1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2006年02月01日(水)

告示後2日以内の合同個人演説会は不可(2/9に)

テーマ:政治・選挙
昨日書いた新南部町長選の合同個人演説会が8日から9日に変更になったという記事をみて「?」状態でした。候補者の都合かと思ったら、標題のようなことで公的な場所で個人演説会を開催できないという規定があり、それに抵触する可能性があるのだそうな。と言われてから公選法も見直していないし、リンカーンフォーラムのマニュアルや過去の事例も調べていないのですが、そんなのって初耳です。公的な場所でなければ良いのか、ホテルなら可でふれあい交流プラザは不可なのか、しかし選挙期間の短い町長選などで、何の目的があってそんな規定ができたのか。謎です。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006年01月30日(月)

新・南部町長選で合同個人演説会開催へ(2/8)

テーマ:政治・選挙
更新が滞っていましたが、最近の首長選における公開討論会や合同・個人演説会の情報を拾っておきます。

新・二戸市長選の立候補予定者が公開討論会(デーリー東北 2006年01月13日)
旧二戸市と旧浄法寺町の合併に伴う新「二戸市」市長選(22日告示、29日投票)
公開討論会 12日開催
旧二戸市長 小原豊明氏(65)=民主党推薦=
前岩手県議 工藤 篤氏(60)=自民、公明両党推薦=
主催 カシオペア青年会議所(菅原規正理事長)
コーディネーター ローカル・マニフェスト推進ネットワークいわて・斎藤俊明代表(岩手県立大教授)
市民約六百人が来場
当11230票 小原 豊明65無新
  8539票 工藤  篤60無新

南部町長選で市民団体が合同演説会を企画(デーリー東北 2006年01月22日)
2006 南部町長選挙 合同・個人演説会 開催決定! (公開討論あおもりフォーラム)
開催日:2006/02/08(水)18:30~20:30(予定)
会場名:ふれあい交流プラザ(三戸駅前)
参加呼び掛け
元名川町長 工藤祐直氏(50)
元福地村長 夏坂秀一氏(50)

その他に、
平川市長選(平賀町、尾上町、碇ケ関村)
 旧平賀町長の外川三千雄氏(72)=自民・公明・社民推薦=が無投票当選
 (二〇〇二年の平賀町長選でも無投票当選)
岩手県洋野町長選(種市町、大野村)
などもあったようですが、特に注目すべき動きもなかったようです。
(合併新市で無投票というのは有権者の選択肢を奪う談合に他ならないわけですが)

「ローカル・マニフェスト推進ネットワークいわて」の情報がほしかったのですが、HPは無いみたいですね。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006年01月25日(水)

ライブドアよりも恥ずかしいこの国の首相・政治家とマスコミ

テーマ:政治・選挙
タイトルが全てです。既にあちこちでも言及されているし、皆さんもそう感じていることでしょう。どうして自分の判断や行動が誤りだとわかったら、きちんとそれを認めないのか。小学生にでもわかるような言い逃れ、責任回避、ウソ(与党幹事長や小泉改革担当の最重要閣僚の選挙応援が個人の行動のわけないだろうが!)、こういったことを平気でやってのけて、批判が集まると「責任がある」と認める。。(それよりも、そう言えば批判されるということすらわからないということの方が重症。責任回避でやりおおせると考えるような政治家につける薬はありません。)

マスコミについてもそうです。社民党保坂氏のブログにもその件について触れられているので紹介しておきます。
「ホリエモン逮捕と小泉自民党」(保坂展人のどこどこ日記)

小泉無責任発言批判については、こちらもご覧下さい。
「詭弁の人」(中澤英雄・萬晩報)

当サイトはどうか。振り返って「自分を棚に上げていないか」、念のため検証してみましょう。

小泉改革については、2001年の総裁選の結果が出る前から小泉氏の政治姿勢について批判していました。それは今も一貫しています。

ライブドアについては、近鉄買収で真っ先に声を上げてオーナー談合1リーグ化をストップしたことについて評価したこともあり、楽天との比較でも、楽天参入後の田尾監督解任問題やプロ野球規約違反疑惑などで楽天を批判したことはありました(別サイト)。

しかし、バブル崩壊や金融ショックなどを踏まえて、“マネー”至上主義、市場経済原理主義に対しては一貫して批判的であり、それと対極にある地域通貨や環境・エネルギー政策などを通して地域循環型社会と市民参画型社会の実現をテーマとしてきました。

