ここのところ、体調が安定しません。
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【マンガ感想】
『BAMBOO BLADE(バンブーブレード) 13巻 (土塚理弘,五十嵐あぐり)』
BAMBOO BLADE 13 (ヤングガンガンコミックス)
五十嵐 あぐり スクウェア・エニックス 2010-05-25 by G-Tools |
過去記事はこちら → 1巻・2巻 3巻~7巻 8巻 9巻 10巻 11巻 12巻
【あらすじ】
みんなの道。キミだけの、道。 エリナのひと振りが、ウラの雄叫びが…川添珠姫の心を叩く。なぜ戦うのか。真の強さとは――? 目前の死闘の中に、答えはある――。
剣道をテーマとしたマンガです。
男子部員4人(2人は幽霊部員)・女子部員3人という少人数の剣道部であったが、
顧問のコジローの個人的な理由により、女子部員の増強を目指すこととなる。
そんなコジローに白羽の矢を立てられたのが主人公・川添珠姫であった。
主人公・川添珠姫は最初こそ断るものの、剣道部員たちに巻き込まれ、
いつの間にか剣道部員として活動することになる・・・。
といった感じで始まりまして、3巻で『川添珠姫』が剣道部に入部したことで女子部員が4人になり、
4巻・5巻で『東聡莉』が入部し、試合に出場するための女子部員5人が揃いました。
6巻以降は、最強設定である『川添珠姫』と同等に戦えるキャラが登場したり、
顧問・『コジロー』にも試練が訪れたり、鎌崎高校との練習試合が描かれたりと、
剣道を楽しむ彼女達が描かれていくこととなります。
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ここからは、13巻の感想。
13巻では、アイドル・『沢宮エリナ』と『川添珠姫』との戦いと、アイドル・『沢宮エリナ』と『榊ウラ』との
戦いが描かれることとなりまして、ついに本格的な剣道描写が描かれることとなりました。
今巻のメインとなるのは、アイドル・『沢宮エリナ』と『榊ウラ』の戦いでしょう。
まず、『沢宮エリナ』とは、人気テレビ番組・『熱血バニッシュ学園』に出演するアイドルタレントで、
運動神経の良さと天然な性格が特徴的なキャラクターです。 タレントになる前は剣道に打ち込んでおり、
天才と呼ばれるほどの実力の持ち主であったのですが、父親の死や『榊ウラ』との出会いなどが彼女の
やる気を削いでしまい、以後、剣道とは離れ、タレントとして活躍しておりました(本名は山田梅子)。次に、『榊ウラ』とは、桃竜学院高等部の2年生で、型のない剣道スタイルを持ち味としてすることで、
この作品に登場するキャラクターの中で最強と呼ばれている女の子です。 ただし、ライバルとして
認めた『山田梅子』が剣道を辞めてしまったことで、剣道への情熱が一気に冷めてしまい、そのまま
剣道を辞め、男性俳優の追っかけ(ストーカー)になってしまったというキャラクターでもあります。
そんな『共に剣道を辞めていた』という経歴を持つ2人が人気テレビ番組・『熱血バニッシュ学園』の
企画で戦うこととなったのが今巻でして、ほぼ全てのページがこの戦いに割かれております。
かつて天才と呼ばれていた2人だけに、現役選手たちを凌ぐほどのレベルの攻防を繰り広げ、
主人公・『川添珠姫』を始め、その場にいた剣道経験者達を驚かせることとなりました。
特に、剣道に対して目標を持っていなかった『川添珠姫』に与えた衝撃は非常に大きいもので、
彼女の剣道に対しての考え方や今後の目標などに大きな影響を与えていくことになりました。
恐らく、次巻以降は、この2人を目標にする『川添珠姫』の姿が描かれつつも、
何かしらの成長イベントが描かれていくのだと思われます。 個人的にですが、室江高校を
離れていくという描写があるのではないかな~、と予想してみたり・・・。 次巻が楽しみです。
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【総評】
面白いです(^^ゞ。
11巻で『天下一武道会』が始まったときはガッカリしたものですが、
この13巻は熱い試合が次々と描かれ、非常に面白く仕上がっています。
次巻以降、どのように話が展開するのかは判りませんが、今巻に関しては非常に面白かったですよ。
点数的には
90点
です。
では、ここまで。