜町一帯再開発事業に伴い2015年平成27年)9月30日を以ってセンタービルは閉鎖され、現在はセンタービル東側に位置していた市道を仮バスターミナルとして運営し、

これまでセンタービルから発着していたすべての路線は後述の仮バスターミナルにおいて乗降扱いを行っている。

 

地震のせいではなく再開発にともなう閉鎖でした。

 

この交通センターは中にホテルもあったのです。

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/204/204.html

 

建物が古かったから閉鎖・取り壊しも納得ですが自分が宿泊もしたことがあり

いつもここからバスに乗り目的地に移動していた私にとっては名残惜しい気持ちに

なりました。

 

この交通センター周辺は私個人的にとても想い出のある場所

私の心に秘めておきたい

誰にも知られたくない

素敵な想い出のある場所

なんです。

 

熊本は個人的に切なくきゅんとする想い出があるのです。

 

そんな昔の熊本の夜を思い出そうと、昔行ったバーを探してみたのですが
お店の名前も思い出せず見つからず
今回新しく興味をひかれるバーを見つけました。
 
それがこちら
「タビビトノキ」さんです。
まるで私のよう。
旅人。
そしてその旅人が止まり木を見つける。
 
1つのストーリーになります。
スナフキンのようなイラストも可愛い。
 
お店は熊本の繁華街
下通りのアーケードにあります。
地下1階にあるので階段を下りていくとお店の扉のあたりから本当に心地いい香りが
漂ってきます。
 
あとからマスターに
「この香は何ですか?」
と問うたところ
お香を開店前に炊いているのだそう。
 
邪魔にならないように気候も考慮して、強くならないように開店前にだけたいた香りが
ほのかに残り香としてただよう店内です。
 
白いジャケットを着用しているのがマスター
マスターはカクテルコンペで何回か受賞経験もお持ちだそうですが、とても謙虚て丁寧な
接客をれる方。
 
女性1人でも安心で居心地がよいです。
 
色々熊本地震の時のお話を聞くことができました。
マスターは40代前半
阪神大震災のときには建設業に従事されていて何日もお風呂にも入れずがれきの処理
など死にもの狂いでされた経験もおありです。
 
そして今回の熊本地震
1回目の地震時はお店が営業中でお客さんを無事に非難させること。自分がまず冷静に
なることで懸命だったそうです。
 
幸いバーの店内はお水が断水しなかったので
「どなたでもご自由にお水を使って下さい」
とボランティア助け合いだったそう。
 
でも店内のお酒はことごとく勢いよく飛び出して全滅だったのだそうです。
だから上の写真
お酒のボトルの前にチェーンがはってあり防御されています。
 
全滅したお酒も福岡のバーの方々などがボランティアで片づけにきてくれたり
新しいお酒も提供してくれたのだそうです。
 
助け合いの精神
 
そんなことが起こったのも感じられないほど癒され落ち着く店内の内装。
 
LEDの照明が点滅して1枚の絵になっています。
エッフェル塔などの絵の点滅する癒される灯り。
 
私もこのLDE絵画欲しいなぁ
自分がいつか終の棲家手に入れることができたなら
こういう落ち着く部屋1つ作って夜は自宅バーにしてみたい。
妄想は自由です☆
 
上の写真
見にくいのですが、上の鏡
「カティーサークと英語で書いてあります」

カティサーク(Cutty Sark)は19世紀に建造されたイギリスの快速帆船である。

中国からイギリスまで紅茶を輸送する「ティークリッパー」として、いかに速く一番茶を届けるかを競った。しかしながら、その建造時期はスエズ運河の完成直後であったため、ティークリッパーとして活躍した期間は短い。

カティサークは現存する唯一のティークリッパーとしてロンドン近郊のグリニッジで保存展示されている。

(出展 ウィキペディア)

とイギリスの帆船の絵が描いてある理由は分かります。

 

そしてスコッチウイスキーの銘柄でもあるのです。

 

 

ジントニックをチョイスしたワタシ
今までは甘い
チャイナブルー
カルアミルク
カシスオレンジ
カシスソーダ
そういうものばかりでしたが私は何せダイエット中
糖質制限中なのです。
 
ジントニックは蒸留酒のジンとトニックウォーターを混ぜたお酒です。

ジンは大麦やライ麦、そしてじゃがいもなどを原料として作られた蒸留酒です。

原料そのものは高糖質なものばかりですが、蒸留することで香りとアルコール成分だけを取り出していますので、ジンは糖質が0のお酒になります。

 

こういうジントニックやハイボールが見方になります。

 

コースターが紙ではなくてしかも「然」

仏教の禅宗の言葉のよう。

 

この席に座り「然」と書いてあるコースターが置いてある

この一期一会

「然」

然るべきの意味は

適当な。相応(ふさわ)しい。そうあるべき。

 

「相応しい あるべき自分になりなさい」

そう喝を入れられた気持ちになりました。

 

いい意味で。

 

そして地震のお話をマスターから聞いた流れで
マスターがこのウイスキーのボトルを見せてくれました。
 
「KBP」
KUMAMOTO BARTENDER’S PROJECT
と書いてあります。
写真も熊本城
そして熊本の市電
 
このウイスキーは、2016年4月に発生した熊本地震で被災した熊本のバーテンダー有志が
地元復興を目的に設立した「熊本バーテンダーズ プロジェクト(KBP)」のオリジナルブレンデッドウイスキーです。
複数の原酒をブレンドしてボトリングされた本商品は、ほのかに香るピート香、やわらかくも余韻の長い味わいが特長の逸品です。

このウイスキーの売上の一部は、「熊本バーテンダーズ プロジェクト」を通じて、熊本城の修復再建を支援することを目的とした「熊本城災害復旧支援金」に寄付されます。

(出展 https://www.musashiya-net.co.jp/products/detail.php?product_id=12976

 
柄は2種類
熊本限定ボトルのラベルには、震災後初めて動かした市電と熊本城が。

 

本数限定の全国版のラベルには修復が始まった熊本城の櫓の写真と、
熊本を統治しつくった熊本の人に今でも尊敬され愛される武将・加藤清正
(熊本では親しみをこめて せいしょこさん と呼ばれています)
がデザインされています。

 

色々なお話をきけた熊本の夜
 
いいお酒をいい空間でのめるのは大人の楽しみですね。
いい出逢いにも感謝です。
 
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。

 

私のように実際にいつも違う土地、違う場所に移動している実質的な旅人もいれば

いつも同じ場所に定住してるけれど精神的な旅をしている旅人もいる。

 

いずれにせよ

生まれ出ずる全ての人間は自分の人生を旅しているのです。

 

自分が船を漕いで。

 

 

 
お店を出る時に入口にディスプレイされていたのは
辻仁成さんの1冊の本
 
「旅人の木」
 
この本にマスターがであっておこのお店ができて
今ではこのバーが旅人を癒す止まり木になっている。
 
偶然は必然に向かって起きている。
 
そう思えた熊本の夜でした。
 
熊本探訪記
次回に続きます。
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