まんが栄養素

漫画のコミックス感想を中心に運営中です。
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テーマ:

【マンガ感想】

 

『ARIA 11巻 (天野こずえ)』

 

4861274311 ARIA(11) (BLADE COMICS)
天野こずえ
マッグガーデン 2007-10-03

by G-Tools

 

過去記事はこちら → 8巻  9巻  10巻

 

 

【あらすじ】

地球出身の水無灯里(みずなし あかり)はウンディーネになることを目指し、火星へやってきた。 現在はアリシアとアリア社長のみのアリア・カンパニーに入社し、見習いとしてゴンドラ漕ぎと観光案内の練習をする毎日。

 

 

キャラクターとストーリーが暖かい、癒し系の最高峰作品です。

絵柄も綺麗ですし、コメディ要素を含むストーリーは万人に受ける作品だと思います。

のんびりしたい作品を探している方は、ぜひとも一度読んでみてくださいませ(^^ゞ。

 

 

さて、ここからは11巻の一言感想。

 

第51話『クローバー』

『晃』と『藍華』の出会いを描く作品。

師匠と弟子は似る・・・というお話で、『晃』と『藍華』らしい話でした。

ただ、『チビ藍華』の発言は子供にしては違和感があったけど・・・。

 

あくまで予想だけど、藍華は灯里よりも早く一人前になるような気がしますね。

『晃』が半人前の時とは違い、藍華には『晃』という素晴らしい先輩がいますしね。

(それに最終回は灯里が一人前になった方が盛り上がるし・・・)

 

 

第52話『海との結婚』

4年に一度開催される『海との結婚』というイベントを描く作品。

話の内容よりも、アリシアさんが誰から指輪を貰ったのかが気になる。

うー、考えられるとしたら、暁の兄貴か、郵便のおじさんか・・・、えーとあと男キャラって誰がいた?

大穴として、アリア社長とか? でも、アリア社長はヒメ社長命だからな~。

うーん、これは最後まで描かれることはないのだろう。 というか描かなくてよいです(笑)。

 

あとは、ムックンか・・・。

まさか『黄昏の姫君』様のパートナーが彼ですか・・・。

・・・まあ、男キャラが少ないからしょうがないか。

 

 

第53話『ケット・シー』

連載当初から登場してきた『猫妖精』との最後の出会いを描く作品。

『作者のあとがき』に関係する話で、作者自ら主人公を演じるような特殊な話である。

そのため、今まで謎とされてきた『猫妖精』の謎を描くような話ではなく、

『別れ』と『成長』をテーマとしており、非常に感情的な内容となっている。

ラストにその出来事から『吹っ切れる描写』が描かれており、

このことも、『作者のあとがき』に繫がっていっている。

弱い人間ならこのまま連載を終了してしまうのだろうが、

そのことに挫けず、その悲しい出来事を作品として消化していくところに、

やはりプロ根性を感じさせてくれた。

だけど、こういう出来事があったからこそ、『黄昏時』の話に繫がっていったのだろうと思う。

 

 

第55話『黄昏時』

アリスの昇格試験を描く作品。

無表情だったアリスも、灯里や藍華に鍛え上げられ、ついに昇格試験を無意識に受けさせられる。

その成長振りは、連載を読んできた読者ならすぐに判るほど明確な描かれ方で、

半人前を飛び越えて一人前へ飛び級昇格も納得の接客であったと思う。

このシーンの描写は、鳥肌が立ってしまうほど見事な描写であった(^^ゞ。

 

しかし、先輩たちの例からも、一人前になってしまうと自由の時間を取ることは出来なくなるだろうし、

今回、アリスだけを一人前にしてしまったことで、これからは3人が揃うイベントは減るだろう。

このことからも、この作品の『終わり』を感じてしまった読者は私だけではないはずだ。

キャラクターを成長させ、物語を『次』に進めていくこと。
読者にとっても、キャラクター達が成長していくところは感動的な展開である。
ただ、今巻で描かれた『次』が終わりを意味するという現実はやはり悲しいことである。
 

次巻以降は、アリスの一人前になってからの葛藤を中心に描かれる事が予想され、

灯里・藍華の一人前への昇格試験も描かれていくことになるだろうと思う。

そして、3人が一人前になったところで最終回という流れだろうか・・・。

ぜひとも、素晴らしい最終回を期待したい(といっても、あと数冊は続くと思うけど)。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

この作品は、極力、物語を・・・時間を進めないようにして描かれてきた。

それは、主人公のシングル(半人前)期間の長さからも判るとおり。

嫌な言い方をすれば、一人前にしてしまうと、これまでのような作風を保つことは出来ないからだ。

しかし、今巻では、これまでかなり気を使われてきた時間の流れを一気に進めてしまう。

もう、動き出してしまった時計を元に戻すことや止めることは出来ない。

このことにより、今まで感じることすらなかった『作品としての終わり』を感じてしまった。

プライベートな事が影響しているのか、単純に物語として終わりに近づいているのかは不明だが、

この作品を楽しみにしている者にとっては、非常に残念なことである。

 

点数的には

100点

です。

 

3回目のアニメ化が決まったそうで、延命措置が取られると思いますが、

作品の質を落とすような延命措置だけは勘弁してほしい。
 

 

では、ここまで。

 

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