ブログを始めた下心は、新しい仕事を見つけたい ためです。

でもモロに旗をかざせば ダメですよネ。

だいいち、自分自身の羞恥心のため、長くは続かない気がします  (;^_^A


どうせ年金生活だし、ドンッ未来予想ゲーム爆弾の感覚で、

気ままに書くことにしました。

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人類の近未来に待っているのは、間違いなくメラメラエネルギー転換メラメラです。

 ・ガソリンは、ちょっとしたきっかけで乱高騰しましたよネ。

 ・遠い将来の他人事であったエコ カーに、皆がサイフ勘定を始めています。

 ・家電のエコポイント、太陽光パネル・・・世の中一斉に、ここに向かっています。




ところが意外なことに、「メカ」に関しての省エネ技術は、実にズサンです。

皆さんの周りはどうですか?

くち達者な個人の叫び錯覚や誤解叫びが まかり通っています。( ン ・・・私のこと? )



     各業界の技術者の経験や見解を総合して、

     省エネメカのワザを身につければ、

     新しい時代をリードできます


そう思う仲間が意気統合すれば、すばらしい世界が開ける

・・・と夢見ています。

ニコニコ省エネメカのグルっぽニコニコが、できればいいナ!
















     ・軽快に動かねばならないメカ

   ・省電力が重要なスペックの機械・・にするには

  ベアリング自体の摺動抵抗が、大きく影響するものだ。


「ボールベアリングなら、どれであっても大差はない」

  と長い間、思い込んでいた。

    現物に触ってみて驚いた。カゼ



軸径が同じでも、ベアリング外径が大きくなると 摺動抵抗は格段に違う。


       例えば 6220ZZ 6020ZZ では

 外周を手で回した感覚ではパー外形が大きい方が2倍くらい動きが重い感じ。


       モーターの消費電力を測ったら、

 回転が速くなるほど比が拡大し、500rpmでは約1.5倍の差があった。
機械設計・・泣き笑い-6220ZZと6020ZZ



  では理論的にはどのくらい摺動抵抗の差があるものだろうか?   

 軸ころがり軸受の摩擦モーメント計算式ですが、目安式としてAPalmgren氏の実験があるそうです。(某メーカーの技術者からききました。)

 これにより、荷重、回転数など特定の同条件の仮定で比較すると、

摩擦モーメント比が、6220ZZ 6020ZZ 1.4倍になるようです。



さすが実験式だけに、実際に近い数字です。

ただし同じ形番であっても、個体差が大きいようです。

厳密な数値が必要な場合はまず仮選定して

個別に実験・確認してから設計を着手すべき(なのでしょう)


現実は そんな悠長ができませんから、

せめて理論計算してから設計すべきでした。しょぼん


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A.Palmgrenの実験式

 摩擦モーメント

 M=Mo+M1   Mo:速度項、M1:荷重項

 Mo=fo・10-8(ν・n)2/3dp3 (kgf-mm)
 M1=f1・g1Podp (kgf-mm)

 fo:深溝玉軸受の場合 1.52
 ν:潤滑油の動粘度(mm/s)(=cSt

 n:軸受の回転速度 min-1
 dp:転動体ピッチ円直径(mm)
    6220ZZはdp=φ1406020ZZはdp=φ125
 f1:軸受の構造による係数 0.0009Por/Cor)0.55

   Cor:基本静定格荷重、Por:静等価ラジアル荷重
 g1Po:ラジアル玉軸受の場合
     g1Po=0.9・Fa・cotα-0.1・FrFr
 Fa:アキシャル荷重(kgf)
 Fr:ラジアル荷重(kgf)
 α:接触角(°



 妻の会社で役員会がありました。経理担当の平取締役である妻が代表になる案が出たそうです。妻は話だけで放心・身震いしていました。現社長は私のかつての部下で技術者です。 「経営から開放されて、目の前の作業に専念したい」技術者の気持ちが痛いほどわかります。

 

ame「世の中は順調な時もあれば苦渋の期間もある」

「朝の来ない夜はない。冬は必ず春となる」・・・と申します。

しかし今回はあまりにも闇は深く、寒さが厳しい



それだけ大きく経済構造が変化している兆候です。

 ではどんな新時代がやって来るのでしょう? だれも断言はできないことですけれども、だからと言って何もせず右往左往しているわけには参りません。それなりに将来予想を持ち形を準備しておき、チャンスがきたらいち早く対応したく思います。


機械設計者の 泣きむっ笑いニコニコ技術業務だけの世界ではない、

大きな時流に乗るか、はじかれてしまうかの差があります。


多忙な時にはできなかった、過去の設計作品の稼動状況調査と評価。

そして新システムでの受注方式・・・

暇な今こそ、じっくり試行錯誤できるチャンスにとらえたい。(;^_^A


 間違いなく言えるのは、どんな世の中になっても「新方式の機械なしに文明はありえない」ことです。そしてこの分野の技術者はすぐには育たない。


 にも拘わらず同業者の転業・廃業は激しく、設計技術者は激減しています。ですから私達の存在が貴重となり尊重される世の中は必ずやって来ます。


ただ半年一年では無理でしょう。私はあと3年忍耐 しているうちには、この時期は来ると思います。