「メタ2」って、何?


「メタ2」って、次の3つが同時に行われている「認知モード」のこと。



◎ 並行して行われている、3つのこと


1.「メタ認知」を行っている。


2.自分を取り巻く「環境(空間・時間)」を、広く認知している。


3.「身体性」(自分の体の延長である感覚)が、「2.の環境」にまで広がっている。



「メタ2」の風 by テンテン



◎ 身体性拡張の例



脳の中には、近くの空間にある対象物を専門とする

神経細胞がある。


サルが熊手を使った時は、(熊手に反応するのではなく)

熊手の先にある対象物に反応してその細胞が発火した。


どうやら脳は、熊手を身体の延長であると

一時的に認識したらしい。


出典:『脳と意識の地形図』p237 リタ・カーター著

    藤井留美 訳 養老猛司 監修

    2003年12月6日 株式会社 原書房 刊


このようなことは、私たち人間でもおこっている

ことだと思います・・・;


例えば・・・・


例1:お箸 / バット(野球の)



   お箸を使いなれている私たちは、

   食事の時、「お箸」を対象として意識しないで、

   「お箸で取る食べ物」の方を対象として意識

   しますね。


   例えば、天丼を食べる時には、どんぶりに乗った

   天ぷらをお箸で掴もうとします。

   

   この時、お箸は、私たちの手の延長になっているので、

   お箸のことを手でつかんでいる「対象」としては

   意識しないわけです。


   この時、「身体性」が「お箸まで拡張」されている

   わけです。


   プロ野球で、素晴らしいバットコントロールをする選手たち。

   彼らにとって、バットは自分の腕の延長でしょうね。

   この時、「身体性」が「バットまで拡張」されている

   わけですね。


「メタ2」の風 by テンテン-身体性 例1



例2:クルマ(自家用車)


   クルマを運転する人は、きっとピンと来ると思います。

   クルマを運転できるようになると、車幅感覚が身に着きます。

   そして、あたかも、クルマと運転手である自分とが一体に

   なったような感覚を持ちます。


   だから、運転中に、どこかに車体を”こする”と、

   あたかも、自分の体のどこかを”こすった”ような気がします。


   この時、クルマの塗装面が、自分の皮膚になっていて、

   身体性が「クルマにまで拡張」しているわけです。


「メタ2」の風 by テンテン-身体性 例2


例3:野球場など


   スポーツアスリートの方々がピンとくるのは、

   プレイしている自分と、その周囲・会場・スタジアムなどとの

   一体感です。


   個人競技で、いつしか、対戦相手と一体となっている。

   あるいは、

   チーム競技で、自分のチームメンバーと一体となっている。

   広い会場や、フィールドに、どこに、誰が居るのか、

   あたかも背中に目がついているかのように、感じられ、

   相手の心の動きまでも、自分の心のように、感覚的にわかる。

   

   こんな時、「身体性」は、「対戦相手、チームメンバー、

   フィールド、競技場・スタジアム全体にまで拡張」している

   わけです。


「メタ2」の風 by テンテン-身体性 例3



例4:子供と親


   子供が怪我をすると、親も「痛い」。

   本当に親まで怪我をしたように感じられる。


   親と子供の一体感、

   そして、家族の一体感。

   そして、家族を包みこみ、安全な場所を確保してくれる

   空間としての我が家との一体感。


   これらも、身体性の拡張の例です。



「メタ2」の風 by テンテン-身体性 例4


例5:言葉にあらわれる身体性の拡張



   日本人の多くは、日常の何気ない言葉にも、

   身体性の広がりが現れています。


   それは、「ウチの・・・・」という表現です。


   ウチの子。

   ウチの職場。

   ウチのチーム ・・・など。


   自分の身体性が拡張している範囲のことであれば、

   それを「ウチ」とよび、

   その範囲以外であれば、「ヨソ」になるようです。


「メタ2」の風 by テンテン-身体性 例5

・・・このように、「身体性」を獲得した範囲が「ウチ」であり、

  「ウチ」とは、自分が「安心・安全で、のびのび・自由」に

  生きられる「心理的な空間」のことです。


  そして、「ヨソ」「ソト」とは、(ウチではないので、ウチと比較すると)

  「不安」や「危うさ」を感じる、「心理的な空間」のようです。


このように、「身体性の拡張」ということそのものは、

難しいことではなく、「普通にある」ことで、

頭で考え理解すること(理屈)ではなく、

私たちが「感じていること」です。




◎ 身体性の拡大の範囲には、いろいろある。(空間的・時間的にも)



 前述の通り、「身体性の拡張・拡大」ということそのものは、

何も珍しいものではなく、普通に、あたり前に見られることで、

何も難しい理屈でもありません。


 しかし、実際に、どの程度まで、自分の身体性を拡張・拡大していける

かどうか?ということについては、いろいろなケースがあるようです。


 わたしたちは、普段、自分の皮膚を境界にして、

皮膚の内側を「自分(ウチ)」、外側を「環境・他人(ソト)」と思っているでしょう。


身体性の拡大というのは、「自分(ウチ)」と感じる範囲が空間的・時間的に広がる

ということ。

それまで「ソト」だと思っていた範囲を、「ウチ」と感じるようになっていくことです。


そこまでの「ソト」と「ウチ」と感じられるようになるか?

