青春を山に賭けて

息子へ)

日本を代表する冒険家、植村直己の自伝。

1984年に遭難して亡くなるのだが、
1971年の30歳のときに書いた本のようだ。

登山家の印象だったが、違った。
生粋の冒険野郎だ。

ケニヤ山に登るために、
野生動物に襲われる危険のあるジャングルを超えたり、
節約のために、アマゾンを丸田舟で下ったり。

お父さんは山登りにも冒険にも興味がないし、
君にも絶対、冒険家になって欲しくない。

それでも、冒険家の話は、カッコいいし、おもしろい。

本筋とは関係のないことで興味深かったこと。
アマゾン川の河口にある一番大きな島は九州より大きいらしい。
川の中に九州???

確かに上海出張のとき、飛行機からみた揚子江は、
とてつもなく大きかった。

地球の自然はとんでもなくデカく、お父さんはビックリ小さい。。。

お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに) 偉人の行動に触れたくなったら

新装版 青春を山に賭けて (文春文庫)/文藝春秋

¥価格不明
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ポスト資本主義

息子へ)

これも研修の紹介本。

研修を受けたことで、現代を支配する資本主義社会に、
初めて疑問を持っているわけだが、この本からも、
新しい気付きをもらった。ただ、難しい、、、。

ひとつめの気付き

まず、歴史を俯瞰すると、
これまで4度、「拡大・成長」期→「安定」期の
サイクルが繰り返されているということを知った。
1つ目 狩猟
2つ目 農耕
3つ目 産業革命以降
このサイクルの安定期には、精神的・文化的な革命が起こっている。
そして現代、4つ目の拡大・成長→安定の時期にある。

ふたつめの気付き

資本主義と市場主義の違い。
とうさんは、この二つを同じものと考えていたが、違う。
市場主義は大昔からある物々交換のときから機能するものだが、
資本主義は、拡大・成長を志向し、それを前提とするものだということ。

そう、パイの総量の拡大の成長・拡大こそが、
資本主義をドライブするものであり、大前提なのだ。
これを、科学技術が支えてきた。

ここで、現代をひるがえって見てみると、
この大前提がなりたつのか?
・化石エネルギーの枯渇
・自然
・なにより需要(人の物欲)
ポスト資本主義の考えが必要だ。

みっつめの気付き

社会化に向けて重要なこと
・人生の前半(家系や相続)の機会均等化
・資産(ストック)の再分配
現代の税による再分配は、ストック(資産)ではなくフロー(所得)を
基準に再分配されている。
・コミュニティにというセイフティーネットの再活性化

稼ぎの大きい人から税を取るのが当たり前と考えていた。
しかし、今の状況を見ると、貧乏な家に生まれると貧乏になりやすい。
それを見直す手段として、資産の再分配は考えるべきだ。

よっつめの気付き

社会を、3つに分けたとすると、
コミュニティー(共)政府(公)市場(私)に分類できる。
現社会は、これら3つ全て「国」レベルに集約されていると本書。

確かにそうだ。

これからは、ローカルに根付くコミュニティーの集合体としてのグローバルが、
求められている???ようだ。

全体として、
少しまとまりないレビューとなってしまった。
難解な本であるため、父さんの理解が追いついていないことが理由だ。

もっと、成長しよう。


お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに)資本主義や社会について興味が出たら。

ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来 (岩波新書)/岩波書店

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経営の未来

息子へ)

研修本のレビューを続ける。

この本は、経営管理をイノベーションしろ!とある。
要は、今の経営の仕方ではダメであり、経営のやり方を変えろということだ。

まず、次の表が目に止まった。
情熱 35%
想像力 25%
自発性 20%
知性 15%
勤勉さ 5%
従順さ 0%
これは、価値創造への貢献比率だ。
まさに、我が意を得たりである。

もう一つ気づいたこととして、
現在経営管理の原理にあがられている「標準化」。
確かに、父さんの会社でも重要視している。
ただ、新しいイノベーションが求められているご時世で、
「標準化」は足かせだ。
標準化されたやり方で生まれた何かは、定義上イノベーションにならない。。。

では、これからの経営に求められる原理を残しておく。
・生命→多様性
・市場→柔軟性
・民主主義→積極的な参加
・信仰→意味
・都市→幸運な出会い

また、イノベーターになるための教訓も一部残す。
・システムの問題の根本原因を理解せよ。
・評価基準が重要
・ボランティアで始めよう
・実験をゲームにして、非公式に行おう
・実験と学習を繰り返そう

この本からも、最近父さん思うことが強調されている。
とにかくやってみて、残ったもの正しい。
成功率は制御できないが、試行回数は制御できる。



お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに)経営に興味か疑問をもったとき

経営の未来/日本経済新聞出版社

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息子へ)

これも研修で紹介された本だが、
残念ながら図書館が所有していなかったため、立ち読みで済ました。

立ち読み、初レビュー!!!

