西部警察 SPECIAL
テーマ:ブログ2003年製作 放映2004年
監督 村川透
撮影 仙元誠三
企画 テレビ朝日 石原プロモーション
主演 渡哲也 舘ひろし 徳重聡 神田正輝
1984年の放送が終了した西部警察が17回忌の法要に合わされて再制作された、しかし撮影中の事故により連続ドラマの予定で製作していたが撮影は中止。放映の延期になったがファンの熱い要望と被害者との示談が成立したことにより1話完結という形で再編集されて2004年に放映された。
ストーリーはニューヨーク市警(NYPD)に出向中の橘数馬(徳重聡)はチャイニーズマフィアの連絡係チャンを逮捕して国際手配されている新美正臣(西岡徳馬)の情報を聞き出した。その頃西部署より新美の身柄を日本に護送すべく鳩村英次(舘ひろし)と堀内昌兵(金児憲史)が逮捕の現場に合流するが橘のパートナーのボブが新美の手下に射殺されてしまう。それでも何とか新美の身柄を確保し日本に護送するが謎の国際的テロリストスズキマコト(神田正輝)が日本に入国したという情報が入る・・・・。
この西部警察SPECIALは以前よりのファンの間では賛否両論である、なぜなら殉職したはずの大門が生きており課長として存在しており大門の理解者であり上司でもあった木暮課長が登場はしているが写真のみの登場でありあたかも大門と木暮は以前の西部警察のような関係であるのかどうか?なぜ死んだ大門が生きているのか?等、以前の西部警察とリンクするようでしていない部分がファンの間で意見を分けている。
更にストーリーの荒々しさ、フィルム撮影からVTR撮影に変更になったり意味のない倍速での演出、映像に撮影スタッフが写りこんでいたり等とスタッフ側のミスも多く目立つ為一部のファンの間では駄作とも言われている。とは言えあの西部警察が形が変わったとは言え帰って来たのは嬉しいのである。
今回の主役は
橘数馬に徳重聡
21世紀の石原裕次郎を探せのコンテストでグランプリに輝いた彼の役者としての本格的デビュー作品である。
脇を固める西部署の署員には
以前放映されていた西部警察では特機隊隊長であり愛機カタナ1100を操り凶悪犯を追い詰めていく刑事であったが今回は現場を仕切る役になる。
捜査課の紅一点の日下直美には戸田菜穂
設定では爆弾処理班との兼務となっており橘とも以前から面識があるという事になっている。
初期設定では橘という名前もあったがもう一人の橘とかぶる為に大門に落ち着いた。
その他オーデションでノミネートされ部門受賞した木村昇、金児憲史、池田努らも西部署捜査課のメンバーとして登場する。
さて西部警察と言えば全国をまたにかけたロケと派手な爆発やカーアクション、銃撃戦がウリであるが今回もそれは顕在である。
今回の国内のロケは宮崎市内で行われており市内を封鎖してのロケや爆破シーンも撮影している。
因みに採石場に建設した敵の要塞も・・・・
最後は爆破させて木端微塵
そんな中でも演技をする俳優はたまったもんではないです。因みにこれは合成やCGではないです。生身の人間が実際にその場で爆風は爆熱を感じながら撮影をしているのです。
そして冒頭のシーン等はニューヨークで行われておりタイムズスクエア前等のロケーションも行われている。
メイキング映像では英語が堪能な舘氏が後輩の徳重らにホットドックを英語で注文してあげるという一面も収録されている。
更に今回登場する軍団たちが操る車は今まで登場した国産の車でなく海外の車を使用している。
TVRタスカン
TVRはイギリスの車メーカーでありスポーツカーの生産をしているメーカーであり日本での販売は1986年より開始されており現在はオートトレーディングルフトジャパンが輸入権を持っている。
モノクラフトGT-300
トヨタのMR-SをベースとしておりスーパーGT選手権に出場する為に製作された車をそのまま市販車にしている。
以前の西部警察のファンなら現行のZやスカイラインをベースにしたスーパーマシンを期待していた人も多いかと思うが一説によると予め壊されるとわかっている番組には車両は貸し出したくないとのメーカー側が言ったという話もあったそうだ。
この撮影において爆破をした際に消化活動をする為に購入した日野自動車ベースの消防車は真鶴町の町内の消防署に寄贈されたそうだ。
さてもう一つは銃撃戦であるが以前の作品では団長=レミントンショットガンというイメージで定着しいるが今回の団長の鳩村はアサルトライフルを使用する。
H&KG36C
ドイツ製の銃器メーカーのヘッケラー&コッホのアサルトライフルでレイルシステムやダットサイト等を乗せれる様にマウントが標準装備されている。この銃は最近は警察特殊部隊のSWATでも使用している国が多い。
また鳩村団長が使用するハンドガンは以前はコルトパイソンヘビーバレルを使用していたが今回はオートマチックを使用している。
スプリングフィールドM1911A1
刑事貴族以降、舘氏が出演する刑事ドラマではM1911系の45オートを使用する事が多くなり舘氏はゴテゴテしているような銃より質実剛健でシンプルな銃を好むそうでありこの西部警察でも45オートを使用している。
彼自身これが本格的な悪役に挑戦しており冷酷なテロリストのリーダーという難しい役をこなしている。
彼の銃器の扱い方には定評があり太陽にほえろのころからオートを使いこなしているだけあって撮影用のプロップガンの弾の残弾をしっかりとカウントしていて銃器エフェクトのスタッフもそれには関心していたそうだ。
銃の識別は容易であるがこの構え方では銃の反動に弄ばれるのがオチである。
この作品は本当は撮影中のアクシデントがなければ12話くらいの話で構成されていたそうであるがその脚本はお蔵入りになっておる、しかしその内容によるとこの後ブラックホークと西部署の鳩村軍団が全国をまたにかけて戦いをする内容になっていたそうだ。とは言え舘氏も今年で60歳の還暦を迎えるので続編は難しいであろう。


















1 ■すごいですね
こんばんは。
初めてコメントいたします。
マニアックなブログとおっしゃる通り、
とってもマニアックですね・・・。
すごい・・・。
釘付けで読んでしまいました。
銃のことも、車のことも、バイクのことも
わからないので、とても難解ですが、
勉強になりました・・・。