メタメタの日

パンセ


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 4×7 という式で表されるような計算は、江戸時代は、「4に7をかける」と言っていました。

 たとえば、『塵劫記』の「ぜにうりかひ」(銭と銀の両替)にこうあります。

「ぜに六貫八百文有時、一貫文に付十七匁にして右のぜにのかねはなにほどぞといふときに、

銀百十五匁六分といふ

まづ六貫八百文と(ソロバンの)右に置、左に十七匁を置、右の銭に相場十七匁を掛けるなり。」

 6.8×17=115.6 の計算です。

 実(被乗数)に法(乗数)を掛けるという言い方の順番です。

 日本語の日常的用法がこのようであったときに、洋算が入ってきたわけですが、洋算もこの順番だった。

 25番発言でも紹介しましたが、当時の英語の用法では、

 4×3 なら、4がmultiplicand (被乗数)、3が multiplier(乗数)でした。

 4+4+4=4×3 だった。

ところが、英語では、この式を four times three と読んでいるうちに、

 4×3=3+3+3+3 のこととなり、

現在では、4×3の式では、3がmultiplicand (被乗数)、4が multiplier(乗数)と教えられている。

(以上の英語の用法の変化は、きちんと文献でフォロウしていませんが、ほぼ確かな仮説だと思います。)


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