まんが栄養素

漫画のコミックス感想を中心に運営中です。
少年マンガ・青年マンガ・学園マンガ・ファンタジーマンガ・4コママンガなど、結構幅広く感想を書いております。


テーマ:

【マンガ感想】

 

『からん 3巻 (木村紺)』

 

4063106098 からん 3 (アフタヌーンKC)
講談社 2009-11-20

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻  2巻

 

 

【あらすじ】

柔道部に入部した新入生4人。じょじょに練習にも慣れてきた彼女たちだが……。上級生との練習を重ね、その秘めた才能を開花させてゆく九条京。怪物・大石萌に勝負を挑む高瀬雅。実力が問われる柔道の世界だからこそ、ぬるい人間関係のままではいられない!! 部員たちの思惑が交錯し、加速する第3巻!! 大量の加筆と描き下ろし企画も満載!!

 

 

柔道をテーマとした作品です。

 

京都にある名門女子高・『望月女学院高等学校』に入学が決まった主人公・『高瀬雅』。

中学時代は、柔道一筋で、柔道44kg以下級の京都2位という実力者(初段持ち)。

その彼女がこの『望月女学院高等学校』を選んだ理由は、柔道48kg以下級の京都代表で、

攻撃的な柔道スタイルで、総体全国大会でベスト4になった『大石萌』がいるから。

破天荒な性格で周りの人々を巻き込みつつ、彼女の柔道生活は続いていく・・・・。

 

という感じで始まる作品です。

破天荒で二枚目な性格の主人公・『高瀬雅』が、お気に入りのクラスメイトを柔道に巻き込んで、

そのクラスメイトと共に、柔道生活に汗を流すというストーリーです。

 

----------

 

ここからは、3巻の感想。

3巻では、『九条京』が本格的に柔道を志す描写が描かれつつも、

『金春千成』・『中松梅香』・『中松桜香』の2年生トリオの身の上話や1年生と対立する理由などが

描かれ、最終的に1年生との和解(?)するような形となりました。
 

そんな3巻のメインとなるのは、やはり2年生トリオの話ですね。

2年生トリオとは、今巻の表紙を飾った『金春千成』・『中松梅香』・『中松桜香』の3人を指しまして、
この2年生トリオは、1巻から主人公・『高瀬雅』を含む1年生たちと色々と対立してきました。
(まあ、全ての原因は、主人公・『高瀬雅』の性格なのですけど・・・)
 
そんな2年生トリオの“身の上話”や“この学校での立場”が描かれたのがこの3巻です。

『金春千成』の親は外資系の葬祭業、『中松梅香』・『中松桜香』の親は電電公社の下請け大手で

働いているらしく、どちらの家もここ何十年かに京都に移り住んできたようです。
これだけを聞くと、「何が特殊なの?」と思うわけですが、この作品の舞台となっているのが名門女子高、

そして、京都という日本でもかなり保守的な場所であることがこの3人の人生に大きく影響しているらしく、

家柄的に余所者である彼らは幼少の頃より色々と他の生徒から差別されて育ってきたようです。

そのため、現在でもクラスでは孤立しているようでして、彼らの唯一の居場所が柔道部であるようです。

(柔道部の先輩である『大石萌』・『吉見百』の2人は、彼らを差別的に見ることがないため)

 

そんな柔道部に、1年生で主人公である『高瀬雅』という生意気な後輩が入ってきた上に、

その『高瀬雅』が、柔道部の3年生である『大石萌』や『吉見百』たちと仲良く語り合っているため、
自然と2年生達は『高瀬雅』を含めた1年生と対立することとなってしまったというのがこれまでの

『1年生と2年生』の対立構図だったようで、今巻に収録された話で色々とすったもんだあって、

完全にとは言いませんがその対立構図が無事、解消されることとなりました。

(まあ、もちろん、『高瀬雅vs金春千成』の対立はこれからも続いていく事になるのですけどね)

 
ということで、

とりあえず、3巻目にして、柔道部としてやっと出発点に立ったようです。

次の展開としては、5月の国体予選、6月の総体予選の2つを目指して活動していくようで、

次巻以降、3年生で主将でもある『大石萌』の大暴れが見ることができそうですね。

次巻も楽しみです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

面白いです。
とりあえず、前巻まで描かれ続けた『1年生vs2年生の争い』に終止符が打たれたので、

次巻以降は新展開(柔道メイン?)になりそうな感じがしますね。

しかし、『ロマンポルシェ。』なんてネタ、この作品を読んでいる読者の何人が判ったのでしょうか(笑)?

『掟ポルシェ』とか言われてすぐに判るような読者層ではないと思うのですけど・・・。

 

点数的には

95点

です。
 

3巻を読んだ第一印象を言えば、『絵が上手く、リアルになった』でしょうね。

漫画なので、絵が上手くなること自体悪いことではないですが、この作品のような傾向のストーリーを

リアル思考の絵柄で描かれると、読んでいる方としても構えて読んでしまうような気がします。

まあ、この作品に関しては、ギャグも織り込んでいるので、まだ読みやすい作品ですけど、

絵が上手くなるのも良し悪しだな~、と感じてしまいました。

 

 

では、ここまで。

 

                          ページトップへ

いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。