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2017年06月20日(火) 11時19分39秒

うつ病の復職後の再発

テーマ:病気の診断について

薬に頼らない精神科医の千村(チムラ)です。


毎日、患者さんたちからいろいろな話をお聞きします。

世間で起こっていることがよくわかる。
うつで不調になり、出社が困難になり、そして休職する。

薬を飲んで、しばらくしたらリワークに通う。

そうこうして主治医から復職の許可が出る。
復職後しばらくは調子がいい。

しかし、再び不調になる。
また不調になれば、

初めよりもっと周りを気にして、不調とは言いにくい。

減ってきた薬がまた増える。
無理を続ける。

ある日どうしても、出社できなくなる。

結局欠勤となり、申し訳ない気持ちで一杯になる。

しかし、出社できない日が続き再度休職となる。

職場や家族に申し訳ない気持ちがつのり、

「弱い、ダメだ」 と自分を責める。
 

前の病院でリワークに通っていましたが、

  再発で戻ってくる人がすごく多かったです

何人もの患者さんが話してくれました。

 

なぜ、再発するのか?

なぜ、何度も休職する人が多いのか?

会社勤めの人以外、
例えば主婦や自営業でも、

なぜ再発する人が多いのだろうか?
うつという病気の特徴なのか?

本人にうつにかかりやすい傾向があるのか?

みなさんはなぜだと思うだろうか?
 

再発で悩んでいる方は考えてみた事があるだろうか?
 

でも「うつは再発しやすい病気!」

と単純に納得してはいけない。

こんなふうに患者さんたちとの話を通じて

私が考えてきた事を3冊目の本にまとめました。

7月初めに出版いたしますので

ご興味のある方は、是非読んでみていただきたい。

http://amzn.to/2scHgkz


 

7月9日(日)は

日本健康機構の医療健康セミナーでお話しさせていただく予定です。

毎月、各界の医師が講演するセミナーで、

私は今実践している医療についてお話させていただきます。


7月30日(日)は

仙台、日本支援助言士協会の研修会にお招きいただきました。

カウンセラー志望の皆さんに、

私が臨床で感じてきた事をそのままお伝えする予定です。

一般の方々にも参考にしていただけると思います。
 

ではまた次回に。
 

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2017年03月02日(木) 16時13分45秒

うつ病&メンタル美人&鉄欠乏

テーマ:病気の診断について

薬に頼らない精神科医、千村ちむら)です。
暖かい日がちらほらとやってくるようになりましたね。
もう3月。
受験や卒業、年度末など、
みなさん忙しく、あわただしい毎日でしょう。

私の仕事は心と体の不調の治療ですが

みなさんの症状は
日常生活や社会の変動の影響を大きく受けている


そう痛感する毎日です。
そう感じれば感じるほど、
薬だけで解決できる問題ではない!
と確信を強めています。

さて事前にお伝えしておきますが、
今日の話は長くなりそうです!

2月の「薬に頼らないうつ病治療講座では、
初参加の方々を対象に入門的なお話をいたしました。
入門講座で毎回お話することのひとつが、
うつをもたらす鉄欠乏」というテーマです。
人間の体の中には、たくさんの鉄があります。
たくさんといっても、
大まかに言って3グラム位で、
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどと比べると
はるかに少ない量ですが。
鉄は人の身体では、
血液中で酸素を運ぶヘモグロビンの中、
筋肉のミオグロビンの中、
代謝や活性酸素を消す酵素の中などに存在します。

一般的には鉄が足りているかどうかは、
血液検査のヘモグロビン血色素)という項目で見るわけですが、
この数値は酸素を運ぶヘモグロビンという物質が、
血液の中にどれくらいあるかを調べるものです。
ヘモグロビンの多い少ないは、血液が全身に
どれくらい酸素を供給できるかに直結しています
から
体の活動、どれくらい無理がきくか
という事などに大きく関係します。
基準値内に入っていても、
ヘモグロビンが少ない人は多い人に比べて
活動性が低くなってしまうのです。
頭の回転も低下してしまいます。

