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【マンガ感想】

 

『風雲児たち 幕末編 9巻 (みなもと太郎)』

みなもと 太郎
風雲児たち 幕末編 (9)

 

過去記事はこちら、8巻

 

私が買い続けているマンガの中で、最も連載期間が長い作品です。

私がこの作品を知ったのが休載時期だったので、まだ5,6年くらいですか?

他のファンの方よりもファン暦は短いですね。

多分、ずっとマイナーでメジャーになることはないと思われる作品です。

 

 

【あらすじ】

福沢諭吉、緒方洪庵の門下となる。 その頃、世界は? 歴史大河ギャグ、絶好調!!

 

 

時は幕末・・・に入る少し前の時代。

あらすじ通り、福沢諭吉の話に始まり、

世界情勢を描き、大村益次郎が蒸気船開発を成功させ、

勝海舟の頭角を表し始め、安政の大震災が起こり次巻に続く。

 

この巻では、ほぼ全てが幕末編のオリジナルで、

『雲竜奔馬』の呪い(笑)からやっと離れ、面白くなってきた。

この幕末編が連載し始めたときは、

『雲竜奔馬』と全く同じような展開で正直萎えまくったものだが・・・。

 

正直言ってしまうと、今巻に特筆すべきイベントは特にない。

本番である『幕末』に向けての伏線的な話が中心であり、

もちろんこの話があるからこそ、『幕末』が面白くなるのであるが、

淡々と、順調にそういう伏線を描いているだけな印象があり、

話と登場人物と場面がどんどんと変わっていくため、

この時代を全く知らない人には判りづらい展開だろう。

 

このマンガを読む人が、日本史に・・・いやこの時代のことを

まったく知らないということはありえない話だが、

たまたま歴史に詳しくない新規の読者がいたとしたら、

この本を面白いと思わないだろう。 

こんなに面白い作品がメジャーになれない理由はいくつかである。 

1つあげれば、場面が短いサイクルで変わってしまうため、

腰を据えて話を楽しむことができないし、頭が混乱してくる。

こういうファン任せな・・・不親切な構成は、ファンを選んでしまう。

 

やっと話が進んだと思ったら、話が外国に飛んだり、

いきなり新キャラが出てきてその活躍が見れるのかな~、と思ったら、

『説明は後で』と言ってはキャラがずっこけて、違う場面に飛ぶ。

正直、今説明しないのなら登場させる意味ないだろ!!、と

普通に思うだろうし、次回登場時には有名人物以外は「誰だっけ?」な

状態になるのである。

 

その年に起こった順に書いていっていると思われるため、

こういう下手な構成をせざるおえないのであろうが、

そこはベテランなのだから上手く纏めて書いてほしいと思うのは我侭だろうか?

もちろん、書かなければならないことは山ほどあることは知っているが、

正直、このまま『さらに複雑な幕末』に入っていくと、

今以上に場面が入れ替わりが激しくなり、混乱状態になるのではなかろうか?

主人公を何人かに絞る必要があるだろうし、それくらいの親切設計にして、

歴史を描くのではなく、人物を描いてほしい、と私は思う。

 

だから、今巻で唯一楽しんで読めたのは、『福沢諭吉』の話くらいだ。

彼の活躍時期は『幕末後』であることを考えると、

わざわざ彼を描く必要はないのではないし、不要ではないか? 

と思う人もいるだろう。

そう思ってしまうのは野暮である。

彼の登場はファンサービスであり、連載初期に活躍を描いた『蘭学事始』を

日本中に広めるきっかけを作った人物であるので、

この人物においては、描く価値があるのである。
 

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さて、いつの間にか批判的な文章を書いていましたが、

上記の話は、この作品を買い続けているファンには関係ない話であって、

あくまで新規ファンを獲得できない理由を述べただけである。

まあ、いまさら構成を変えられてもファンとしては困るわけだし、

最後まで突っ走っていただきたいです。

(突っ走れば突っ走るほど、マイナーな作品になると思うけど)

 

得点的には、

75点

くらいでしょうか。

 

このマンガ自体、纏めて読むものであって、

1巻1巻読んでいくことは邪道のような気がします。

1巻では話がほとんど進まないですし、

よく場面が変わって話が飛び飛びになるので頭が混乱します。

単体では、これくらいの点になると思います。

 

 

では、ここまで。

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