2010-02-18 13:44:07 mihovelaの投稿

最近観た映画の羅列【2010/2/18】

テーマ:映画
しばらく書くのを忘れていたら、

なんか、もう何を観たか覚えていない。
私が提供できる情報なんて、そうはないんだから、観た映画くらいちゃんと書きたいんだけど。
もっと観た気もするけど、覚えていえるのだけ。


【洋画】
レイチェルの結婚 [DVD]/アン・ハサウェイ,ローズマリー・デウィット,デブラ・ウィンガー
¥3,990
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私の中で、アン・ハサウェイって「プラダを着た悪魔」とかそっち系のイメージが強かったけれど、
演技派なんだって見せ付けられた。すごい、好き。
そしてこの映画、家族の間にある『絶対的な血のつながりは存在するけど、どこか他人のような』っていう
微妙な関係性が、手持ちカメラが生きる感じで適度なリアリティに飾られて描かれている。
面白かった。
いや、ほんとにアン・ハサウェイよかった。

そういえば、アン・ハサウェイは
ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」に『白の女王』役で出演予定。
観なきゃな。

天使にラブ・ソングを… [DVD]/ウーピー・ゴールドバーグ,マギー・スミス,キャシー・ナジミー
¥1,500
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これは、もう言うことがない。
絶対的に面白いんだ、私としては。
個人的には2の方がすきなんだけど。

ノウイング プレミアム・エディション [DVD]/ニコラス・ケイジ,チャンドラー・カンタベリー,ローズ・バーン
¥3,990
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うーん。
私、ニコラス・ケイジは作品によって好きだったり嫌いだったりするんだが。
「シティオブエンジェル」くらいがちょうどいいんです。
たくましげなニコラス・ケイジが苦手なのかも。

私の中では5点中3点弱って感じでした。

なんていうか、ストーリーの作りこみが甘くていまいちのめり込めず。

マイ・ライフ、マイ・ファミリー [DVD]/フィリップ・シーモア・ホフマン,ローラ・リニー,フィリップ・ボスコ
¥3,990
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なんかフィリップ・シーモア・ホフマンが気になる。

音信不通だった父親が、内縁の妻をなくし認知症になっている。
幼いころに暴力的な父親から受けた仕打ちのこともあり、父親と距離を置いていた兄妹は、
死んだ父の内縁の妻の娘の連絡で、父親と久しぶりに再会。
認知症の父親を、施設に入れようとする兄。
妹はそんな自分たちの父親に対する扱いに、罪悪感を感じてしまう。

夢にも愛にも一歩踏み切れない妹、同様に愛に距離を置いてしまう兄。
不器用な2人と父親の、ありのままの家族の姿。

そんな感じが、淡々と描かれる。
音楽がとてもよかったです。
色合いもきれいで観やすい画でした。

そっと心の琴線に触れる映画です。


【邦画】

裸の島 [DVD]/乙羽信子,殿山泰司,田中伸二
¥4,935
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台詞っていう台詞がほとんどない。
ある島で、夫婦とその息子兄弟2人がささやかに生活している姿が描かれる。

ストーリーの中心は、夫婦が畑に水をやるっていう行為が中心。
島自体には水の供給がなくて、本島かなにかに舟をこいで水を汲みに行き、
畑のある自分たちの住む島に戻って、足場の悪い農道を歩き、やっと畑に水をやる姿。

人間の労働のなんたるや、みたいなのを、なんかひしひしと感じてしまった。
ひたむきな姿が画面の中にあれば、台詞もないモノトーンの映画でも飽きずに観られる。

日本の自主製作映画の開拓者と言われているらしい、新藤兼人監督の作品。


長屋紳士録 [DVD] COS-019/飯田蝶子,青木富夫,河村黎吉
¥1,000
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やっぱりたまらない、小津監督作品。

親とはぐれた子どもを、笠智衆扮する田代が拾ってくる。
子どもの世話を頼まれた飯田蝶子扮するおたねは、最初は嫌々一晩だけ泊めてやるつもりが
なんだかんだと一緒にいるうちに情が沸いてきて・・・。

