Wed, August 24, 2005

アリカンテ

テーマ:旅行

夏休みは、地中海沿いのまち、アリカンテに行ってきた。

赤ちゃんを迎える前の夫婦水入らず最後の夏休み、本当は海外に行きたかったのだけど…

おなかが大きくなってきたと同時に私は疲れやすくなってしまったので、大事をとって近場でのんびりすることにしたのだ。


アリカンテはマドリッドから飛行機で1時間。

空港のチェックは、それなりに厳しい。

ここで私は思わぬボディーチェックをうけた。

X線のあと、全員かんたんなボディーチェックを受けさせられたのだが、私はどうやら、大きなお腹があやしまれたようだ。


服の上から、身体中、特にお腹をぺたぺた触られただけではなく、シャツをめくってマタニティー用ジーンズのかっこわるい部分(ゴム状の腹巻部分)をあらわにされた上、そのマタニティージーンズまでめくって腹をのぞかれた!


本当の妊婦かどうか確かめたかったのは分かるが、恥ずかしいと言うか不快だった。ボディーチェック係が女の人だったのがせめてもの救いかな…。


だんなは、マタニティージーンズの素材が分厚い上、私がそれを更に折り返して穿いていたため、シャツにも軽くシルエットが出ていたし、触るとボコボコしていたから怪しまれたのだろう、と言う。服の上から触って、明らかにその下に肌しかなかったら、服をめくりはしないだろう、と。それはそうかもしれない。ボディーチェック係の人も大変だ。帰りは薄手のワンピースにしよう、と思った。


そんなハプニング(?)もありつつ、アリカンテに着く。スペインに来て初めての地中海!

椰子の木が並ぶ海沿いの遊歩道と、広い砂浜がなんとも南国気分。


遊歩道の一角でこんな銅像発見。銅像までなんだかリラックスしてるように見える!


渋谷のハチ公が、もしこんな姿勢だったら、気がぬけるだろうな。


遊歩道には、たくさんの屋台が立ち並んで、工芸品フェアも開催されていた。

夕方から夜にかけて、遊歩道は人がごったがえすほどの大賑わい。

屋台は12時をすぎても開いていて、夕食の前にもあとにも、この遊歩道を散歩するのが楽しかった。

港に、子供用の仮設遊園地のようなものがあり、ここがまた12時過ぎでも子供でいっぱい。

夏休みだからか、スペインだからか、分からないけど…この子供たち、いつ寝るんだろう。


アリカンテから、船で30分ほどのTabarcaという島に遊びに行った。

私は泳がないで波打ち際でパチャパチャやる程度だったが、波がおだやかで水があたたかくて気持ちよかった。

さすがに水着にはなれなかった…。他にも妊婦さんはいたけどね。

Tabarca島にはたくさんレストランがあったが、La Almadrabaというところがちょっとかわいらしい感じだったので入ってみた。

ここで食べた、魚入りarroz caldoso(スープたっぷりのおじや風パエージャ)がすごくおいしかった!

多分スープをカニやエビの味噌でとっているのだろう、一瞬本当に「味噌汁のおじや?」と思うような濃い色と、濃厚な味のスープだった。


アリカンテの屋台で「知恵の輪」のお店があって、とりこになった。

店先でカンタンなものからだんだん難しいのをやらせてくれるのだけれど、2つ立て続けに解いたら、売り子さんがおだて上手だったこともあり、もっとやってみたくなって買ってしまった。


3つセットの知恵の輪。こういうの日本だと100円ショップでも買えるって噂、ホント?