フジテレビなど一連の企業買収や、まして堀江氏の衆院選出馬など、いずれも好意的に書いたことなど一度もなく、一連の活動が「国民総幸福(GNH)」を高めるものではないと考えてきました。

しかしながら、今回の件で、ネット上だけでなく街頭インタビューなどでも、堀江氏を若い世代の旗手と考えていた人たちが多いということに、あらためて驚かされます。

先週書いたことの繰り返しになるのですが、この国はバブル崩壊や金融ショックから何を学んだのか、何も学ばなかったのか、愕然とする思いです。逮捕後は東証の株価が持ち直して取引も活発になっているとか。。何とも理解に苦しみます。

ちなみに、ライブドアのことをLDと略しているサイトがあって面食らったのですが、LDは通常「学習障害」の略語として用いていますので、当然のことながら当サイトではそのような無意味な略語は使用しません。

関連記事:
「バレなければ何をしても良い社会」ふたたび~ライブドアショック(2006年01月20日)
ライブドアは捜査中の社内をネットでライブ中継すべき(2006年01月17日)
武士道・職人(モノづくり)国家の終焉~耐震強度偽装問題(2005年12月19日)
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006年01月07日(土)

西目屋村長が“偽の”住民登録による公選法違反で辞職

テーマ:政治・選挙
年明けから気分一新といきたいところですが何だか書きそびれていました。ちょっと気になったニュース。
--------------------------------------------------
村内に住まない村長が辞職へ 選挙で投票 青森
 青森県西目屋村の前山誠一村長は6日、村外に自宅があるのに村内の住所で住民登録し、村長選などで投票していたとして、辞職を表明した。
 前山村長や村関係者によると、前山村長は約20年前に同県弘前市内に自宅を構え、家族と暮らしている。しかし、住民票は村内に所有するプレハブ小屋になっている。
 実際に住んでいないのに選挙権を行使するのは公選法や住民基本台帳法に違反するとして昨年4月、村民が青森地検弘前支部に前山村長を告発していた。
 前山村長は「恥ずかしながら公選法違反とは思わなかった。村内には私のように実際に住んでなくて、選挙権を行使している人が100人余りいる。好ましくない状況を率先して改善しなければいけないと思った」と話している。
--------------------------------------------------

住民票を移すと言えば、長野県の田中知事が税金を納めるために小さな村に移したことが問題になりましたが、あれはどうなったのか。。
・知事の住民票移転問題(小池清・長野県議)
また、噂では創価学会が各種選挙で用いている手段だということですが、私には判断する材料がありません。
まあ、普通に考えれば、自分の村に住んでいない村長がその村で自分に投票するということは変なわけですが、この場合、投票するのはいけないけれど立候補したり当選して村長になることは問題ないわけですね。
これまた変な話のような気がします。。
しかし、いわゆる落下傘候補が直前に住民票だけ移して、落選したら元の所に戻るというのはホリエモンに限らずあったわけで、一概に悪いとも言えない。
また、投票権にしても、在外選挙制度では比例代表はよくても選挙区は駄目で、もちろん地方選挙はダメ。
これを拡大しようという話と、住民票と実際の住所との管理を厳しくする話は、もしかしたら関係があるのかもしれない。

また、西目屋村は弘前との合併を否決して独立路線を選んだわけですが、その村長が弘前に住んでいたというのも、話のタネとしてはちょっと面白いかもしれない。
笑い話というよりも、もう少し本質的なところで。

今回はプレハブ小屋だから駄目でも、住んでいる家を2つ持っていて(あるいは借りていて)、平日と週末で行き来することはどこにでもある話だし、国会議員なんてみんなそうだ。
ある議員は、子どもを議員会館のある東京の学校に通わせているということで選挙の時に批判されたそうだが、これまたおかしな話。
何だか自分でもまとまらないコメントになりましたが、この辺りも調べてみればいろいろ見つかりそうです。(今回はパス)
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年12月28日(水)

まだスタートラインだ~弘前市民の会の候補擁立断念

テーマ:政治・選挙
この翠の風blogでも注目し続けていた「マニフェストを提案する弘前市民の会」による公募の候補擁立断念/弘前市長選(東奥日報)との報については、市民の会代表の上田さんが直接表明した弘前市長選に向けた新方針の発表(マニフェストを提案する弘前市民の会)をご覧いただきたいと思います。また、市民の会、候補擁立断念(未来の弘前市長へ)にも三上さんのコメントが掲載されているのであわせてご覧下さい。

