中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は2月8日の総会で、前回の総会から積み残しになっていた「後発医薬品調剤体制加算」の経過措置について、薬局が1-3月の実績分で後発医薬品の調剤数量の要件を満たせば、要件の1割以内の変動の範囲で、7-9月の実績分まで算定を認めることで合意した。来年度の薬価改定をめぐっては、先発品より薬価が高い後発品が出るという「逆転現象」が起こる見込みで、これについては今後の薬価専門部会でルールの見直しを検討する。

 後発医薬品調剤体制加算は、後発品の調剤数量が直近3か月の平均で一定の割合を超えた場合、処方せんの受け付け1回につき加算(現行は4点)を算定できる。来年度の薬価改定で薬価の「逆転現象」が起こることが明らかになったため、厚生労働省はこれまでの総会で、こうした後発品を来年度から診療報酬上の評価の対象外とし、同加算に経過措置を設ける方針を示していたが、診療側と支払側で意見が折り合わず、継続審議となっていた。

 診療側の三浦洋嗣委員(日本薬剤師会理事)は前回の総会で、薬局が抱える在庫や長期処方の問題などから、先発品より薬価が高い後発品を診療報酬上の評価から除外することに反対の立場を取っていたが、この日の総会では、薬価改定のルールの見直しを検討することを条件に厚労省案を受け入れた。
 同省によると、8-10月の実績分については経過措置の対象外とするが、届け出事務の手続き上、実際に加算が適用されなくなるのは12月調剤分からになる。


【関連記事】
【中医協】先発品より高い後発品は16品目―厚労省が公表
【中医協】「後発医薬品使用体制加算」の新設を了承
【中医協】アクトスなど市場拡大再算定品目が決定
【中医協】薬価制度改革の骨子を了承
【中医協】後発医薬品調剤体制加算の要件見直しへ―基本問題小委

空き巣100件繰り返す? 窃盗容疑で中国人ら逮捕 警視庁(産経新聞)
雪で車100台以上立ち往生、76人避難…新潟(読売新聞)
看護職のワーク・ライフ・バランス推進でフォーラム(医療介護CBニュース)
<本埜村長選>五十嵐勇氏当選…任期はわずか43日間(毎日新聞)
30歳代女性に小沢氏への嫌悪感(産経新聞)
AD