これ、レベルがどれくらいのものか分からないけれど、金具だけのものはすぐ解けた。

紐付きの手前のは、「なぜか解けるけど戻せない」という状態(つまり解けていない)のまま相当悩んだ。

紐付きの奥のは、いまだに格闘中。

(バカンス中なら時間がたっぷりあるからいいけど、家で主婦がやるものじゃないかも。)

帰りのアリカンテ空港では、ボディーチェックはなかったが、今度はこの知恵の輪のせいで、X線でつかまったのだった。

X線に写ると、紐と針金の複雑な形は、爆弾の導線みたいに見えたから仕方ない。

長さ20センチ以上の針金もあったけど、没収されずにすんで良かった。


とりあえず、楽しい夏休みだった。

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Tue, May 31, 2005

週末@フランス

テーマ:旅行

paris

夫の用事で週末はフランスに行って来ました。

こう書くと、ヨーロッパに住んでいるんだなぁって感じがする。

以前は、スペインに住めば、ヨーロッパをたくさん旅行できる!と思っていた。

実際は、ヨーロッパ内だって移動には結構お金がかかるわけで、貧乏な私達夫婦は旅行なんてあまりできないのだが…。

でも、パリは夫の用事に便乗していくことが多く、この1年でもう3回目だ。


今回は、パリ郊外のホテルに泊まっていたのだが、土曜日は1日フリーだったので、パリのまちへお出かけ。


パリで何が楽しみって、おいしいパン。

安ホテルの朝食のパンですら、全然スペインのものと違う!

だってスペインのパンは石のように硬いのだ。

もちろん、レストランによってはおいしいパンの出てくるところもある。でも、基本はカチカチパン。

私は、結構スペインのパンもそれはそれで好きなのだけど。

でもパリで食べるサンドイッチやクロワッサンは感動的。


もうひとつのパリの楽しみ。それはラーメン。

パリには日本街ならぬ日本通りがあって、ラーメン屋などがた~くさんある。

ここを歩いていると、日本人がた~~くさんいる。

ラーメン屋に入れば、フランス人のお兄さんが「いらっしゃいませ~」と日本語で…。

ブックオフのパリ支店もあり、フランス人にしか見えない店員が私よりも上手に日本語の敬語を使いこなしている。


すごいよ、パリ。 

女の子たちも女の子らしくてかわいい気がする。


さて、パリのお出かけを楽しんだ後、郊外のホテルにメトロとバスを乗り継いで1時間かけて帰った。


この時、思わぬ事件が起こった。


バスに乗って、そろそろホテルが見えてくる、という時。
外はもう真っ暗。

突然、外のどこかでパーンという音がしたかと思うまもなく、

パンパンパンパン!!という激しい音とともに、

バスの窓ガラスに大きな火花のようなものが横に並ぶようにして当たった。


その火花は、バスよりも速い速度で、バスの左サイドの一番後ろの窓ガラスから前に向かって連打した。


私は、バスのちょうど真ん中あたりの左サイドに、後ろ向きに座っていたので、それが良く見えたのだ。(スペインもそうだが、フランスのバスは、進行方向と逆向きの椅子がいくつかある。)


その火花を見た瞬間、私は、だれかが外から銃でバスの窓めがけて撃ってきたのだと思った。

そして、次の瞬間、私は伏せていた。

「窓から離れなければ!」という気持ちが、座席から通路側に身体を傾けさせた。

そこに、バスが急ブレーキ。

私は通路にほおり出され、そのまま通路をすべって前まで転がって止まった。

ここは全てがスローモーションに感じられた。

「おなかは守らなければ!」とだけ思って(やっぱり妊婦)身体を丸めて滑った記憶がある。

で、私を助けようとした夫が、バランスを失って私の上(腹)にどすーんと着陸してきた。


落ち着いて改めて窓の外を見ると、どうやら無差別銃撃なんかではなく、車の事故だった。

私は火花だけ見て床にダイブしたが、夫は普通に窓の外を見て、小さな車がスピンしているのを見たらしい。

その車は道路の真ん中の壁にぶつかってひしゃげて止まっていた。

じゃあ、あのパーンという爆発音と窓ガラスの火花は何だったんだろう?

その後運転手がバスの左後ろタイヤをチェックしていたから、道路に爆竹でも落ちていたのかな。


とにかく、驚いた。

そして微妙に恥ずかしかった。だってバスは満席で、みんな動揺していたけど、こけているのは私たちだけだったし。腕と時計すりむいて打撲を負ったし。


学んだこと。火花だけで、銃撃だと思って伏せてはいけないよ。


ていうか、いつから私はこんなはやとちりをするようになったんだろう?

