今日は飯舘村民有志の会代表愛澤さん、佐藤さんの記者会見に参加してきました。
NHKの記者から小学1年生のちびっこまで、幅広い参加者。とにかく参加人数が多い。
事前申し込みだけで100人くらいいたそうだから、大臣会見より参加者多いかも。
それだけ関心があるってことよね。
これはニコ生やIWJのUSTでも配信されていたので、ご覧になった方も多いかも。
アーカイブはコチラ→【主催:FPAJ・自由報道協会】 → http://t.co/agqBNfn
原発が爆発したからといって、水が危ないとか、畑でとれた野菜を食べちゃダメとか
それは当初はわからなかった。20日に報道されるまでその水で炊き出ししたり、
高血圧の薬がないお年寄りに、さんざん飲ませてしまったと。
こんな事故が起こっても政府からは何も言ってこない。誰が責任者なのか、指示を出すのか
そんあこともわからない。今日会場で配布した資料は文部科学大臣、原子力損害賠償紛争審査会 会長
文部科学省研究開発局 局長宛てになっていた。
要するに「たらいまわし」してるので、まずは責任の所在をハッキリさせろ、と。
東電には4月30日にホールボディーカウンターを要請したが「本社に持ち帰ります」と
言ったきり返事がないそうである。
それにしても、聞けば聞くほど暗澹たる気分にさせられる内容だった。
愛澤さんは「これを悲劇のストーリーとして伝えて欲しくない」と。
ちなみに愛澤さんの自宅の寝室の線量は2μSv/hだそうである。
そんな部屋に寝てる自分はバカじゃないかと・・・
時々笑い話にしてしまう愛澤さん。その方がよっぽどコワイ。
もう、お話を聞いてるだけで泣けてきた。私が泣いてどうなるもんでもないが、この情報隠ぺい行為を
許すことはできないし、怒りの矛先をどこに向けたらいいのかわからない。
カダフィやベンアリみたいにわかりやすい相手がいない。
まさに「日本病」だ。腐ったシステムとの戦いなんだ。
司会のおしどりマコさんのは「一人一人がメディアになって伝えていこう」と言っていた。
忘れてはいけない。忘れないで報道して欲しいと佐藤さんは言った。
重い言葉だ・・・
togetterはこちら↓