ミュージシャンへの道は小二で決まる~ミュージシャン・板東道生のブログ~ -219ページ目

ミュージシャンへの道は小二で決まる~ミュージシャン・板東道生のブログ~

徳島県鳴門市より発信中!ミュージシャン・板東道生のブログ♪

如月にぬくもりをくれる太陽に微笑みながら、敬愛するクラッシックギタリスト「徳永真一郎」先生(徳島県出身)のリサイタルに昨日、行って参りました♪

 

 

 

空を映すほど静かな湖に、彼のギターがフワリフワリと波を立て始める。立っては流れそして消え、立っては流れそして消え…

 

トレモロはその湖に雲を運び、そして風を起こす。いつしかそれは強風と暴れ、しばらく続くと思うとしかし、その右手で風を閉じ、左手で雲をほどく。

 

「Epact」なるオリジナル作品(坂田直樹氏による)では、あらゆる技巧を駆使し、己が全てをさらけ出さんばかりの演奏を。

 

それはその時「演舞」とも見えた。

 

 

素晴らしい+「何か」を感じさせてくれた先生の名演。

 

「何か」…を思い巡らせているとやはりそれは、「徳永真一郎自身なのではないか?」と思い付く。

 

 

 

「徳永真一郎」=「音楽」

 

 

(過去、とは言い難く)歴史上の音楽家から愛され託されたその命と技巧。

 

現代の音楽家から尊ばれ今なお育まれるその存在。

 

ステージに降り立った瞬間から、その天使の如き御姿に観客全員が魅了され魅惑の時へと誘い込まれた。

 

彼自身が音楽そのもの、なのだ。

 

 

真一郎先生、圧倒的感動をいただきました!!圧巻のリサイタルでした!!

 

本当に本当にありがとうございました!!