ブーメランストリート | AROマンガ手帳

ブーメランストリート

前記事でビック・ジャスティンに、



リオ五輪の中継リポートで福山雅治が貧相に見えたのは、隣に松岡修造がいたから。



というコメ返をしたが、それと似ている話を思い出した。







70年代、


世の女性ハートを鷲掴みにした、郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎のいわゆる新御三家。


その中で、圧倒的なスタイルの良さを見せつけていたのは西城秀樹でした。




郷ひろみは顔が可愛く、野口五郎は歌が上手い。


そして秀樹はスタイルがいい。何と言っても肉感的で背が高い。





音楽番組だろうがカックラキン大放送だろうが、


秀樹は誰と並んでも頭一つ飛び抜けていた。




それは後輩のたのきんトリオと共演しても然り、そう、秀樹は本当に背が高いのだ。







しかし80年代半ば、



あるTVショーで(何かは忘れた)秀樹はとんねるずと共演した。



お茶の間(我が家の)に衝撃が走る。





え?秀樹の頭が飛び出ていない!



単純にとんねるずがデカいだけなんだけど、イメージとリアルの整合が立たず混乱した。。





ノリタケと同じぐらい?ああ秀樹、タカアキと比べると明らかに背が低い!線の細さが際立つ・・・なんてこった・・・





秀樹が、秀樹が貧相に見える。。。




てな、お話。









そして、もう一つ。




大学生の時にコーキャンと「秀樹の明日」について真剣に議論を交わした事がある。



この時、既に秀樹はトップ芸能人のカテゴリーから一段落ちた立場にあった。




あの秀樹がこのまま消えて行くのは勿体ない


なんとかならないのだろうか?というテーマ議論。





今更、歌で活路を見出すのは無理だ!


なら俳優業だ!だって寺内貫太郎一家で息子を演じた秀樹は素晴らしかったではないか!


でも、あれは若さと時代にマッチしていたからだろう?30代の秀樹では・・・


なら刑事はどうだ?


いやぁ・・・今時あんなルックスの刑事いるか?


サラリーマン役は?


課長・西城秀樹とか・・・


だからあんな風体のサラリーマンとかいねーって


時代劇・・・ちょんまげとか似合わねぇかぁ


先生は?教師!


う~ん・・・


ヤクザ!


う~ん・・・









考えれば考えるほどに、



秀樹という存在はあまりにも非日常的過ぎた。



劇画から飛び出してきたようなルックス、秀樹は秀樹以外に当てはまらない。








ニンジャ…



え?



忍者は?





そ、それだ!





議論は満場一致で解決した。





忍者秀樹の巻【完】