女性のヘモグロビン基準値は
男性よりも低く設定されているのですが、
これは女性、特に生理のある年代では
出血が定期的に起こるため、
常にヘモグロビン低下状態にあるからです。
女性のヘモグロビン低値は
たとえ基準値内であるとしても、生理出血という

「体に負担になる自然現象」の影響を受けています。
したがって
「女性の場合には、ヘモグロビン値は低くても当然で、
 基準値内であれば問題はない」 などとは、
決して考えてはいけないのです。
少しでもヘモグロビンを上昇させる努力が重要です。
生理があるということは、毎月献血をしているようなものです。
献血は、貧血がひどい方はできませんが、
生理については
多少の貧血があっても体はストップしてくれません。
必ず定期的に始まり
体から相当量のヘモグロビンが失われていってしまいます。

(今日は触れませんが、タンパクなど他の栄養も失います)
子宮筋腫子宮内膜症などで不正出血のある方は、
一層ヘモグロビン欠乏になりやすいです。
それによって身体に必要な十分な酸素供給ができず、
 体が動かない、だるい、疲れやすい、
 朝起きれない、無理がきかない、疲れが回復しない、
 体が冷える・・・

こういう「うつ症状」が出やすくなります。
うつ病」の方の場合には、
鉄欠乏が症状に関与している可能性が大きいのです。
うつ病女性の診察では、
生理の有無、規則的か、
 痛みや出血量、婦人科疾患の有無
など」を質問する事は
最重要事項のひとつなのです。
よく、「うつは女性がなりやすく、
    それにはホルモン変動などが関与している
」 

と言われますが
そういう難しい事は別として、
貧血鉄欠乏が大きく関与している事はまず確実でしょう。

鉄欠乏を察知するには、
ヘモグロビンの検査だけでは不十分です。
血液検査で「フェリチン」を調べることが重要です。
全身の鉄は
ヘモグロビン関連の部分に約2.4グラム、
フェリチンで測定可能な組織鉄として約1グラムとして
分布しています。
ですから、全身の鉄が足りているかどうかは、
ヘモグロビンだけでなくフェリチンも測定しないとダメなのです。
フェリチンはこれまでも、
健康番組でしばしば取り上げられていまして、
その時はみなさん注目するのですが、
しばらくすると

うつ病フェリチンの関連」は忘れ去られてしまいます。
ヘモグロビンが基準値内の人でも、
フェリチン検査によって、症状がはっきり出る前の
微小な鉄欠乏の有無を調べることができるのです。
私のクリニックでは約8年くらい前から、
受診された方々全員にフェリチン検査を勧めてきました。
皆さん半信半疑ですが、実際に検査してみると
今まで指摘されることがなかった鉄欠乏が見つかります。
驚くべきことは、
身体壮健、スポーツ体型の筋肉マンうつ病男性にも、
フェリチン検査で鉄欠乏が見つかることが、非常に多いです。
最近の診療でも何人も見つかりましたが、
私はこのような方を「貧血男子」と呼んでいます。
女性でも男性でも、
ヘモグロビン値、フェリチン値が低い方には鉄を処方します。
しかし問題がいくつかあります。
たとえば、「フェリチン値が低い」とは
どの程度をいうのかが問題です。
実はこの場合にも、基準値は参考になりません。
男性は生理のような出血がないので、
基準値は比較的決めやすいでしょう。
しかし女性は生理によって、
常に貧血状態にあり個人差も大きいので、
そういう方々のデータのどこからが治療が必要か?
その判断基準は
検査会社の定めた基準値を鵜呑みにするわけにはいきません。
皆さんならどうしますか?
よく考えてみていただくと、ヒントがあります。
生理出血が女性をいつも
フェリチン低値の鉄欠乏状態にしているのです。
だとしたら、生理がないときの状態、
そういう時のフェリチン値はどうなると思いますか?
そうです!
参考にするのは、閉経後の女性のフェリチン値です。
閉経後の女性は、
時間とともにフェリチン値が上昇してきます。
60から70前後と上昇してきます。
定期的出血という負荷にさらされる事のない、
閉経後女性のフェリチン値は自然に上がってきます。
アラフィフ、アラカン女性が
元気はつらつ、チャキチャキしてくるのは、
加齢とともに何かが吹っ切れるという心理的なことだけではなく
閉経とともに鉄欠乏による身体的ハンデが解消される
ということも、大きく関係しているでしょう。
こういうことは、公表されているデータや基準値とは別に、
臨床で日々患者さんをみている、我々のような町医者の感覚で
データや基準値の教科書的見方を修正しながら、
目の前の患者さんに当てはめていかなければ、
実際の診療には使えないということの事例なのです。

