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【マンガ感想】

 

『戦国戦術戦記LOBOS(ろぼす) 5巻 (秋山明子)』

 

406373174X 戦国戦術戦記LOBOS 5 (シリウスコミックス)
秋山 明子
講談社 2009-06-23

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻  2巻  3巻  4巻

 

 

【あらすじ】

友を殺した伊賀 日隠衆への復讐のため『狼』を抜け市蔵が向かった先は織田信長のもとであった。市蔵は、信長にきたる伊賀攻めに加えろと迫る。その条件は戦国一の鉄砲使い・雑賀孫市の首!!歴史を動かし、己の体を削り、復讐に近づく市蔵。そして、ついに伊賀攻めの火蓋が切って落とされる。だがしかし伊賀方には『狼』の、かつての仲間の姿が!?剣戟と銃声の果てに迎える衝撃の結末とはーー!!!

 

 

戦国時代を舞台としたアクションマンガ。

 

依頼があれば、どのような戦闘にも参加し、勝利に導くという傭兵集団・『狼』。

伊賀の抜け忍である主人公・市蔵は、その傭兵軍団・『狼』に所属し、

その人並み外れた身体能力を生かし、依頼を解決していく。

(普段は冷静沈着な性格であるが、熱い部分も持ち合わせている魅力ある熱血漢である)

 

というストーリー展開の作品でして、戦国時代の裏で活躍した傭兵軍団に所属する、

主人公・『市蔵』の活躍を描くアクションファンタジー作品です。

 

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ここからは、5巻の感想。

5巻は、『市蔵』による伊賀に対しての復讐劇と、実際の歴史で起こった『織田信長』による

伊賀攻め・『第二次天正伊賀の乱』とをリンクさせて、一気に最終回まで描かれました。

 

今巻のメインは、もちろん『第二次天正伊賀の乱』ですね。

この話は、『第一次伊賀の乱(織田信雄が総大将)』に大敗北したことを聞きつけた『市蔵』が、

伊賀に対して『第二次天正伊賀の乱』を起こすべく準備をしている『織田信長』の所にやってきて、

伊賀を落とすための戦術を持って、近づいていくというところから始まります。

とはいえ、『織田信長』が、はぐれ者の忍者である『市蔵』の言葉をいきなり信じるわけが無く、

『市蔵』に対してハードルの高い条件(雑賀孫市の暗殺)を示し、その条件をクリアしたならば、

お前の作戦を実行に移すことを約束します。 当然、『市蔵』は、その条件を苦労しながらもクリアし、

結果的に、市蔵の戦術が採用され、『第二次天正伊賀の乱』が勃発する事となりました。

 

ちなみに、『市蔵』が持ってきた戦術は、調略を用いて、『福地伊予』・『耳須弥次郎』の2人を裏切らせ、

その2人から伊賀が住む山に張り巡らされている全ての罠の場所を聞き出す事により、

『第一次伊賀の乱』の失敗を繰り返さず、効率的に伊賀へ攻め入るという戦術です。

こう言葉で書くと、非常に簡単そうに思えますが、実際に『福地伊予』・『耳須弥次郎』の2人を裏切らせ、

この2人から伊賀の情報を聞きだす事ができるのは、元伊賀の忍者である『市蔵』だけでして、

その情報を元に、織田軍は圧倒的有利な状態で、この戦争を行う事となりました。

 

『市蔵』の復讐劇の結末や、この作品の最終展開については、完全ネタバレになってしまうので、

詳しく書くことはしませんが、ここまで読んできた方ならば納得の内容であったと思いますし、

その復讐劇と同時に、『市蔵』と『青』の出会いイベントが描かれた事も良かったですね(^^ゞ。

また、実際に起こった『第二次天正伊賀の乱』と、『市蔵』の復讐劇を重ねたことは

非常に上手い展開だと思いましたし、一人で攻めて行くのではなく、『織田信長』の力を借りて、

伊賀に対して復讐を行うというのは、非常に現実的で、面白い展開であったと思います。

 

なかなか面白かったですよ。

 

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【総評】

最終巻です。

最終巻は、全て主人公・『市蔵』の復讐話で構成されております。

多少、早足で描かれた印象でありますが、非常に上手く纏められておりまして、

5巻まで読んできた読者ならば、充分満足のいく内容であったと思います(^^ゞ。

作者の次回作が発売されるならば、ぜひとも発売日に購入したいと思います。

 

点数的には

88点

です。

 

個人的に、驚いた部分は、1巻の時点で、村人A(もしくはゲストキャラ)でしかなかった『かや』が、

4巻で再登場し、復讐に生きる『市蔵』にとって、唯一の“帰る場所”を作る重要な役割を担う事となり、

話が進んでいくうちに、いつの間にか、ヒロインに昇格していったところですね(笑)。

まあ、こういう役割を演じることができるキャラクターが『かや』しかいなかったというのもありますが、

村人Aが最終的にヒロインになってしまったことに、多くの読者が驚いたのではないでしょうか?

私としては、『かや』は好きなタイプのキャラクターなので、この展開は大満足でしたけど(笑)。
 

 

では、ここまで。

 

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