2016-06-10 15:46:18

「アマゾンのお坊さん便」に関する寄稿

テーマ:お知らせ
「宗教問題」という雑誌の誌面に、アマゾンが手掛けている「僧侶の手配サービスチケット(以下、お坊さん便)」(運営元:みんれび)に関する寄稿をしました。

寄稿内容を整理すると、次のようにまとめられます。
宗教問題 14:追跡、“僧侶派遣ビジネス”/合同会社宗教問題
¥1,000
Amazon.co.jp

〇前提として、このサービスについての良し悪しを問うつもりも、答えを出すつもりもない。
〇一般の人の間で、信仰・供養について語られる場が増えたことは進歩である。
〇全日本仏教会のコメント「宗教行為に営利企業が立ち入ることに反対」「お布施は労働やサービスの対価ではない」ことは的を得ている。
〇全日本仏教会が「一部、非常識な寺院が存在することも認めている」点は評価できる。
〇全日本仏教会の怒りの矛先は、アマゾンではなく運営元の「みんれび」であり、そこに登録している「僧侶」なのでは。
〇法要で3万5千円からという価格設定については、リーズナブル感はさほどない。葬儀時のお布施と勘違いしている人も多い。
〇結婚式ではすでに宗教者派遣ビジネスは確立されている。
〇僧侶派遣会社は15年ほど前から存在している。かつては資格なしに活動する偽僧侶も多く登録していた。

一般の人の意見はレビューに反映されています。

[お坊さん便] 法事法要手配チケット (移動なし)/株式会社みんれび
¥価格不明
Amazon.co.jp


賛否両論あるものの、全体的にはアマゾンを評価する意見が多いのではないでしょうか。

仕事柄、寺院・僧侶と接点を持つことが多いのですが、多くは現代の宗教離れに危機感を持って活動してます。
寺院をめぐる現状は厳しく、単に檀信徒を増やせば安定するという時代ではなくなりました。
葬儀や法養寺の読経の意味、戒名・法名の意味、お布施の意味などを解いても理解されるのも理解するのも難しい時代に、金銭の収受が発生することに疑問が生じても無理はありません。

寺院はかつて法務以外にもさまざまな役割を担ってきました。

聖徳太子が建立した四天王寺は「四箇院の制」がとられ、敬田院、施薬院、療病院、悲田院があり、それぞれ寺院、薬局、病院、社会福祉を担っていました。
ところが病院や薬局があらわれ、福祉サービスは行政中心で行われるようになり、さらに寺子屋的な役割は学校にとってかわられています。
さらに本丸であるはずの「信心」「信仰」部分については、スピリチュアル市場が一兆円と言われる中、カウンセラーやセラピスト(怪しげなものも含めて)などに市場を奪われてしまっているという状況です。

若い女性がパワースポット巡りや御朱印集め、パワーストーンにハマるのには理由があります。
悩みを抱えた人がインターネットやSNSで出会ったカウンセラーに相談することも珍しくなくなってきました。

レイキヒーリング、ヒプノセラピー、ルナヒーリング、森林セラピー、遠隔ヒーリング・・・といったセラピー、ヒーリングが活況を呈し、それぞれの分野で活躍する人が多くいる中で、寺院の役割はまだまだたくさんあるはずです。


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