一昨日、母から電話がありました。



いつも電話をかけてくるのは父ばかりで、母からの電話は珍しいことでした。



私の仕事の様子や体調の事など一通り話した後、母が切り出したのは、父のことでした。



以前から何度か書いているように、母と姉との関係が悪くなってから、父は母に気兼ねして、母の前では、姉と電話で話すこともしなくなっていたのでした。



そこで、買い物などに出かけた際に、電話をしていたのですが、その電話に姉が出てくれないと言うのでした。



そこで、去年の夏ごろだったか、姉と父の間を取り持って、電話で話せるように手はずを整えたのでした。



と言うのも、姉は、父に対しては特に悪い感情は持っていなかったのですが、母とは険悪な状態で、さらに姉の旦那さんも色んないきさつから良い感情を持っていなかったのです。



そんなことから、父から電話がかかってきても、旦那さんがいる前では電話に出ることができないと言うのです。



姉は仕事の関係で一日のほとんどを旦那さんと一緒にいるので、昼の休憩で一人になる時間帯であれば、電話に出られるとのことでした。



それを父に伝え、電話で話すことができたのでした。



ところが、最近母の気持ちに変化が現れ、自分の介護を黙々とやる父が、姉と話ができないで寂しがっている姿を見て不憫に思い、自分に気兼ねしないで電話していいと言いだしたのでした。



それを受けて、父が姉に電話をしたところ、姉が電話に出ないと言うのです。



その話を聞いて、もしかすると父は、以前間を取り持った時の電話に出られる時間帯のことを忘れているのではないかと思ったのでした。



そこで昨日、姉に確認すると、やはり私の想像どおりでした。



父も母も、私のことを心配して定期的に電話をくれます。



父にとっては、姉は初めての子どもで、一番かわいい子どもなのでしょう。



もちろん、私のことも心配してくれて定期的に電話をかけてくれるのですから、その愛情は十分に感じていますが、姉は静岡に住んでおり離れているので自由に会えないし、母の手前自由に電話もかけられないでいたことは、かなり辛かったと思います。



それは、自分が父親になって初めて分かった感情です。



これまでも、母と姉との間を取り持って、何度か雪解けした時もありましたが、今回はそれは望めないかもしれません。



でも、今の母と姉との状態を招いたいきさつは、私から見たらどちらか一方が悪いとかではなく、どっちもどっちだなと言う感じなのです。



そのとばっちりを受けた形の父は、ある意味被害者とも言えるわけです。



同じ父親として、同じ離婚という経験をして、子どもを想う気持ちが分かるし、父は母に気兼ねをし、私も別れた妻に対して普通に話し合える関係では無い状態です。



そんな年老いて残り少なくなった父の人生に、少しでも恩返しになればと、私にできることはしてあげたいと思っています。


ただ、前回取り持った事は、母には内緒でやったことなので、それが母に知られて、また機嫌が悪くなると困るし、耳の遠い父に、そんな色んな事を電話で説明するには無理があるので、できるだけ早めに実家に行くつもりでいます。





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