ソロアーティストが多いフィリピンのメジャーショービズ界で気を吐いている凄腕集団のバンド アグスンタ(Agsunta band)。
オリジナル曲主体のデビューアルバムはなかなかいい感じに出来上がっていてBGM的に聴き流すもよし、じっくりプレイを聴いてみるのもよしの好盤なのであります。
そんなアグスンタ・バンドのデビューアルバム１曲めに収録されたシングル「Di Ba Halata」のオフィシャルミュージックビデオが5月5日にYoutubeにアップされましたが、これがとても楽しめる１作となっています。
Kathniel (Kathryn BernardoとDaniel Padilla)、LizQuen (Liza SoberanoとEnrique Gil)、そして先日来日していたJaDine (James ReidとNadine Lustre)、３組のStar cinema看板ラブチームの主演映画がビデオ中にごっそり使われています。それもNGシーンやスピンオフ映像など上映ではお目にかかりにくいシーンを中心に盛りだくさんな内容、さらには今年3月に大阪でプレミア公開されたアントワネット・ハダオネ監督の「愛して星に(Love You To The Stars And Back)」からもふんだんにピックアップされています。
ミュージックビデオです。
star cinema系列のアーティストならではの贅沢なビデオ、新人バンドのデビューシングルとしては話題性抜群ですが、演奏もピカイチ！
フィリピンのポップロックバンドの王道をいくスタイルのメロディ・アレンジで、演奏・歌唱レベルが高く引き締まって洗練された印象の一曲です。
アグスンタバンドの楽曲を探していると、ゲストシンガーを招いたライブ映像が多いのでついつい色々と見てしまいます。
カッコいいな！と思ったのは彼らの本拠地(スタジオ)でダバオ出身の学生ボーカルトリオ ゼリーア(Zhalia)とセッションしたDati (オリジナルはティッピー・ドス・サントスのアルバムに収録で、ゲストにサム・コンセプションとラッパーのQuest)、キャッチーなメロディがループする楽曲でゼリーアの３人とアグスンタのボーカル ジャイアーの掛け合いが実にカッコいい！Questのラップの部分はゼリーアの３人がバトンタッチしながら・・・という展開。
リラックスして歌っていますがかなりハイレベルなセッション、楽しそうなビデオです。
アグスンタバンド、オススメのアーティストです！
アルバもめちゃカッコいいです！
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