建設横浜書記局「石巻視察」

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このほど建設横浜の専従書記局有志で、昨年3月11日の震災・津波被害の復興状況を視察に行きました。視察をしたのは組合同士でも付き合いが深く、被災直後に大工道具を届けた石巻市です。震災直後に支援や物資輸送、その後のボランティア活動などで再三の被災地入りをした書記局が引率する形で行われました。

石巻市中心部の日和山公園から見下ろす市街地は、昨年4月ころと比べて瓦礫がすっかりなくなり、住宅地だった沿岸地域には住宅の基礎を覆い隠す雑草が草原をなしていました。地盤が沈降して波を打っていた路面は復旧し、信号機も稼働、瓦礫は各所の集積地でしか見受けられません。

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町を襲った津波が峠を越えた女川町も、すっかり瓦礫が撤去され、津波で転倒したRC造のビルは3棟を残すのみです。かつて女川町のシンボルだった「マリンピアおながわ」はその姿を消し、沿岸部は採石で覆われ、住宅地は雑草の間に住宅の基礎がわずかに見て取れるばかり、昨年4月には道路を覆い尽くしていた泥は取り除かれ、アスファルトの路面が砂埃にあらわれています。

一方、同じ石巻市でも雄勝町は様相を異なり、かつてバスが屋上に打ち上げられていた会館からバスは降ろされていたものの、会館の敷地に残置され、向かいの雄勝硯伝統産業会館の屋上にはくしゃくしゃになった鉄骨と冷蔵コンテナが乗ったまま、沿岸の堤防も半身を波間に落としたまま、まさに時間が止まったままです。

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まだまだ被災地域は復旧・復興に程遠く、復旧すら後回しになっている地域には息吹が感じられません。市民・国民レベルでも、改めて思いを寄せ、永田町・霞が関も「数字でなく、人々の暮らし」を元に戻してく取り組みを進めていただければなあと思ったところです。

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