市民の会からのコメントにあるとおり、これで終わったわけではなく、これから第二ステージに入るのだと考えたい。ここまでの経緯も全て順調というわけではなかったにせよ、99の提案(マニフェスト)を提示して他薦候補を8名も集めて「1名の方からは前向きなご返答がありましたが、特定の会派からではなく、より広い支持のもとで出馬を検討したい」という現実的な動きまで至ったことは大きな事実だし、そこまで無の状態から創り上げることは簡単ではなかったはずです。また、候補者の具体名が出てこないのは仕方ないにせよ、従来型の密室内の選考から大きく脱皮してある程度の透明性が確保されたのも大きい。

市民の会が創ったマニフェストに公募で自薦候補が複数名集まり選考により出馬するというのは、地方の一都市というマンパワーの限られた世界では難しいのかなというごくありふれた感想にたどり着いてしまうわけですが、それなら最初から市民マニフェストを作成するために集まったメンバーから擁立することを前提とするという現実的な方法論をとれば、これまた選考の中立性を保てないというジレンマに直面する。

あるいは、もし公募候補があったにせよ、100%市民の会の提案を受け入れるということではなく独自の政策や部分的に異なる政策をとることもあるはずで、今回の「政策協定」という“苦渋の選択”も決して趣旨を曲げて現実に屈したと捉えるべきではないと思う。

ついでながら、
12月7日の陸奥新報記事について
12月28日の陸奥新報記事に抗議
の二度にわたって地方紙のお粗末な取材と民主党県連下田副代表の不可解な発言がとりあげられています。
こういった根拠の乏しい発言や記事も、このように当事者からの直接的な情報が得られれば誰の目にも明らかになるわけですが、これまでの世界では魑魅魍魎の範囲内とされていた。
ということも(副次的な効果と言えるかどうかわかりませんが)こういった動きから暴かれてきた。

マスメディアを巡る諸問題は長年私の興味の対象であり続けていたわけですが、この問題に限らず、最近はマスコミの功罪のうちデメリットの方が大きく感じられるようになり、いっそのことネットには直接情報を出すがメディアには情報提供はしないという道もあるかなと考えてはじめていたところです。(現実にはメディアと上手くつき合うしかないのでしょうが、嫌気がさしてきているのも事実です。いっそのこと何もしないのが正解なのかもしれませんが。)
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005年11月27日(日)

弘前ってどんな街なんだろう~市長選続報

テーマ:政治・選挙
弘前には何度か行ったことはあり親近感もあるのですが、今一つわかりにくいところもあり、これまで少し引いたスタンスで眺めていたような気がします。

最近報道された弘前市長選情報を掲載しておきますが、いわゆる選挙情勢などよりも、こういった機会を通じて私たち市民や地域社会がどう変わり、どのような考えで行動していくかという視点でみたいきたいと思います。(何となく従来型の焼き直しみたいになりそうな雰囲気で心配しているのですが)
先週の「あおもり研究ラウンジ」については何の情報も集めていませんでした(スミマセン)。

新弘前市長選、現職金沢氏の出馬濃厚 西谷氏も強い意欲、岡元氏は現職支援へ
下田氏、現職と対決/弘前市長選
マニフェスト「新市を創る99の提案」概要版
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年11月16日(水)

中村前市長のVサインに込められた4年間は…

テーマ:政治・選挙
八戸市長交代劇については何か触れなければと思いつつ、無意識のうちに避けているうちに、市長選から2週間が過ぎ、本当に交代の日が来たようです。中村前市長の4年間の評価はこれから定まるものと思いますが、決して何もしなかったわけではなく、全てを否定するものでもないでしょう。評価すべきことも多かったとは思う。しかしながら、この交代は予測可能な範囲内のものであり、決して青天霹靂の出来事ではなかった。(←へきれきって書けないぞ)
中村陣営は未だに何で負けたのかわかっていないのかもしれません。(少なくとも下記新聞記事の時点では)

問題はその交代が清新な明るさを伴うものではなく、私自身の思いとしては限りなくゼロに近いスタートとなること。あまりネガティブにばかり考えても仕方がないし、今後の市政を期待を込めて注視していきたいとは思います。市長が交代しても市政はそれなりに動いていくのでしょうからあまり心配はしていませんが。。

