あすわかの武井由起子弁護士を講師にお招きした、憲法カフェに参加させてもらいました。
アタシの整理のために ちょっと振り返り、つぶやきマス。
あすわかの 王様をしばる法～憲法のはじまり
の紙芝居を見ました。
絵をみながら、耳で聞くと、興味をもちやす～い。
権力はしばっておかないと暴走する。うん、うん。
憲法ってそもそも
権限を持つ人の 権力を制限することで
一般の人が自由や権利を得られるようにするためのもの
っていうはなしから始まったと思う。
憲法を遵守するはずの人は
天皇、摂政、国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員
って明確に９９条にうたってある
へえー 全然知らなかった。
憲法と法律 っていうのはぜんぜん違っていて、
法律は誰もが守るべきもの。
憲法は アタシが守るべきルールじゃなくて
アタシの権利を守ってくれるルールなのか、そっか。
アタシにとって 一番みぢかに思いつく法律は、 道路交通法とかだなぁ
こういうのが たぶん法律なんだよね。公職選挙法とかもよく耳にはする。
憲法と法律って違うんだなぁ。
政府はいろんな法律をバンバン作っているけど
法律を作るには
衆参両院の 出席議員数の過半数の賛成票が必要で・・・
これもかつてはちょっとしたハードルだったはずなのに、今や超えるのがたやすいような気がする。
憲法を改正するにはもうちょっと 高いハードルが用意されていて
衆参両院の 定員数の三分の二以上の賛成票が必要 ＆
国民投票で 投票数の過半数以上の賛成
が必要なんだとか。ふぅん。
でもこれって、投票に行く人の数が極端に少なくても 関係ないんだね。
アタシは選挙って絶対行くもんだと思って育ったけど、投票に行かない人って
結構いるんだよなー、大人になってから知ったカルチャーショックのひとつ。
聞いたところによれば、韓国とかは 最低投票率も重要なファクターみたい。
投票数のどれくらいなのか、 と 選挙権の総数のどれくらいなのか でずいぶん話は違ってくる。今まで気にしたことなかったけど、なんだかマジックだわ。
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憲法の三大原則は？とか三権分立は？って問われると
意味するところが思い出せなくても呪文のように出てくる。
学校教育の弊害なのか、成果なのか(^_^;)
それはともかく 憲法の核心を教えてもらいました。
すべて国民は、個人として尊重される。１３条。
これが核心なんだって。大事なんだって。
三つが原則ってコトより、個人の尊厳を守るためには基本的人権が尊重されるはずじゃないとだし、主権も国民にってことだし、平和じゃないとまもられないよなぁ。
個人の尊厳かぁ。。。
なんだかとっても 憲法さんを見直した
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でも、アタシ達の権利をまもってくれようとしているこの憲法さんを
自民党は変えようとしている。不穏な空気は 鈍感なアタシにもぷんぷん感じられる。
で、どう変えようとしてるかっていうと、これが噴飯もの。
自民党の 憲法改正草案 を現行憲法と対照させたプリントを見せてもらいました。
ひでえ。素人目にもヤバす。
国旗や国歌にまで記述されていて、そんなの憲法に立項すべきものかよ～
変に細かいところがこまかすぎる。
しれっと しっかり書いてある国防軍の記述にはあぜんとした。
っていうかさ、っていうかさ、
そもそも
そもそも！
これ、現行憲法は 権力を持つ人が遵守すべきルールってうたってたはずだよね、９９条。
そこを自民党正案では すべて国民はこの憲法を尊重しなければならない。とかって言ってる！オイオイ
。なんかすげーちがうだろ、コレ。
自民党改正案 前文をのせて合わせるとすごいことを言ってることになる。
あすわかさん、教えてくれてありがとう。
日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、
和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。
言わんとしてるところは こんなところになるんだって！
国と郷土を守れ
基本的人権を尊重しろ
和を尊べ
家族をつくれ
家族や社会が助け合え
国に要求するのはそれから
ぷっっ。
いや、ぷっとか笑ってる場合じゃないのかな。
愛国心はおしつけるものじゃなくて、自然芽生えるのがのぞましいでしょ。
為政者達は大まじめで立憲主義を否定して、国民の行動をしばろうとしてる、んだよな。
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あすわかさんに教えてもらった、現行憲法さんの素敵なところ、
個人の尊厳
これを 自民党改正案は変えようとしている。
すべて国民は、個人として尊重される
これを こう変えようとしているそうだ。
全て国民は、人として尊重される。
個が落ちただけ？いやいや、これって重要なことなんだ。個のカラーを認めない。
みんなのたいせいの迷惑にならないように、国や為政者のすすめたい方向の邪魔にならないようにしろよってことみたい。
やばす。
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アタシはこの平和な時代に産んでもらって育ててもらって
平和教育をすり込んでもらって ほんと感謝してる。
だからこそ、好戦的な国になろうとしている路線をどうにかしたい。
集団的自衛権も安保法も 字を見るのもイヤだ。国会包囲デモには行ったけど。
あぁ、権力持ってる人に 暴走をゆるさないルールって必要だ。
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聞いていてふむふむ と思ったのは
災害のため緊急事態条項を追加しようとしてるみたいだけど、これは 濫用のおそれがあって、すっごい危険らしい。
そんなことより、災害の時、
災害現場に必要なのは、現地に決裁権があることなんだって。ふむふむ。
現場からはなれた人の決裁が必要だったり、はなれてる人があれこれ言うのはよくないよな。たしかに。
さて、憲法改正する気まんまんの現政権だから、憲法改正はどうすすんじゃうのか？
安部政権の進める政治に 危惧を抱いている人もいるけど、
現実には なんとなーく現政権を支持してる人は多い。これがほんとの壁だと思う。
やってることを理解してるとは思いがたい。もっと知らないと目を開いた頃には開戦だよ？。
知ってもらおうとするのは大変だけど、
権利の上に眠ってると、権利はなくなっちゃうよ
さて、アクションしますか。
とりあえず、打ってる間に、 紅玉がきれいに煮えたわ～。