おたねのちょっとした行動から読み取ることが出来る、子どもとの関係性が変化していく様が絶妙で、
人間と人間の関係性の妙を描かせたら、やっぱり小津監督の右に出るものはいない、なんて思って
しまう。

あとは、「おばさんらしいおばさん」「子どもらしい子ども」みたいに、
人間をある種定型化することに物凄く秀でていて、それがいやらしくないのが、また素晴らしい。

昔の茅ヶ崎なんかも映っていて、楽しめました。

麦秋 [DVD] COS-022/原節子,笠智衆,淡島千景
¥1,000
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原節子バンザイって感じです。
多分この時代にしては、随分と欧米的な容貌だったと思うんですよね、原節子。
でも、話はあくまでも日本的で、映画の中の原節子は正に日本女性で、
それがまたたまらないです。

ザンパノくん曰く、家族の離散がひとつのテーマらしいのですが、
私は「日本女性の持つ、芯の強さ」みたいなものが、良かれ悪かれ描かれていて
個人としてではなくて、日本に生まれた女性としてどうありたいか、みたいなことを
考えてしまいました。

娘・妻・母 [DVD]/三益愛子,原節子,森雅之

¥4,725
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成瀬巳喜男監督の描く作品には『虚しさ』がどことなく漂っている。

同じ家族を描かせても、小津監督が描くとちょっとしたユーモアが添えられる。
でも成瀬監督の作品は、見終わった後に「うーん」と考えてしまう。

おそらくは、より現実に近い描き方をしているからなのかもしれない。

小津監督の作品は、色々とメタ化されて描かれている節があるから、
それがいかに「あるある」という事柄であっても、どこかのような気もするところがあるが、
成瀬監督の作品はなんかけっこう落ち込んだりする。

めし [DVD]/上原謙,原節子,島崎雪子
¥4,725
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成瀬監督作品。

そう裕福でない旦那に嫁いだ妻(原節子)。
ある日夫の姪が家出をしてくる。
妻は、自由奔放な夫の姪をみて、なんだかイライラ。
そんな姪にデレデレの夫にイライラ。
とうとう頭にきて実家に戻ってみたりはしたけれど、結局この人と一緒にやっていくしかないんだなぁ
っていう感じの映画です。

なんていうか、この映画観ると、いつの時代も女は結婚について悩んで、
結局は自分で消化するしかないっていう、現実をみる感じだ。

いかに現代の女が独立していようと、女には女としての幸せを見つけようとする本能がある。
「女としての幸せ」が一体何なのかは、正直分かりはしないけど。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺 [DVD]/大河内傳次郎,喜代三,宗春太郎
¥4,935
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山中貞夫監督作品。

多くの監督が手がけている「丹下左膳」。
とってもエンターテイメント、で人情味あふれる生き生きしたキャラクター描写。

なんというか本当に上手な監督。
カット割とか、ストーリーの持っていきかたとか、リズミカルで観ててノーストレスなのがすばらしい。

いや、やっぱ何よりもキャラクター描写(ようは演出)がとっても素敵です。



【映画館で観た映画】

『Dr.パルナサスの鏡』

大阪娘のトウキョウタイムズ。


テリー・ギリアム監督作品。

やっぱり、ヒース・レジャー好きだし、観にいかなきゃということで。

「欲望の世界」を具現化して見ることが出来るパルナサス博士のイマジナリウムをめぐるお話。
鏡の外側の世界を撮影したところで、ヒース・レジャーが亡くなってしまい、さてどうしようと知恵を絞った監督が、
ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウっていう、素敵な3人に出演依頼して、
ヒース不在で撮影できなかった鏡の向こうの世界を3人に演じてもらうことで完成した映画。


ファンタジーな感じで楽しめました。

本来映画って、このくらい想像力豊かでいいのかもしれない。
最近は、ハリウッド以外の映画って、等身大の日常とか、そういうラインの映画が多くて、
単純に「わー、なんかすごーい」ってなる映画ってあまり見かけなかったりする。

キャストも豪華、ストーリーも摩訶不思議、こういう映画もいいじゃないって。


観るなら映画館、な作品かと。

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