普段は選挙で誰を支持するとか誰に投票したなどということは書かないようにしていました。互いに詮索したりされたりせずに、自らの意志で自由に投票でき発言できる環境を確保することは、現在の日本の政治文化の中ではどうしても必要だと思うからです(玄関や車に赤や青のステッカーを貼るような文化には多分ならないでしょう)。しかしながら、こいつ(私のこと)は反中村だから小林に入れたんだろう、ここ(翠の風)も反中村サイトではないかなどと邪推されるのが嫌なので、今回は明かしてしまいますが、中村、小林、棄権、白票のいずれでもない選択をしました(集計上は白票と同じ無効票)。そして残ったのは空しさだけで、今後二度とこういう投票行動はしない(せざるを得ない選挙にはさせない)と心に誓ったのでした。

Vサインで中村・八戸市長が退任
2005八戸市長選マニフェスト型合同・個人演説会(公開討論あおもりフォーラム)

54,745 小林  眞 55 無新
51,557 中村 寿文 66 無現
▽有権者数 197,308
▽投票者数 106,889
▽有効投票 106,302
▽無効・その他 587
▽投票率 54.17%
交代・八戸市政/市長選を終えて
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年11月09日(水)

“ネット選挙運動解禁”こんどこそ厳しくチェック

テーマ:政治・選挙
民主党が大敗して自民泰平天国が続く中で、長年の懸案であり(=このブログの主要テーマの一つ)、さきの衆院選でも問題になったIT選挙解禁への動きは封じられたかに思われましたが、さすがに与党自民党も無視できないようで、公選法改正への道が見えてきたようです。

ただし問題は中身で、マニフェスト解禁のときのような中途半端なものにすればまた改正にエネルギーが必要だし、自民、民主両党は、民間で公選法改正の提言を出している組織などの意見を広く採り入れて、適切な成案を早急にまとめるべきですね。これは本来、与野党対立案件にすべきではなく、(まともな法案なら)超党派の議員立法でも構わないのではないでしょうか。

今度こそ小手先の改正ではなく、あの前近代的な公選法を抜本的に変えなければいけません。公開討論会の解禁やTV放映、選挙期間中のHP・ブログ・メルマガ配信更新の許可など、有権者の知る権利を最大限に尊重すべきです。ついでに、選挙カーの連呼禁止も盛り込みましょう。個別訪問の解禁には議論があるかもしれません。

もう一つ、誰も疑問に思わないようだけど私が一番問題だと思っているのは、選挙違反の捜査・逮捕が選挙終了後に行われることです。これも議論があるかと思うし、有罪が確定するのは判決が下って確定したときだということも重々承知しているつもりですが、実際に選挙違反行為がほぼ判明していて、有権者がそのことを知らないままに投票して当落が決まり、その後に初めて選挙違反の事実が明らかになるというのは、いつも何か馬鹿にされたような気持ちになります。

IT選挙解禁へ動き活発 自民検討、議員立法提出も
>自民党は10月下旬に選挙制度調査会にIT選挙解禁を検討する作業部会を設置
>近く報告書をまとめる予定

[選挙運動]「ネット解禁へ機は熟した」(読売社説)
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年11月07日(月)

与謝野晶子の『選挙に対する婦人の希望』を読む

テーマ:政治・選挙
週が明けたので復活したいところですが、今日は偶然見つけた古い文献を紹介してみます。青空文庫で他のものを探している途中で目についたもので、1917年というと大正6年、今から88年前に書かれた与謝野晶子の『選挙に対する婦人の希望』という一文です。

全文は(もし興味を持った方は)「青空文庫」からご覧いただきたいと思いますが、一部を引用してお茶を濁しておきます。これを読むと、88年前から日本の民主主義は大して進歩していなかったのではないかと思えてきます。

1917年という年は、大正デモクラシーの最盛期ではありますが、一方で文中にも出てくる第一次世界大戦(1914-1918)の真っ最中でもあるわけです。日露戦争で「君しにたまふことなかれ」を発表し、シベリア出兵にも反対したという与謝野晶子の生涯を、断片的にではなくちゃんと知っておきたいと思っています。

