なんでこんな恥ずかしいブログタイトルにしたの? | 世界を旅するラブレター

世界を旅するラブレター

「アラサー・独身・彼氏ナシ」現代女性の三重苦を背負ったバックパッカーが、さらに「住所不定・休職」をステータスに加え、世界一周に旅立ちます。


わたしは旅からたくさんのものをもらってきました。

 


たのしいことや、うつくしいこと、くやしいことや、つらいこと。


ふと贈られる笑顔や、かけがえのない出会い、


息もできないほどの景色や、目に見えないチカラ。


 


 


わたしはたくさんの人に支えられて旅をしてきました。


 


宿のおっちゃん、食堂のおばちゃん、すれちがう青年、無邪気な子ども。


ブログや旅本、情報ノートを残してくれた旅の先輩。


笑顔でいってらっしゃい、おかえりをくれる仲間。


旅の安全を祈りつづける家族。


 


 


たくさんの人から、たくさんのものをもらってばかり。


わたしからも何かお返しができないか、ずっと考えていました。


 


そんなとき、フィリピンのバダッド村で、あるおじいさんに出会いました。


2000年以上前に作られた「天空への階段」とも称されるすばらしい棚田を


今も手作業で守り続けるバダッド村。


棚田は世界遺産として認められたものの、後継者不足が深刻化し


今では危機遺産にも登録されています。


この村に住むおじいさんは、わたしにこう言いました。


 


「もし、あなたがここを気に入ってくれたなら、


 どうか多くの人に、ここで見たもの、感じたものを伝えてほしい。


 わたしたちの存在、文化を知ってもらいたいんだ」


 


このことばを聞いたとき、


「旅でもらった、あたたかいきもちを、ことばを編んで伝えていく」


というお返しなら、わたしにもできるんじゃないか、と。


 


 


だから、旅をしながらラブレターを書くことにしました。


 


旅先で出会ったあなたには


「あなたのいるところは、こんなにすてきだったよ」と


みんなに伝えられるラブレターを。


 


わたしの旅を応援してくれるあなたには


「わたしは今ここで、こんなことを経験してるよ」と


報告がてら安心してもらえるラブレターを。


 


これから旅に出ようとしているあなたには


「この場所はこのときこんな感じだったよ」と


参考にしてもらえるラブレターを。


 


 


これから約1年かけて、世界をぐるっと一周しながら


あなたにラブレターを送り続けます。


どうか気長にお付き合いください。


 


旅の初夜、中国は北京より。

画像はバダッド村。


 

I’m still alive , and i love u.


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