テロに敏感になってるのかな、とも思ったが、夫には映画の見すぎだと笑われた。

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Tue, March 29, 2005

海鮮料理食べたことある?

テーマ:旅行
セマナ・サンタのお休みは、主人と共に、ガリシア地方出身の友人宅へ行ってきました。

スペイン人は基本的に、スペインという国よりも自分の出身地を愛するみたいで、それぞれの地方のお国自慢はものすごいですが、ガリシアっ子の友人もそんな一人。

ガリシア地方はスペインの北西部にあたり、新鮮な海産物(mariscos)が有名です。 で、その友人に、「Mariscosを食べたことがあるか?」ときかれた。

おいおい…あたしゃ島国ニッポンからやってきてるのよ。
Mariscos食べて当たり前じゃん。
なんせ世界で一番魚を食らう国よ。
(スペインは日本についで2位らしいけど。 )
まったく、これだから世間知らずのスペイン人はぁ… という気持ちで、ははんと笑っていたのでした。

そしてmariscoのレストランに乗り込む。

カニのまるゆでも、アカザエビのまるゆでも、日本人には慣れたもの。

遠い昔に(笑)北海道のケガニを食べたことを思い出しながら、足や頭の中身を器用に食べてみせる。

タコも、なーんも珍しいことない。
「日本ではタコを生でも食べるんだよ」と教えて、ガリシアっ子たちに、げっという顔をさせる。へっへっへ。

(うーん、でもこのタコ、やたらぷりぷりしていておいしいけど。)

さあっ、次は何だ?

次は、えぼし貝(percebes)のまるゆで…

えぼし貝? 聞いた事あるよーな…




ええ~~っっ これっすか?!

なんか、指とツメみたい。大きさもちょうど指くらいの太さ。
っていうか、エイリアン?

ガリシアっ子たちはにこにこしながら、この得体の知れないモノをぐわしぃっと皿にひとつかみ取り、黒い部分をぶちっと指でひきさいて中身(ぴよんぴよんとした長い物体が入っている)をずずずっと食べるのだ。

黒い部分が、どうしてもゴカイとかミミズとかのムシ系に見えてしまう私。

(わたしゃ、ゴキブリもクモも蛇も平気だけど、うじうじ系の虫は苦手なんだ!)

これは食べられないかも…とひよる私をみて喜ぶガリシアっ子たち。
くぅぅ…、醜態をさらしてすまない、日本の同胞達(誰?) 

主人は「ああ、えぼし貝ね、日本でも食べるよ」と、そしらぬ顔をして食べていましたが、 まるゆでえぼし貝は勿論初体験。

ガリシアなんかに負けんぞ!というムダなプライドだけによって突き通した演技なのでした。

ま、えぼし貝は見かけはグロテスクでしたが、味はさっぱりして私好み。

指でぶちっとやる時見ないようにして、夢中で食べ続けたら、気づいたら私は主人よりもたくさん食べていました。

ちなみに、えぼし貝は、荒波の打ちつける岩にくっついてる為、えぼし貝採りは命をかけた危険な職業らしいです。そんなわけで、えぼし貝はとても高価なのだとか。

知らなかったよ~

日本はサカナを食べる国っていったって、今は肉の方が安くて調理も簡単だったりして、実際はあんまり食べないのが本音。新鮮な海産物なんて、旅行先でしか食べたことがない。高いしね…

このレストランは田舎の小さなレストランだったということもあり、 7人でえぼし貝2キロ、カニ一人1匹、なんか他の貝(長細い貝、名前忘れた)2キロ、タコ一皿、アサリ2キロ、白ワインボトル2本頼んでも、一人あたり35ユーロでした。

ガリシアはいっつも雨のイメージがあるくらい、湿気が多くて緑が豊かな地方。
だからか、自然の風景も、日本に似ている。

日本でいう、「リアス式海岸」も、ガリシアのリア(入り江)からきてるんじゃなかったっけ?

ガリシアのリアにはムール貝の養殖をする箱舟もあったりして、これも日本チック。

日本に似ていつつ、日本ではできない経験のできるガリシア地方。

いいかも、ガリシア。

結局気に入ったのでした。


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