-------------------------------------------------------------------
 私はこの度の総選挙に国民全体が投票権の尊重すべきことを十分に自覚して、これを機会に立憲国の選挙民たるに愧《は》じないいわゆる神聖選挙の紀元を開かれることを期待しております。欧洲の昔に「愚かなる国民の上には苛《から》き政府あり」という諺《ことわざ》があるといいます。我国には専制的な政府ばかりでなく、暴横無恥な政党までが存在しております。日本人は最早彼らの藩閥と党閥との少数階級に愚弄されてはいられない時機に達していると信じます。

 ここに私は重ねて問います。国民は来る四月二十日に如何なる人格を国民自身の代表者として選挙すべきでしょうか。

 私は日本人の一人であり、併《あわ》せて日本婦人の一人である立場から、下のような人格の候補者を物色して国民の代表者として頂きたい希望を持っております。私はその候補者が過去において官僚系の人であると、政党系の人であると、両者以外の新しい中立系の人であるとを論じませんが、出来るだけいろいろの知識と経験とを持った選良を集めて衆議院の実質を高めるため、併せて我国諸政党の実質を高めるために、あらゆる階級から候補者の立つことを望みます。従来は余りに農業階級と実業階級と弁護士階級とに偏して選挙されていました、この度の選挙に既に多数の医師の候補者が現れているのはやや不自然の嫌《きらい》はありますが悪《わ》るくない現象であると思います。もっと学者階級、教育者階級、労働者階級、著作家階級等から候補者を歓迎する風潮をも作らねばなりません。

 私は皆さんが候補者選択の標準を第一に政見、第二に徳操、全くこの二つに置かれることを望みます。確かな政見を持たず、政見を持っていても、その政見を出来るだけ責任を以て実行しようとする倫理観念の堅固でない人ならば我々国民の代表者として信任することが出来ません。

 その政見は鋭敏な直覚と精密な理性を基礎とし、未来にわたる世界の大勢と、国民の知識的、経済的、倫理的現状とに考えて、専ら日本人全体の利害のために国政の本末軽重を取捨し整調する合理的、具体的の意見に富んでいて、しかもそれが選挙民自身の意志を満足せしむる意見でなくてはなりません。政見を以て国民の信任を求めようとしないような候補者は国民の代表者たる資格のない人間であることを徹底して知って置く必要があります。単に名望家であり、財産家であるということや、前大臣、前代議士、前知事、予備将校であるということやは、代議士たる資格として何の必要条件でもありません。何よりもその候補者の政見に思想及び知識の背景があるか、どの点まで世界及び日本の現状に照して実用主義的であるか、その政見は景気の好い一時的の口約束でなくて、あくまでも実行の責任を持った発言であるかを商量することが太切だと思います。

 これまでの候補者はしばしば選挙民に媚《こ》び、もしくは選挙民を欺いて、その一地方のためにあるいは鉄道を敷設するとか、あるいは郡役所を移すとかいう直接の利益を計ることを口実としていましたが、国民はそれらの交換問題に由って投票の良心を左右されてはなりません。衆議院議員は日本の国是《こくぜ》を討議するための国民の代表者であって、府県会議員のように一地方の利害問題に局促《きょくそく》たるべきものではありません。そういう口実を信頼して選挙する人は、その神聖な選挙権をみずから侮辱していることに当ります。

 多数の候補者の政見はあくまでも選挙民の心の中において批判されることを要します。候補者の意見に盲従したのは在来の愚劣な習慣でありました。今後の政治を賢い立憲政治とするには、選挙民自身が他人の意見や勧誘に雷同し屈従することなく、聡明な個人主義の見地から候補者の意見を批判し、その合理的であることが正しく腑《ふ》に落ちて、自分の要求と共鳴することを発見した上で、初めて自分の代表者たる聖職をその候補者に委任するようにせねばなりません。それでこそ衆議院における代議士の発言は民意の真の代表であり、衆議院の制定した法律と、協賛した歳計予算とは国民自身の責任に帰して遺憾がない訳であると思います。

 選挙界の言論を尊重するということは、言論の自由を尊重すると共に、言論の価値を尊重することでなくてはなりません。私はこの度の総選挙に全く黄白《こうはく》の力が駆逐されて言論に由る政見の力が選挙民の良心を感動させることを望む意味から、どの候補者も卓越した政見の発表に努力し、どの選挙民も進んで候補者の政見を傾聴しようと心掛け、口頭の能弁に誤られることなくして、その言論の表示する政見の価値を第一に批判することの習慣を作って欲しいと思います。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年10月29日(土)