これに関連して、
妊活中の方、妊娠中の方、授乳中のお母さんでは、
鉄をはじめとする栄養は基準値にとらわれる事なく、
十分補充する事が必要です。
なぜかお分かりですね?
二人分!必要ですから。(双子ちゃんの場合には、3人分!)
多くの女性のみなさん!
血液検査のヘモグロビンフェリチン検査の重要性を

認識していただき
たとえそれが基準値内であっても、
健康診断のA判定であったとしても鵜呑みにせず
今日お話ししたことを頭に入れて、
閉経後女性を目標に鉄補充に励んでください。
場合によっては、
婦人科や血液内科の受診、

貧血男子では消化管出血のチェックなど
いろいろなチェックが必要です。
また、鉄の服用摂取は検査しながら行えば、
特にリスクはありませんが、
これらについての見解など、
ここでは書ききれない事がたくさんあります。
それはまたの機会にします。

今日は鉄の酸素供給能力についてお話ししましたが、
それ以外の鉄の働きについても、
膨大すぎて今日ここでは触れることができません。
鉄には本当に多岐にわたる働きがあります。
もう7年前になりますが、
私が書いた「これからはメンタル美人」で簡単に触れています。
本文の一部のリンクを貼っておきますので、
よろしければそちらをごらんください。
http://www.chimura-clinic.com/pdf/mental_beauty.pdf



今月3月19日(日)は、
名古屋で講座でお話しいたします。
当日も今日の内容に詳しくふれたいと思っています。
詳細はこちらから、ご覧ください。
http://www.chimura-clinic.com/pdf/2017nagoya_chirashi.pdf
http://www.chimura-clinic.com/pdf/2017nagoya_fax.pdf

遠くのいろいろな方から、
「日曜日や祝日にも相談を聞いてほしい」
というご希望が寄せられています。
3月26日(日)11時から
相談をお聞きする日をもうけました。
医療に限らず、心の全般についてご相談をお受けします。
ご希望の方は、
千村ちむらクリニックまでお電話でお問い合わせください。
03-5950-1881) http://www.chimura-clinic.com
また更に、遠くの方々のご要望で、
スカイプでの相談をお受けする事にいたしました。
これについてはメルマガなどでお知らせいたします。
ご希望の方はHPからメルマガをご登録ください。

今日も長文になりましたが、
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

今日の話しは世界中、
うつでお悩みの多くの方々、
特に女性の皆さんにとって、
今日から実践できるうつ軽減のヒントになると思います。
ぜひ!
お互いにシェアで情報交換をしていただければうれしいです。
ではまた、次回に。

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2017年02月23日(木) 17時08分30秒

私は本当に、双極性障害Ⅱ型でしょうか?

テーマ:病気の診断について

薬に頼らない精神科医、千村です。

診療が終わって帰り道、
夜の空気に春の気配を感じるようになりました。
もちろんまだ寒い日はありますが、
春は確実に近づいて来ていますね。

私のクリニックには日々、
いろいろな患者さんが相談にいらっしゃいます。
 うつ病
 双極性障害
 パニック障害
 発達障害
 ひきこもり
 ガン   
  など。

もちろんメンタルクリニックは初めて
という方もいらっしゃいますが、
他のクリニックに長期間通院してきた方も多いです。
ほとんどの方が薬物療法を受けて来ていて、
その結果いろいろな疑問や思いを胸に来院なさいます。
(ガンの患者さんについては、以前に書いたものがあります。)
http://www.chimura-clinic.com/pdf/mental_care_of_cancer_patients.pdf
   
例えば双極性障害Ⅱ型と診断された方々には
医者がそう言うのだから、
 そうなのだろうけれど、本当にそうなのだろうか?

