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テーマ:

【マンガ感想】

 

『風雲児たち 幕末編 12巻 (みなもと太郎)』

 

4845831783 風雲児たち 幕末編 12 (12) (SPコミックス)
みなもと 太郎
リイド社 2007-12-26

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 8巻  9巻  10巻  11巻

 

 

【あらすじ】

京都国際マンガミュージアム表智之氏激賞!!『志士たちが……』
藩の改革を急ぐ島津斉彬たちだが……大河ギャグ、最新刊!!

 

 

幕末・・・に入る少し前の時代を描いている歴史マンガです。

この作品は、ナント1979年から連載がスタートしているらしく、

何度か不遇な扱いを受けつつも、連載誌を変えて20年以上も連載されている大作です。

 

潮出版社時代には、本屋でこの作者の作品を見かけることはあまりできませんでしたが、

2001年にリイド社に移籍してからは、各種メディアにも取り上げられる機会も増え、

ありがたいことに、普通の本屋さんでも最新刊を手に入れやすくなりました。

 

現在は、『幕末編』と名称を変えて連載を続けておりまして、

坂本竜馬・勝海舟・吉田松陰・村田蔵六・桂小五郎・島津斉彬・西郷隆盛など、

幕末に影響をもたらした人物や、幕末で活躍する人物を掘り下げながら、

スローペースで描かれております。

 

ただ、間違っても、『幕末編』からこのマンガを買ってはいけません。

この『幕末編』は、20冊(ワイド版)ほど発売されている作品の続編であり、

そちらを読んでから『幕末編』を読まないと、面白さは半減以下であると思います。

もちろん、そのオリジナル作品は、定価で買う価値のある魅力的な作品ですので、

興味のある人は、ぜひとも『オリジナル』をご覧くださいませ。

 

----------

 

さて、ここからは、12巻の感想を。

12巻の最大のイベントは、やはり『老中・阿部正弘の死』でしょう。

リーダーとしてではなく幕府内の調整役として主役の一人として活躍した人物で、

外様大名にも意見を求めたことから、結果的に幕府の権威を弱めてしまった人でありますが、

彼の死により早速、幕府内が分裂してしまい、取り返しのつかない状態になりつつあります。

このことからも、阿部正弘が幕府内の調整をいかに上手く行っていたかが判り、

それを踏まえた上での、『過労死』というのも頷けますね。

 

彼の死で混乱中の幕府とは違い、幕末の志士たちは段々と存在感が増してきております。

西郷隆盛は島津斉彬のお供として江戸に行くこととなり、斉彬から様々なことを習い、

将軍・家定と斉彬の養女・篤姫の婚儀を成功に導いているし、

坂本竜馬は、同じ土佐出身の中浜万次郎(ジョン万次郎)と運命的な出会いを果たしています。

 

幕末の主人公であるこの2人が、彼等の思想に最も影響を与えた人物と出会い、

これからどのように成長していくのか、期待が膨らみますね。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

今巻は、過去作品の焼き回しが少なく、非常に楽しめました。

特に、斉彬の思想に染まっている西郷と、薩摩藩で薩摩の現状を見続けてきた大久保利通との

会話シーンは、これからの彼等の生き方がそのまま描かれている感じで、素晴らしいです。

 

点数的には

85点

です。

 

段々と過去作品の焼き回しが減ってきています。

やっと、幕末編が面白くなってきましたね!!
 

 

では、ここまで。

 

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