身体性の拡大の範囲は、いろいろあります。

(小さい範囲もあれば、大きい範囲もある)


そのことを図にしてみました。
この図は、「縄文人の世界観」の図に似ていますね。


* 図 身体性の拡大の例


「メタ2」の風 by テンテン


* 図 縄文人の世界観



「メタ2」の風 by テンテン



◎ 「メタ2」の実感 (たとえば、こんな風に表現することがあります)


* とても覚醒水準が高まっているけれど、心はとても落ち着いている。


* 環境が明るく、きれいに感じられる。


* 「あるがまま」に受容できる。(良いも、悪いも)


* 思わず微笑みがこみあげてくる。


* 自分と自分以外の存在(モノも含めて)が、とても愛おしく思える。


* 自分が環境と調和・融合し、豊かに感じられる。


* away ではなく、home の感覚。


* 安心して、のびのび、わくわく、自由でいられる。


* エネルギーが内から湧いてくる。(だら~と力が抜けているのではない) 


* 環境・世界の一部である自分を感じている。(宇宙の一部の自覚)


* 歴史の中での、今・ここ・自分を感じている。(歴史の大河の一滴の自覚)



◎ 「メタ2」のメリット (たとえば、こんなメリットが・・・)


* ハイ・プレッシャーの中でも、のびのび、自由で、ハイ・パフォーマンスを

   実現できる。  (フロー、ゾーン、IPSへ)


   → 失敗が許されない時、緊張が強いられる時、

     のびのびと自分らしく、実力を最高に発揮する。


* 逆境・苦難に倒れ・折れるたびに、立ち上がる心のエネルギーを

   感じることができる。 (心の柔軟性・リジリエンスへ)


   → 生きるのがつらい時、自分を救う。


* 世界が違って見え、普段気付かなかったいろんなことがらの「意味」や

   「関係」に気付き、味わうことができる。 (創造力へ)


   → 自分にとっての「リアリティ」(現実)が変わるのですから、

      これまでとは違う発想・アイデアが生まれ、

      しかも、確信・信念をもつ。(「リアリティ」に由来する直観)



私たちは、自分の「認知モード」という基盤の上で、

「具体的な活動」を行っています。


同じ活動でも、どんな認知モードでそれを行うか?によって、

効果・効率・結果が違ってきます。



◎ 「脳波」解析と、「認知モード」コントロール能力のトレーニング


「メタ2」を含む、以下の3つの「認知モード」を、

自分の意志で、どのくらい上手に切り替え・維持できているか?を、

「脳波」から定量的に評価できるようになりました。


 1.「リラックス」モード

 2.「メタ認知」モード

 3.「メタ2認知」モード


脳波解析の結果と、自分の実感とを照らし合わせることで、

それぞれの認知モードがどういうものか?が、より明確になり、

どのように意識(脳の使い方)をコントロールすれば、

「リラックス」モード、「メタ」モード、「メタ2」モードになれるか?を、

「自分の体(身体の実感)」で覚えることができます。


環境・条件に依存・左右されないで、

自分の意志の力で、使いたい認知モードが使えるように

なっていきます。


◎「実感」に迫るための参考動画のご紹介


お勧め動画:「いのち」「使命」「感謝」「宇宙」など

http://ameblo.jp/meta2ninnchi/entry-10585754359.html


・・・ここにご紹介しているものは、

  あくまでも、「メタ2」の「きっかけ」になるように・・・との

  想いで紹介しています。


身体性を拡張するために役に立つ、

「知識」や「考え方」

あるいは、

「音」や「イメージ」、「香り」、

「瞑想の仕方」など、

いろいろあることでしょう。


今回、ご紹介する「動画」もその一つだと思います。


しかし、それらはすべて、身体性の拡張の実感「そのもの」

ではありません。


それらはあくまでも、「きっかけ」であり、

再現性を高めるための、「手法」「道具」であり、

「プロセス」です。


身体性の拡張の実感は、

「プロセス」を経た後に現れる「結果」と言えるでしょう。



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◎「メタ2の風」・・・お勧め記事リスト



1.「メタ2」って、何?  http://ameblo.jp/meta2ninnchi/entry-10518731096.html


2.当たり前のことを物凄いことだと実感する。

それが「メタ2」     http://ameblo.jp/meta2ninnchi/archive1-201004.html


3.頭の沈黙と「メタ2」  http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100527.html


4.「降りてゆく生き方」を見ました 

               http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100529.html


5.「フロー」とメタ2   http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100522.html


6.「U理論」とメタ2  http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100520.html


7.よいおっぱいと悪いおっぱい 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100517.html


8.「おふくろさん」は、メタ2モード 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100514.html


9.「流行」(移ろいゆく現象)の奥に「不易」なるものを感じるメタ2

              http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100512.html


10.ガラスのコップを見つめながら「メタ2」 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100507.html


11.政治もビジネスも「お布施」 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100506.html


12.志企業のすすめを読みました 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/archive1-201006.html


13.自分を開くと光に満たされる 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100625.html


14. 命のつながりと「メタ2」  


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100621.html


15.「無我」とメタ2  http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100620.html


16.細胞が宇宙を懐かしがる 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100601.html


17.聖なる衝動   http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100717.html


18.二つの自己実現者のタイプ 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100707.html


19.ライフサイクルの「9段階」とメタ2 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100702.html


20.心だに誠の道にかなひなば祈らずとても神や守らん 


http://ameblo.jp/meta2ninnchi/day-20100701.html



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