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http://www.j-cast.com/2017/03/01291949.html

小金井刺傷事件で山本寛氏ブログ大炎上「女子大生に落ち度なかったか」指摘

 

音楽活動をしていた女子大生(冨田真由さん)が、ストーカーファン(岩崎友宏)に刺された事件。

今時流行りの被害者叩きを実名でやった山本寛というアニメ関係者のブログが話題になっています。

被害者の落ち度(加害者への挑発行為)としてあげられているのは、

 

●しつこいストーカー的異常なツイートを繰り返された末、ブロックした件。

 

●腕時計やエロ本などをプレゼントされ、その後加害者に「プレゼントを返せ」と迫られたため、プレゼントを実際に返送した件。

 

冨田さんと同じ立場になって同じようにブロックし、同じようにプレゼントを返送する女性はいくらでもいるだろう。

こんな「普通の行動」を「落ち度」「挑発行為」「刺されて当然」などと言うのはそれこそが被害者への挑発行為である。

山本氏は被害者が加害者を挑発したかのごとく言うが、山本氏の方が被害者を思いっきり挑発している。

これほどの挑発をして、山本氏は被害者に滅多刺しにされるリスクは考えないのだろうか?

ああそうか、相手は深い傷を負った女性だし自分を滅多刺しになどできない、と見込んだ上で、挑発しているのか。

 

被害者の「挑発行為」を批判しながら、自分自身が卑怯すぎる挑発行為で悦に入っている姿には、実に、反吐が出る。

 

そもそも被害者の行動は挑発行為などではない。

山本寛氏の言動は紛れもない挑発行為であるが。

 

誰かに恋愛感情(性欲含む)を向けられ、それを拒否する行動は、「挑発行為」などではない。

当然の権利であり、拒否を許さぬ強引な恋愛は暴力あるいは性犯罪なのである。

 

 

さてよく被害者叩き論者たちの言う、

 

「犯罪抑止、犯罪再発防止のための被害者叩き」、という意見について思うところがあるのでそれについて書こうと思う。


私は、被害者叩きは再発防止どころか、むしろ類似犯罪を誘発しうるのではないか、と考えます。


2ちゃんの被害者叩きを見る限り、彼らに犯罪を抑止したいという気などさらさらない。

 

彼らはただ、犯人の「アイドルへの純愛」に共感を覚え、「純愛なのだから許してやろう」と考えている。

そして「純愛をないがしろにするアイドル許すまじ」という、自己を拒絶する女へのかなり歪んだ処罰感情を持っている。

 

「ツイートをブロックされたら刺されて当然

(だって加害者は被害者を愛していたのだから、純粋な愛を無粋に拒否する行為は許されない)」
 

こういうことである。

こんな歪んだ想念がネットで大勢に共感されるのは非常に危険である。


ここはむしろ、


「ストーカーは犯罪であり純愛などではない。

ブロックするのは当然の自己防衛であり、刺すのは明らかに異常である」


という常識をこそ、世の中のストーカー殺人予備軍の脳裏に叩き込んで、予備軍の異常な性質を少しでも正常化させてやらないといけないのだ。

 

これほど多くのストーカー殺人予備軍が世にいる。その事実に戦慄するからこそ、彼らを少しでも正常化させ彼らが犯罪に走るのを抑止するために、事件の加害者の異常性こそが徹底的に叩かれなければならない。

 

そもそも今回の事件、今回の被害の甚大さ、それだけで女性にとっては震え上がる恐怖であり、事件という事実だけで女性は「気をつけよう」と思うものだ。

私自身が芸能活動をする予定は勿論ないが、娘が将来、路上ミュージシャン活動をしたいとでも言い出したら、私は間違いなくこの事件を思い出すし娘に警鐘を鳴らすだろう。

この事件という事実だけで、十分に犯罪抑止力になるのである。
あえて落ち度を指摘したところで、大して犯罪抑止効果はプラスにはならない。

 

「気をつけるべき」とかそんな当たり前のこと事件みりゃわかるわ!刺されてんだぞ!

 

って話である。

「気をつけるべき」言論は、論者たちが思うよりはるかに薄っぺらいし浅いし、「みりゃわかる」んである。

 

しかもこの浅い言論は、たまたま被害者の目に止まり、すでに十分に傷ついている被害者がさらに傷つくかもしれない。これは甚大なデメリットである。

甚大なデメリットを冒してまで、ことさらにご高説のごとく声高に言うほどのことじゃないのである。

見りゃわかる話なんだから。

 

そして、さらにより心配なデメリットがもう一つある。

一連の被害者の落ち度叩き言論が、ストーカー気質の人物に与える影響である。

 

「加害者の純愛」と、「被害者が純愛をないがしろにしたことへの処罰感情」への集団共感を喚起することで、世の中のストーカー殺人予備軍の思想をさらに深化させ純化させ過激化させてしまう可能性があるのだ。

 

冨田さんの落ち度が過剰に指摘されることで、岩崎の異常性への印象はやわらいでしまう。

ストーカー気質の人物は、被害者の落ち度叩きを読めば読むほど、あるいは自身が書けば書くほど、悪いのは愛を拒否した被害者である、と確信を深めるだろう。

 

「ツイートをブロックするなんて挑発だ。加害者が怒るのも当然だ」

「プレゼントを返すなんて挑発だ。加害者が怒るのも当然だ」

 

これでは自分のストーカー気質の異常性に気づくことができないどころか、こんなストーカー思想は世の中でも受け入れられる普通の感性なのだと勘違いするだろう。

 

被害者の落ち度を過剰に指摘すればするほど、正常化させるべき異常なストーカー思想が、あたかも正常な思想であるかのごとくに広まってしまう。

 

この恐るべき危険性に気付くべきなのである。被害者落ち度叩き論者たちは。

 

 

恋愛は、相手に拒絶されたら諦めねばならないものである。

 

この残酷すぎる真理に向き合えない人々(=ストーカー犯罪予備軍)が、冨田さんを叩き、岩崎を擁護するのである。

 

勿論、予備軍だけが被害者叩きしているとは思わない。

中には、被害者叩き論者を、ただ犯人に共感しているだけの予備軍と見抜けず、彼らの詭弁(犯罪再発防止のために俺たちは被害者を叩くんだあ!)を字面だけなぞってうっかり流されてしまっただけの人々も結構、多いだろう。

山本氏も予備軍を予備軍と見抜けず「なんか2ちゃんの多数派っぽい意見」に流されてしまったクチだろうと思われる。

(自称保守をただのネトサポと見抜けず愛国と勘違いして同化しちゃったネトウヨみたいな感じよ。

2ちゃんの同調圧洗脳力は凄まじいから、気を引き締めてないとダメよ)

 

まあガチ予備軍と「また2ちゃんに流されちゃった人々」半々てとこかしらね。=被害者叩き論者

 

ちなみに被害者叩き論者ってのは常に、被害者の「落ち度」を「自分なら決してやらない、ありえない落ち度」と考えており、自信満々すぎて危うい。

その意味で彼らは被害者予備軍でもあったりする。

(例:自己責任論者でありながら自分も遭難して救助された辛坊さん)

 

ともかく、この手の犯罪を抑止するために必要なのは、被害者の落ち度叩きなどではない。

 

この残酷な「恋愛の真理」を予備軍たちの胸にしっかりと刻ませ、歪んだ思想の正常化を促すことなのだ。

 

自分を拒絶した女への処罰感情は、異常心理である。

 

予備軍たちはまず、この事実を心に刻め。

犯罪を犯す、その前に。

 

 

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