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テーマ:

【マンガ感想】

 

『蟲師 8巻 (漆原友紀)』

4063144429 蟲師 8 (8) (アフタヌーンKC)
漆原 友紀
講談社 2007-02-23

by G-Tools

 

【あらすじ】

ヒトと蟲との世が重なる時、蟲師・ギンコが現れる。
およそ遠しとされしもの――見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含みいつしか総じて「蟲」と呼んだ。

 

 

7巻から1年ぶりだそうです。

主人公は、『蟲』という普通の人には見えない妖怪のようなモノを退治したり、

『蟲』に取り付かれた人々の治療などをする蟲師。

主人公は極力個性を殺した作りとなっており、思想・主張をあまり持っていないキャラで、

『物語の主人公』というよりも、『蟲』に取り付かれた人々を観察する傍観者的存在。

そのため、物語は、『蟲』に取り付かれた人々を中心に構成されており、

彼等が住む土地に主人公が訪れることにより物語が動きだす構成となっている。

 

----------

 
さて、今巻では、5本の短編からなっている。

以下、軽い感想を・・・・。

 

○『潮わく谷』:

母の愛と、父親となった息子の家族愛を描いた作品。

母の愛の強さに感動しながらも、ラストの展開の後味の良さが素晴らしい。
 
○『冬の底』:
珍しく主人公のみ登場する作品。

冷静な主人公が、普段では見せない表情をするところが見どころ。
 
○『隠り江』:
テレパシーをテーマにした作品かな。

ネット系の言葉で言うならば『百合』であり、この作品では珍しいタイプの作品。

他の作品のように狙って書いているわけではないため、非常に綺麗なストーリーです。

お互いを想い合うということを描いた作品です。
 
○『日照る雨』:
今巻で一番好きな作品。

雨女になってしまい、一つの場所に留まれなくなった女性の悲しい物語。

少量の雨は人々を潤すが、大量の雨は人々を苦しめる。

彼女の旅はいつまで続くのだろうか? 個人的に、再登場を期待したい。
 
○『泥の草』:
作者の言葉を借りれば、「後味が悪い」作品。

だけど、こういう作品も書けるというところからも、この作者の才能の豊かさがわかると思います。
個人的には、ハッピーエンドの方が好きですけどね(^^;。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

絵柄は個性的で、お世辞にも『万人受け』するとは思えないが、

上質なストーリーと構成で『読ませる』作品となっています。

また、近々、オダギリジョーさん主演の実写版の映画の公開があるらしく、

今後、さらに話題になる作品かもしれませんね。

 

点数的には

90点

くらいかな。

 

話題作ですが、「めちゃくちゃ面白いぜ!」という作風ではありません。

『落ち着いた作風』ということを念頭に入れて、購入を考えた方が良いと思います。
 

 

では、ここまで。

 

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