という思いを抱き続けている方がとても多いのです。
精神医学の歴史をさかのぼると、
今までに新しい病名がたくさん出現して来ました。
ある病名がある日を境に、
別の病名に変わるということもありました。
それは
何か新しい発見や研究の結果のように見えるかもしれませんが
決してそんなことはありません。
病気の中身は同じで、
呼び名が変わっただけという例も多いのです。
なぜ、あえて手間ヒマかけて名前を変えるのか?
そこには、
何かそうせざるを得ない事情や都合」があるのでしょう。

双極性障害Ⅱ型は、簡単に言えば軽いそううつ病です。
それには、ラミクタール、リチウム、デパケンなど
感情調整剤という薬物療法が有効と言われています。
もちろんそういう方もいるでしょう。
しかし、
私のクリニックに転院してくる双極性障害Ⅱ型の方は、
その多くが減薬断薬が可能な方々です。
それは、人間はなぜ軽躁状態になるのか?
それを考えてみれば当然のことなのです。
軽躁状態は、「病気の症状である」という考え方を
あえて持ち出さなくても説明がつくのです。
となれば、
治療法は必ずしも薬物療法でなければならない、
という訳ではないのです。
またさらに、双極性障害Ⅰ型Ⅱ型に分けたこと、
その意味についても疑問を感じています。
発達障害、アスペルガー、双極性障害
そして他の科でも次々と新しい病名や用語が作り出されます。
それらの中の何割が実態を伴う病名なのか、
本当に疑問を感じます。

精神医学診断の最大の問題点は、
何と言っても「症状で診断名を決める」という事にあります。
簡単に言えば、
本態が違う病気でも症状が同じなら同じ病名がつく

というわけです。
薬物療法は診断名によって決まってきますから、
「違う病気でも診断名が同じとなれば、同じ薬物療法」 となります。
そうなるとおわかりのように、
薬が効く人と効かない人が出てきますし、

再発する人と再発しない人が出てきます。

こういう事が、

  長期化する人

  再発する人

  治りきらない人

  復職できない人 

がすごく増加している現状にも関係しているでしょう。
今の精神医学の考え方の中で、
ある特定の国から入ってくる考え方は、
精神科専門医として私にはどうもしっくりきません。
そして、
私のクリニックにご相談にいらっしゃる多くの患者さんも、
同じ感覚をお持ちのようです。
ご自分の心の不調について、
 ただ受動的に治療を受けるだけでなく、
 ご一緒に勉強しましょう。

今日も新患の方々に、そうお話ししました。



来月3月19日(日)は、

名古屋で講演会を開催いたしますが、

そこでも双極性障害にふれたいと思っています。
詳細はこちらから、ご覧ください。
http://www.chimura-clinic.com/pdf/2017nagoya_chirashi.pdf
http://www.chimura-clinic.com/pdf/2017nagoya_fax.pdf


遠くのいろいろな方から、
「日曜祭日に相談に行きたい」というご希望が寄せられています。
3月26日(日)11時から相談をお聞きする日をもうけました。
医療を中心に、心の全般についてご相談をお受けします。
ご希望の方は、
千村クリニック(03-5950-1881)まで

お電話でお問い合わせください。
http://www.chimura-clinic.com


今日のお話しに関して、最後に2つ。
いつもお伝えしていますが、
私の話は薬を否定するのが目的ではありません。
治療の選択肢を薬以外にもたくさん広げること
その中から患者さんも医者も
自分に合うものを選べる治療環境を目指すこと
それが目的です。

もちろん減薬には、時間と手順が必要です。
それは患者さんひとりひとり異なり、
決してマニュアル化できるものではありません。
ネット上の説明だけで可能なものではありません。
興味のある方は、ご相談ください。
私の講座にいらっしゃれるみなさんには、
質問コーナーでもご説明いたします。
 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
みなさん、体調にお気をつけて、お過ごしください。
ではまた、次回に。

 

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2017年02月01日(水) 17時54分18秒

コレステロールとうつ病

テーマ:うつ 生活習慣 栄養食事療法 薬以外

薬に頼らない精神科医のチムラ(千村)です。

うつ病はなぜ増えているのか?

うつ病の治療は薬だけなのか?

