まんが栄養素

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テーマ:

【マンガ感想】

 

『センゴク天正記 7巻 (宮下英樹)』

 

4063618366 センゴク天正記 7 (ヤングマガジンコミックス)
講談社 2009-11-06

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → センゴク 1巻~11巻  12巻  13巻  14巻  15巻

               センゴク外伝桶狭間戦記 1巻  2巻

               センゴク天正記 1巻  2巻  3巻  4巻  5巻  6巻

 

 

【あらすじ】

最先端の史料、取材によって描かれるネオスタンダード!!平成の新[名将言行録]!!上杉謙信と雑賀孫市の“共同戦線”を余すことなく活写!!真説・手取川の合戦、最新解釈!! 殺むる勿れ――一度一線を越えれば屍の山を築く一生とならん―― 雑賀孫市重秀 史上最も異端にして最も誇り高き男信長の越前侵攻によって、窮地に立たされた本願寺顕如は信長打倒の切り札として、戦国最強の傭兵集団・雑賀衆に協力を要請するのだった――。織田、本願寺、そして上杉の、三つ巴のにらみ合いが過熱する!!

 

 

『仙石権兵衛秀久』という実在の人物を主人公とした戦国時代マンガ。

圧倒的な画力、史実と創作の絶妙な融合、そして素晴らしい人物描写。

現在連載中の歴史マンガの中でも、最高峰と言っても間違いない作品です。

 

この作品が面白いところは、『仙石権兵衛秀久』という主人公がいるものの、

実際には、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康など時代の権力者を主役として時代を動かしている点です。

あくまで、『仙石』は、彼らの一武将に過ぎず、歴史イベントに大きく関わってくることはない。

時代の権力者たちが行った『有名な戦』・『有名なイベント』を多少脚色して描きつつ、

その時、一武将である主人公がどのような行動を取ったのかを描いた作品なのです。

戦国時代のファンならば、必見の作品だと思います!!

 

さて、この『センゴク天正記』は、前作・『センゴク』の第2部に当たります。

 

誤解が無いように最初に書きますと、仕切り直しということで、6巻表示されておりますが、

この作品は、実質的『センゴク』の22巻目に当たります。

つまり、前作・『センゴク』を読んでいないと、面白さ半減は間違いないです。

やはりまずは前作・『センゴク』を読んで戴きましてから、この作品に手にしてくださいませ。

 

---------- 

 

ここからは、7巻の感想。

 

1576年(天正4年)5月の『天王寺砦の戦い』・7月の『第一次木津川口の戦い』で、

信長包囲網(本願寺・毛利水軍・雑賀鉄砲衆)から多大な被害を受けた『織田軍』は、

まず信長包囲網の一角・『雑賀鉄砲衆』を滅ぼすために紀州攻めを始める。
“織田軍10万人 vs 雑賀鉄砲衆3千人”・・・圧倒的な戦力を持つ織田軍の掃討作戦が始まる・・・。

 

という感じで始まったのが7巻でして、1577年2月に起こった『織田軍vs雑賀鉄砲衆』の戦いが

この作品らしく非常に臨場感溢れる描写で描かれております。
 
この戦の注目点は、やはり“ソバカス”こと『津田杉ノ坊妙算』でしょう。

この『津田杉ノ坊妙算』は、色々とすったもんだあって主人公・『仙石権兵衛秀久』の部下になった人物で、

“鉄砲が得意であること”・“根来者の風貌であること”以外は、これまで全くの謎の人物でした。

そんな『津田杉ノ坊妙算』の過去が、『織田軍vs雑賀鉄砲衆の戦い』が描かれる過程で明らかになり、

彼がどのような環境で生まれ、どのように育ってきたのかや、『雑賀孫市』と師弟関係であることなど、

一気に『津田杉ノ坊妙算』の掘り下げイベントが描かれる事となりました。

 

そんな彼の最大の見せ場は、鉄砲の師匠である『雑賀孫市』と対峙するシーンでして、

『羽柴秀吉』の命を狙う『雑賀孫市』に対して、その『雑賀孫市』を止めるべく自らの鉄砲の照準を『孫市』に

合わせるシーンは緊張感溢れる素晴らしいシーンでして、「師を打つのか、それとも主を捨てるか」という

『津田妙算』の迷いが非常に上手く描かれていたと思います(^^ゞ。

 
そして、
その『織田軍vs雑賀鉄砲衆』との戦いが終わると、ついに最後の大物・『上杉謙信』が動き出します。
『織田軍』・『織田信長』としても、すでに『上杉謙信』との同盟関係が崩れている時期なので、

その動きを警戒していまして、先手を取るべく、安土山下町に『定(さだめ)』を出しました。

 

1、城下全域楽市楽座、そして税の免除
2、徳政の不履行

3、上海道中(中山道)は強制宿泊、ただし荷物は検問なし
 
この中で注目すべきは、やはり3番目の『定(さだめ)』でして、その過激な内容のため、

『今井宗久』ら有名商人達からも反対の意見が述べられました。

しかし、そこに現れたのは、この案を提案した名軍師・『竹中半兵衛重治』でして、

 
まんが栄養素-竹中半兵衛重治

(↑自らが提案した『定(さだめ)』について語る竹中半兵衛)

 
あえて『強制宿泊+荷物検査なし』にすることで、誰でも豊かで自由な町に出入りできることとなり、

その豊かさを肌で感じさせ、本願寺のような烏合の衆の結束を解こうと画策します。
(事実、その作戦は大成功を治めつつあるようで、すでに多くの門徒兵の逃散が相次いでるようです)

 
この作戦が今後、どのように関係していくのか非常に気になるところです。

次巻以降の発売が楽しみです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

о(ж>▽<)y ☆ 面白いです。

『武田信玄』と同じように、『上杉謙信』も迫力満点に描かれてまして、非常に格好良いのです。
早く、勢力を伸ばしまくっている織田軍をコテンパンにやっつけるシーンが見てみたいです(笑)。

 

点数的には

100点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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