事業計画の立て方を、漫画を混じえて教えてくれる本。

酒屋を父親から継いだ若い女性が、
伝説の起業家の教えを請いながら、化粧品事業を立ち上げていくという
ストリー仕立ての本だ。

その中身のパーツは、中小企業診断士で勉強した内容で、ほぼカバーしていた。

・事業コンセプトを立てる。
・セグメンテーションとターゲティング。
・ペルソナをあげ、具体的に購入例をつくる。
・仮説と検証
・4P戦略。
・事業収支計画書。

全く知らなかったのは、
ペルソナ=ターゲット顧客の典型像を作って、
事業像を描くことぐらいだろうか。

ただ、ぽっとでのアイデアから事業計画書を立てるまでの、
一連の流れを捉えておく目的の本としては、とてもまとまりよく、
マンガの力もうまく使って、かなり分かりやすい良書だった。

実際に事業計画書を書くときには、手元に置いておきたい。
定価では買わないが、、、。ブックオフで108円にならないかなぁ。。。


お父さんの本の買い方) 秋葉原の書泉タワーで立ち読み
読め、もしくは、読むな)読め
君が・・・歳のころに)もちろん事業計画書を書くとき。

マンガでやさしくわかる事業計画書/日本能率協会マネジメントセンター

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リーンスタートアップ

テーマ:
息子へ)

これも研修で紹介された本だが、
もっと前に読んでおくべきだったと思う本だった。
それなりに有名でベストセラーにもなった本だ。

タイトルの「リーン スタートアップ」の通り、
トヨタのリーン生産方式を起業に展開した本。

思った以上に、体系的かつ具体的に、
無駄なくスタートアップ(起業)する方法が書かれている。

起業といっても、脱サラして、自ら起業するときには限定されず、
大企業にあって、新しい事業に携わるときのやり方として、教えてくれている。
まさに、今の父さんが読むべき本だ。

まさに今、事業を起こす場合は、本書を熟読すべきだが、
特にポイントとなるところだけ、ここに記しておこう。

起業における一連のPDCAサイクルを回せ!が、
父さんなりの本書に対する超意訳だ。

そこで、重要なのが、数を撃て!ということ。
仮説を立て、それを検証するサイクルを繰り返さないといけない。
新しいことが上手くいくは誰にも分からない。顧客も知らない。
未来は予測できないので、やってみて確かめるのだ。なるべく早くなるべく多く。

そのために、、、
「実用最小限の製品」を作れと、本書は訴える。

簡単に言えば、製品サンプルであるが、
実用可能なサンプルでなくてはいけない。
しかし、最小限にして、安く早く作らないといけない。

これは、本当に、今、父さんがまさにやるべきことだ。
すぐに、実行に移らせてもらう。

同じようなコンセプトだが、
色々なプロセスの、バッチサイズを小さくせよ!と。
まさに、トヨタの生産方式の起業プロセス展開だ。
企画→開発→プロトサンプル作成。
それぞれ、完璧をもとめて力をいれてはいけない。
細切れ、連携、すぐマーケットに問う。
を、バッチサイズを小さくすべし。ということだ。
これをアジャイル開発というらしい。

また、試したことがOKかNGかの判断基準・測定方法に留意とも。
売上や利用者数では、継続か方向転換の判断を誤るとのことだ。

この本は、図書館に返却するのが惜しい。
会社に買ってもらおうっかなぁ、、、、。

お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読め
君が・・・歳のころに) 新事業にかかわるとき。自ら起業するときは必読

リーン・スタートアップ/日経BP社

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息子へ)

この本も、研修で紹介された本。

現在の資本主義は、世界全体の豊かさを築いたが、
地球温暖化などのグローバルな環境問題、貧困格差をもたらし、
決して持続可能な仕組みではない。

研修と研修の課題図書を通じて、父さんもやっと、このことに気づいた。

本書は、なるべくすぐに作らないといけない次の仕組みを示した本。

主に、環境問題の取り組み方と、BOP(Bottom of Pyramid)において、
企業が、どうあるべきか?を示してくれている。

環境問題も、貧困層を救うビジネスは、
お金儲けのビジネスとはトレードオフにあり、
儲からない、企業のCSR活動でブランドアップのみに、考えられがちである。
父さんもそう考えていた。

しかし、そうではなく、ここにこそビジネスチャンスがあると本書は訴える。

いままでの考えや仕組みを、ゼロベースでとらえて、
今、世界がおかれている状況を正面に見れば、景色は変わる。

両立は可能なのだ。

BOPにおけるやり方は、
一つ前に読んだ「リバースイノーベーション」と、ほぼ同じである。
「小さく、たくさん失敗して、大きな価値を得る。」や、
「土着化」の考えは、勉強になった。
先進国の常識、パラダイム、成功事例は、
足かせとはなれ、成功への武器にはならない。

父さんも、この世界で、一からチャレンジしてみたい。

お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに) 環境問題に対峙するとき、もしくは新興国で働く前に。

未来をつくる資本主義[増補改訂版]――世界の難問をビジネスは解決できるか/英治出版

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この本も、研修で紹介された本。

リバースイノベーションとは、先進国ではなく、
新興国や途上国から始まったイノベーションが世界を席巻すると言うもの。

まず、この本に“してやられたっ!”ことが、
「先進国の技術ややり方を、途上国に適用すれば、それで売れる」という考えは、
全くの間違いで、この考えこそが失敗の要因だということ。