たとえば合併について、なにが語られたか

テーマ:政治・選挙
この八戸市長選の話は暗くなるだけなのでやめたいのですが。
と言いつつ今日で最後なので、ひとつの例として合併のことに触れてみます。

4年前、中村氏は14市町村の大合併をとなえて当選し、すぐに各町村説得の行脚にでかける。
まず合併ありきで、ちょっと強引じゃないかと心配したのですが、案の定、五戸地区3町村やASO(もう死語か)3町は参加せず、三戸は周辺町村からも嫌われ(?)、当初3市町村の合併協議会からスタート。
その後、新郷・田子の参加など紆余曲折を経て8市町村に増えたのだが、問題の階上離脱を機に空中分解。
最後に残った南郷とゴールインしたのがこの春、という顛末。

実は、この間の「真相」が市民に明らかにされていないというのが一つ。
ある程度、新聞記事や少し詳しい人の話を聞いたりして何となく理解したつもりになっていますが、
中村市長が合同個人演説会で触れたのは「合併は難しいな」の一言だけ。
そのくせ、相手候補が合併・中核市を持ち出してくると、「中核市はステップに過ぎず、50万、70万の大合併も」などと馬鹿げた戯言を言い出す始末。

そして、その空中分解劇のときに、市民に対しても、市議会に対しても、相手町村に対しても、何ら自らの言葉で訴えかけ、指導力を発揮しようとしなかったこと。
その結果として、周辺町村だけでなく八戸市民にも八戸の市政や市長に対する拭いがたい不信感を残したこと。
このことは、別に小林候補に指摘されなくても誰もが知っている事実だし、たとえどんな語られていない事情があるにせよ、結果責任は重大だと言えます。(合併できなかったことの責任ではありません)
それだけでも、市長失格と言っても過言ではない。
(それだけではないので困っているわけですが)

その中村市政における「合併の失敗」と「リーダーシップの欠如」を最大の争点として訴えている小林候補の言うことを聞いてみると、まず中核市ありき、そのために30万が必要、そのために合併を進める。
(あれれ、どこかで聞いた話だ)
どんな根拠があるのか知らないけれども、私にならその合併ができる、という。
(中村氏がこの後の4年で達成できる見込みがないことも確かだが)
そして、中核市を達成した青森市がその良い例だという。

えーと、全国に恥をさらして、元町民・市民の心を分断し、地理的にみても歴史的にみても無理がある合併を強引にすすめた「大失敗」の例をもちだして、あれを見習いましょうということですか。(^^;;

この2年間、八戸や青森だけでなく、県内の市町村では集合離散、分裂、空中分解、対立などを繰り返し、中央の論理で進められた、まず合併ありき、期日ありきの市町村合併が何をもたらしたのかを県民は思い知らされたはず。
議員の在任特例のことなど、ここでも触れましたが、そういった合併の暗部も垣間見た。
そして、この先の合併話には、相当慎重になっているというのが偽らざる心境ではないでしょうか。

私は今後さらなる広域行政は必要だと思うし、そのための市町村合併も避けて通れない道だとは思いますが、全てが効率や合理化至上主義だけで進まないのも、それぞれの地域がそれぞれの問題をかかえていることも、事実として認めないと話にならない。

といった現状認識の上で更に合併を訴えるというのであれば、それに見合った「言葉」が必要なはずですが、そういうものは何もなく、ただ南郷優遇政策をつづけて、周辺町村が自分たちも合併したいと思わせるようにする、というのが両者共通の戦略のよう。

タバコ問題アンケートへの小林候補の回答もひどいもので、それに対するコメントは選挙期間中につき自粛しましたが(大部分はここに掲載済み)、ソースには白字で伏せた部分も含めてご覧いただけます。(お暇な方はどうぞ)
そういった簡単なアンケート一つで、その項目についての考えだけでなく、その候補のおおよそのことまで把握できてしまうというのも面白いと言えば面白い。(面白くないけど)

というわけで、明日に迫った投票ですが、両候補への投票に加えて白票・棄権を含めたいずれの選択肢も、これまで何年も書き綴り行動してきたことと矛盾することになり、良心が許しません。
真面目に考えてくと進退窮まって腹を切らなくてはならなくなるので(マサカ)、心も身体も「空」の状態になってこの時が過ぎて行くのを待つしかないでしょう。
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。