私が男子になった時(受難編3) | 性別がなくてもいいぢゃない!

私が男子になった時(受難編3)

私が男子になった時(受難編3)

前回 の続きです。

心はどこに?

自分の心の保ち方がわからなくなった。

いままでは女の子っぽい男の子ないしは男の子っぽい女の子で、男っていう感じはなかったし
まわりもそんな風に扱ってくれていた。

だけど・・・・・・。
男性化していくうちに、徐々に男になる自分がいやでいやで。

回りも男としか扱ってくれなくて、
自分の身の置き所が本当に難しかった。

体と心がどんどん乖離していった。


大人になるってこういうことなの?

がまんしなきゃいけないの?
がまんしてがまんして、男の子をふるまったけど、うまくいかなくて、
友達はごく少数の友達しかできず、勉強も好きでなかった私は、同好会とかサークル活動にのめりこんでいった。

私を私として証明するもの

男性ホルモンを打って男性化する日々。
それでも私の体は反抗していた。
不定期ながらも生理はあったし、胸もそれなりにあった。

女の子な私がまだ残ってる。
がんばってるんだ。
そうかんがえるとすこしは気持ちも落ち着いた。

激しい抵抗をしてるのか関節が痛かったけど。




男の子として生きるには、胸は隠さねばならなかった。
それを気にしてた私を見た両親がお医者様に話すと、胸を取りましょう。ということになった。

絶対にいや><;



そういったけれど、両親の承諾とお医者様の説得により
なっとくも了承もしないまま、手術が行われることになった。

胸がなくなった日。
麻酔がまだ効いていて体の動きもままならなかったけど 私は久しぶりに泣いた。

私が女の子であった証明がまたここで一つ減ってしまったのだ。
そんなに大きくなかったけど、大切だったのに・・・…。

とられた胸は、先生の希望と両親の承諾でほかの大学におくられて培養されることにもなった。
またひとつお医者様が嫌いな理由が増えた。





みなさんレスしてくれてありがとうございます
これからもがんばりますー。
次回は、私が男子になった時(受難編4)

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