これは、まさしくお父さんが、外国にいって仕事をしたい根拠の一つだった。
完全に間違いだった、そんなに今のグローバル社会は甘くない。

では、どうするか?
新興国・途上国の特性に正面から向き合いマーケティングする。
それに合わせた組織を作る。
お父さんのような勘違いをしている会社幹部を説得して、だ。

先進国での価格と性能を100%とすると、
ありがちの間違いは、70%の価格で70%の性能で新興国を攻略すること。
正しい戦略は、15%の価格で50%の性能のものを作ることだと、筆者は言う。
これを実現するには確かにイノベーションが必要だ。
この教えはためになる。

上の、性能のギャップ以外に、4つのギャップが先進国と途上国に存在する。
・インフラのギャップ
・持続可能性のギャップ
・規制のギャップ
・好みのギャップ

これらのギャップの解消を念頭におきつつ、ゼロベースで、
イノベーションすることが、リバースイノベーションのキモ。

うかうかしていると日本が途上国になり落ちるかもしれない。

お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに) 新興国で働く前に。

リバース・イノベーション/ダイヤモンド社

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ダイアローグ

息子へ)

この本も、研修で紹介された本だが、
かなり哲学的で難解な本だった。

研修で学んだ内容に通じるところだけ、おぼろげに理解したが、
研修を受ける前であれば、100%何を言わんとしているのか分からなかったと思う。

ここに表現するのも、とても難しいのだが、
要点だけ残しておこう。

タイトルのダイアローグ(対話)に関することの前に、
「思考」について、触れておく。

体を動かしたとき、その体を動かしていることを、当然、認知できるが、
思考しているとき、それを思考していることを、人は認知していない。
自分が思考した思考の中身を認知すべきだと、筆者は言う。

今、自分が思考したのは、
過去のトラウマから、そう思考したのか?
教育を受けたからなのか?
親からの遺伝なのか?
生まれた国に国民性なのか?

今、怒りを感じた自分は、怒っているのか?

そこに示されている意味は、真実なのか?自分の思考なのか?

いろいろ思考について思考するとおもしろい。
おもしろいのか?気持ち悪いのか?

次にダイアローグについて。

対話とはコミュニケーションではないと定義づける。
また、リベートのような論理で相手を打ち負かすでもない。

先ほどの、自分の思考に気づくプロセス、
思考を別のステップの思考に昇華するには、
対話が必要なのだと。

自分のことを自分では気づけないのだ。

このような意味のある対話をするには、
対話するメンバーが同じ意識である必要がある。
それを実現した場合、各人の思考の寄せ集めやまとめではない
別次元の「何か」が生まれると。

ここで書いたことを、振り返って理解できるか分からない。
ただ、本書に書いてあることは、この文章よりも難解だ。
覚悟して読め!!!

お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに) 考えることって、と考えたときに。

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ/英治出版

¥価格不明
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息子へ)

この本も、研修で紹介された本。

タイトルのスタートアップとは、
いわゆる起業だが、起業の中で、爆発的に一気に成功する起業のこと。

起業であったり、ビジネスを成功するための本を、
これまでに何冊か読んできたので、目新しいことだらけ、、、
という訳ではなかったが、それでも勉強になるところがおおかった。

・他人には悪いと思われるアイデアの方がいいアイデア。
つまり、皆がいいと思うことは、既に誰かがやっているということ。
目から鱗の新しいビジネスは、初めは他から受け入れられない。

・急速な変化は徐々にはじまる。
指数関数的に増加を目指す必要があるが、初めはその変化は見えない。

・独占を狙う、競争することは負けること、最高を目指さない。

・ニーズをつかむためには、なんども試すことが肝要。

・運を掴むには、、、
ローリスク90% ハイリスク10%の中間リスク案件を取らない。=バーベル戦略
運を掴む確率は、挑戦回数に比例する。
パイを取り合うのではなく、共にパイを大きくする。

この本、全体に漂っている教えは、
「とにかくなんどもやってみる」だ。
うまくいくかはやってみないとわからない。

お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに) スタートアップを考えたときに。

逆説のスタートアップ思考 (中公新書ラクレ 578)/中央公論新社

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息子へ)

この本も、研修で紹介された本。

タイトルから推測できるように、
今、首都圏(特に、千葉・埼玉・神奈川)の医療環境は深刻な状況にあるらしい。

医者が足らない。救急が受け入れてくれない。
医者の高齢化。若手医者の過重労働。保険制度の破綻。

ただ、自分が健康であることもあって、
この問題は自分ごとして考えることができない。

一方、
自分ごとして感じる社会問題は、
誰かにその解決を任すのではなく、
自らも、その社会問題にかかわっていくべきという考えになっている。
解決の結果だけではなく、そこにかかわったプロセスが重要だ。


お父さんの本の買い方) 大田区図書館
読め、もしくは、読むな)読みたければ読め
君が・・・歳のころに) 医療問題に興味を示したときに