妻が次男に

「大きくなったら何になりたい?」

と聞いたら

「ひぐち光冬になりたい!」

って言ってたよってことを聞いて、かなり浮かれているひぐち光冬です。

 

 

 

さて、昨日は芸術・文化を堪能した一日でした。

 

まずは長男(小1)の小学校へ図工展を見に。

 

なかなかのセンスを見せる長男の力作

 

全校生徒の様々な作品が体育館中に飾られていて、圧巻でした。

作品を見ながら子どもたちの制作過程を想像すると、なんだか泣けてくるものがありました。

 

 

その後神戸に移動し、日本共産党兵庫県文化後援会主催の“秋の講演と文化の集い”に参加しました。

 

あいさつをする金田峰生氏

 

『豊かで文化的な生活のために―いま、日本の文化行政は―』というタイトルで講演する日本共産党学術・文化委員会の今井直子さん

 

美しい音色を響かせてくれたビオラとピアノの共演

 

 

今井さんの講演を聞いて驚いたのは、日本は文化的政策に全く力を入れてないんだということ。

年間の文化関連の国家予算は約1000億で(イージスアショア1機分)、国民1人あたりに換算すると約819円。これは先進国ではアメリカに次いで2番目に低い数字(アメリカは1人あたり479円)で、イギリスは国民1人あたり2824円、ドイツは2634円、フランスは7568円、韓国は5467円充てられているのを考えると、日本がいかに文化政策にお金を掛けていないかということがよくわかります。

 

おそらく現政権は“大企業の利益”しか考えていないから、“儲からない文化”は切り捨てていこうという考えなのでしょう。そして、そんな文化政策でさえ、“何とか儲けに繋げることはできないか?”という観点で捉えているのが今の政権の特徴のようです。

 

なんか、儲けることしか考えていない今の政権に、私は虚しさを覚えます。

 

彼らはきっと“お金=豊かさ”だと思っているのでしょう。だからGDPや株価の数字を引き上げることしか考えていなくて、国民無視の極端な大企業優遇政治ができてしまうのだと思います。

 

でも、違う。私は“豊かさ”というのは決してお金だけでは計れないと思う。

本当の“豊かさ”というのは、“どれだけ文化・芸術が振興しているか”で計られるべきじゃないだろうかと。

だって、文化・芸術をしっかりやろうと思ったら、それなりの時間とお金が必要なわけです。つまり、文化・芸術が振興しているということは、国民の中に時間とお金の“ゆとりがある”という証拠に他ならないわけで、それってめちゃくちゃ豊かな状態じゃないですか。私はそんな国を目指すべきだと思うんですけどね。

 

“豊かさ=文化・芸術”

 

この尺度を忘れないでいただきたい。

 

 

 

 

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阪急西宮ガーデンズ前 街頭演説

11月25日(日) 16時~

日本共産党前衆議院議員 清水ただしさん

党国会議員団兵庫事務所長 金田峰生さん

党兵庫県会議員 いそみ恵子さん

党西宮市会議員団

市政対策委員長 ひぐち光冬

が訴えます!ぜひ聞きに来てください!

 

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また「ひぐち光冬通信」を公開【2018/10/29 vol.9更新!】

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