今回は、コレステロールとうつ病との関連について。

 

私のクリニックで血液検査を依頼している検査会社の
血液中の総コレステロールの基準値は、130219mg/dL

となっています。

 

この範囲であればOK

この範囲からはずれていると異常あり となります。

 

特に越えている場合は、

「コレステロール値が高いから治療が必要、スタチンなど

   コレステロールを下げる薬をのんでください」

という判定となる訳です。

 

しかし、

本当にそれで良いのか?

仮に高いとしても、すぐに薬で良いのか?

薬を使うにしても、スタチンが良いのか? など

いろいろな議論があり、

「心と体を診る精神科医」としては、大変興味があるテーマです。

 

スタチンはコエンザイムQの体内合成を下げてしまうので

元気がなくなり「うつ」になってしまいます。

まず生活習慣など、

他の部分の見直しから始めるという選択肢もありえることを

忘れてはいけません。

 

また、コレステロールは

細胞膜やホルモン合成の重要な原料ですから、

やみくもに下げるのはよくないでしょう。

下げ過ぎはよくありません。

海外を中心に、

コレステロール値が160を切ると

   メンタルに不安定となる傾向が強まる

という研究論文がすでに出ています。

 

医療というのは、

その人それぞれの生活や体質、

他の症状や病気との兼ね合いで考えねばなりませんが、

残念ながら日本の医療は

それとは逆方向に、どんどん進んでいます。

 

「日本全国一律のコレステロール基準値で判定し、

   日本全国一律の治療法」 という流れになっているのです。

 

さらに、

それぞれの症状に別々の病名をつけて

バラバラの対症療法をする方向に向かっているのです。

 

そして、

「病気の早期発見と早期治療のため、

 今日からコレステロールの基準値を改定します」 となると

 

「あなたも今日から、薬を飲んでください」 となるわけです。

 

病気とは一体なんでしょう?

 

いろいろな検査が開発されます。

 

それによって、

今まで気にも止められなかった状態が「異常」と判断されます。

そして要治療となる訳です。

そのときに、もちろん

症状の重症度や、検査数値の異常の程度にもよりますが、

まずは経過観察

(受診していただいて、投薬治療はせずに経過を見る)

あるいは薬以外の治療、

例えば、生活習慣の見直しや食事など栄養の改善という選択が

あってもいいはずなのです。

 

「うつ病はなぜ増えているのか?」

 

コレステロールの例のように、

正常なゆううつ感と病的なゆううつ感との境目をどこで分けるか?

 

その基準が変われば、

うつ病と診断される方の数も変動します。

そして、もし仮に病気と判定された時には、

「すぐに抗うつ薬!」という全国一律の治療法に傾いてしまう

 それが今の医療の流れなのです。

 

いつも申し上げるように

「患者さんはひとそれぞれ、そして医者もひとそれぞれ」なのです。

心身の不調はご自分の問題ですから、

医者まかせにせずいろいろと調べてみてください。

医者も、一律の診断治療でない場合は、

患者さんごとの状態を詳しく把握しなければなりません。
全国一律でない医療というのは、

患者さんにとっても医者にとっても、

たいへん時間と手間を要するものであることはたしかでしょう。

 

調べる方法で、私が重視しているのは、

本、有料の講座や研究会、海外の情報などです。

ネット情報や無料講演会などは、

情報発信者や講演会主催者はだれかなどを調べながら

医療の流れ、例えば

「何がはやりか?」

「なんのキャンペーンが仕掛けられているか?」

などを把握する時に参考にします。

 

薬に頼らないうつ病治療の具体論は、

非常に多岐にわたりますから、

ここで簡単にお話しする事は出来ませんが

私の本やブログなどお読みいただき

それらを組み合わせていただくと、参考にしていただけるでしょう。

 



3月19日(日)には名古屋で、

「Dr.チムラの薬に頼らないうつ病治療」講座 in 名古屋

  http://www.reservestock.jp/events/163441

を開催いたします。

今回も昨年兵庫と同じく、

現地名古屋の皆さんがボランティアスタッフとして

ご協力くださいます。

本当に感謝感謝です。

当日は私の講演とともに、

できるだけご参加の皆さんとの情報交換をしたいと思っています。

お近くにみなさんは、是非ご参加ください。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


何か感じることがございましたら、

ぜひ多くの皆さんにシェアで教えていただけると嬉しいです。

 

まだまだ、寒い日が続きます。
受験生とご家族、卒業や資格試験をひかえている方。
年度末のお仕事、新年度の準備など

全国みなさんお忙しい時期です。
お体をおいたわりいただき、

風邪などにお気をつけてお過ごしください。
ではまた、次回に。

 

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2017年01月17日(火) 18時52分56秒

うつ病にカウンセリングは有効?

