◆私たちは人の嫌なところはすぐに見つけられます。

が、大切なのは良いところを見つける事です。

それを見つけられたときに私たちは成長するのだと思います。

 

これは、先日の中学生の感想文の一つです。

 

今では人の「長所」を見つけるのが特技な私ですが、

実は、そうでなかった時期もあります。

人の「短所」ばかり見えて苦しかった時をハッキリと覚えています。

 

私は受験戦争への現実逃避から、

高校2年で1年間の海外留学に行くことを選び、

その事前の国内集合研修の時。

 

西日本の留学仲間が10名強集まりました。

留学を志願する高校生ですし、個性派が多数。

 

各自、自己紹介や、留学に向けての心構えなどを発表するのですが、

その当時、防衛本能が強かった私は、

ひたすら観察しています。

というか、「短所探し」をしていました。

 

1年間の留学期間を終え(ステイ先は皆違います)、

帰国時に最も親しかった友人と話した時のことです。

(もちろん、誰にでも下記のような話はしません)

 

友人:Aちゃんは、ホームステイ先で〇〇な苦労をしたらしい。

私:だろうね、自己紹介の時、□□の質問を受けた時、答えなかったでしょ。

原因はそれと一緒だと思うんだよね、プライドが邪魔したんじゃない!?

 

友人:Bくんは、学校で●●だったって。大変だったらしいよ。

私:本人が「■■が嫌で海外の学校を経験しようと思いました」って言ってたじゃん。

どこの学校に行っても、結果、同じだったんだね~。

 

そんな風に、複数の留学仲間の話題において、

一人一人の短所をひっぱり出して来ては、

解説できてしまったのです。

 

その最も親しかった友人には、

「そんな風に一人一人を見てるふみちゃんのこと、

ちょっと怖い」って言われました。

(その後も親しくしていただきましたが・・・)

 

にしても、イヤなヤツ!当時まだ18歳。

「んじゃ、自分はどうなん!?」って、怖くなります。

そんな私の短所探し時代は、その後数年は続いたように思います。

 

 

その数年後、その私の「短所探し」は私の「長所探し」の武器となります。続きは、次回、UPさせていただきます。