まんが栄養素

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テーマ:

【マンガ感想】

 

『月光条例 3巻 (藤田和日郎)』

 
まんが栄養素-月光条例 3巻

月光条例 3 (3) (少年サンデーコミックス)
藤田 和日郎
409121519X

 

 

過去記事はこちら → 1巻  2巻

 

 

【あらすじ】

何十年かに一度、青い月光に照らされて、おかしくなってしまう「おとぎばなし」の世界。それを元に戻す「月光条例」の執行者に選ばれた高校生・岩崎月光が、ねじれた物語の住人たちと戦うことに!

 

 

『うしおととら』などで有名な富士鷹ジュビロ・・・・じゃなく藤田和日郎先生の最新作。

久しぶりに少年誌に帰ってきた先生の最新作のテーマは『おとぎばなし』です。

 

何十年かに一度、青い月の光が地上に降り注ぐとき、すべてのおとぎばなしは「ねじれ」てしまう。

ねじれるとは、おとぎばなしのキャラクター達が、話の束縛から解き放れて、

暴れまわることで、その暴走を止めるために御伽草子の一つ・『鉢かづき姫』が

おとぎの世界から助けを求めてやってくる・・・

 

という感じで始まり、主人公・『岩崎月光』と『演劇部(あだ名)』が巻き込まれ、

主人公・『岩崎月光』は『鉢かづき姫』より救世主として選ばれてしまう、というお話です。

 

-----------

 

ここからは3巻の感想です。

3巻では、『シンデレラ』という超有名作品がテーマとして描かれまして、

絵本の世界と現実の世界を同時に描くという新しい試みがなされています。

 

絵本の世界では、『演劇部』が居なくなってしまったシンデレラの代わりに、

シンデレラ役を演じることで、『シンデレラ』というおとぎばなしの消滅を防ごうと努力する姿が描かれ、

現実の世界では、『岩崎月光』が暴走族となってしまったシンデレラの暴走を止めるために、

『鉢かづき姫』・『天道』と共に、自動車のスピードレースを挑む姿が描かれました。

 

そして、そのシンデレラ編をより面白くしたのが、

 

『おとぎばなしの主人公が本から出て5日戻らなければ』

『主人公のいなくなったおとぎばなしは消滅してしまう』

 

という新重要設定でして、事実上、この設定によりタイムリミットが発生しました。

このことにより、『シンデレラ』というおとぎばなしが助かるのかそれとも消滅してしまうのか、

という駆け引きが描く事ができるようになり、今後の話にも大きな影響がある設定だと思います。

 

段々と盛り上がってきましたね。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

作者の過去の作品の登場キャラクターが登場させたり、

シリアス展開よりもコメディー展開を多く描いたりなど、過去の作品とは大きく印象が違います。

また、あとがきの漫画家との交友関係を描いた自伝的な話も良いですね。

いずれ、弟子達(元アシスタント)の話もしてほしいです。

 

点数的には

88点

です。

 
 

では、ここまで。

 

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