テーマ:うつ病 薬にたよらない治療

カウンセリングは心の不調の治療に効きますか?

というご質問をよく受けます。

 

若い頃から精神療法に興味を持ち、

15年以上前にアドラーカウンセリングを勉強しましたから

「効果があるケースが多い」というのが、私の答えです。

 

結局、『人間の心は人間にしか癒せない』からです。

 

一方で、多くの皆さんから

 

前にカウンセリングを受けたけれど、変化がなかった」とか、

 

一時的な効果しかなかった

 

もう10年も受けていますが、

 これからもずっと受けるように言われています

 

いつまで、受け続ければいいのでしょうか?

 

私が話して、ただそれを聞いてくれるだけでした

 

とかいうお話をお聞きします。

 

それはおそらく、そのカウンセラーは

あなたには合っていない?

あるいは力不足?  ということであって

カウンセリングという治療法自体が無意味

ということではないのです。

 

あなたにとって、

いいカウンセラーとめぐり会えるかがポイントです。

(お稽古ごとで、

 いい先生につかないと、上達しないのとまったく同じです)

 

そして、一定期間で効果がなければ

別のカウンセラーに変えるのもいいでしょう。

医者で言えば、セカンドオピニオンです。

また、お気持ちの深いところに触れずに

表面の症状だけ取り除くカウンセリングでは

結局根本が解決せずに症状が長期化し

カウンセリングを延々と続けることになるのです。

対症療法の薬といっしょです。

薬依存にも似た、

「カウンセラー依存」の状態におちいってしまうのです。
根本的な解決に近づくためのカウンセリングをしてくれる

カウンセラーがお勧めです。

 

是非皆さんにカウンセリングの効果を知っていただき、

再発しない治療と人生の充実を実現していただきたい!

特に、今、休職中でお時間のある患者さんに

活用していただきたい!

そう強く感じています。

 

なぜ、カウンセリングが有効かは、

これからはメンタル美人

 http://amzn.to/NzaYKO の中で

「カウンセリングのポイント」の事例を書いておきました。

 特に36ページの

 メンタル美人への道の

 第3章「身の回りの出来事、人間関係

 第4章「私の過去にありがとう、そしてさようなら

 第5章「メンタル美人に求められる柔軟な視点

などに書いておきました。

私のクリニックでは、

診療でテキストとして、読んでいただいています。

是非、Amazonのレビューなどに率直なご感想をお寄せください。

 

当院では1回50分で5400円です。

中には、他院に通院中の方で

カウンセリングのみ当院で受けられていらっしゃる方や

うつ病という病気なわけではないけれども

相談してみたいことがある

といった方々もいらしています。

 

カウンセリングについては

否定的な精神科医もいます。

それはおそらく、

心の不調の治療についての考え方の違いです。

医者もそれぞれ考え方が違います。

多様な治療法があっていいのです。

患者さんも人それぞれ、医者も人それぞれ。

患者さんが選べる治療法が

バラエティーに富んでいるほうがいい

私はそう思っています。

 

私としては

カウンセリングに限らずあらゆる治療法について

患者さんたちの選択肢が増えるのは

とても良いことであると思っています。

 

健康は、ご自分で考え学び守る時代です。

 

そのヒントになる講座を毎月開催しておりますので

お時間がございましたら、ぜひご参加ください。

 

今月は1月28日(土)17時〜

テーマは「再発防止について考える」です。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた、次回に。

 

 

▪️「Dr.チムラの薬に頼らないうつ病治療」月例講座

 http://www.reservestock.jp/events/162512

 

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