本日は皆さんにお薦めしたい本がございます!!
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その本とはこちらです。
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- 影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか/誠信書房
- この本は社会社会心理学の権威である ロバート・B・チャルディーニ氏の著書でこれからネットビジネスをされる方には
ぜひ読んでいただきたい1冊です。
心理学の本ではありますが、ネットも最終的には人を相手にする以上、心理学的な
アプローチというのは欠かせません。
そして、多くの人の心理に影響を与える人間になることが成功への近道であり、
悪用しようと思えばいくらでも利用できてしまいます。
そこで、騙されないための防衛術として読んでおく価値はあります。
だって騙す側の手の内がわかれば怖くないですよね!
ただ、この本は500ページ近くにものぼる大書で、なかなか忙しい皆さん
には読む時間も取れないよ、というのが本音だと思います。
そこで、そんな忙しいあなたのために
今後、何回かに分けてこの本のキーポイントとなるような
エッセンスを抜き出してこのブログで書いていきます
パチパチパチ~
第1回は「返報性の心理」です
返報性の心理とは、通常、人は何らかの施しをもらうと、
それを何らかの形でお返ししないといけないという心理が働く。
こうした心理のことを返報性の心理と言います。
心理学を学んだことがなくてもでも、これは聞いたことがある人は多いと思います。
人間社会には強くこの原理が働いていて、多くの会社が、たとえば無料の試供品を
プレゼントしてまず使ってもらうことで恩義を売り、最終的には商品を
買ってもらうような戦略をとります。
しかし、ここで重要なのは、たとえ無料であっても価値があるものを
プレゼントするということです。
逆に無料でもいらないものは有料ならもっといらないのは明白ですよね。
街でチラシやティッシュを受け取りたくないと同じです。
ただこの返報性の心理を逆手に利用した、興味深い事例が本で紹介されていました。
それは、クリシュナという宗教団体の募金活動の事例です。
このグループが、アメリカで最初に活動し始めた頃、信者が
頭の毛を剃り、だぶだぶの僧衣をまとい、足に布をまき、かなり奇抜な
格好で、歌を歌いながら街頭で寄付金を集ったのです。
確かに人の目を引くという意味では効果はあったものの、募金として効果は
上げられませんでした。
そこで戦略を変えて、人通りの多い空港で花をプレゼントするようになりました。
そして、通行人に無理矢理渡し、それを通行人がいらないと言って返そうとしても、
返却を拒否して無理矢理恩を売ったのです。
そうすると、通行人はバツが悪くなり寄付をしていくようになり、莫大な
寄付金をクリシュナは集めることができました。
しかし、やがてクレームが多くなり空港当局はクリシュナの募金活動を禁止して、
深刻な経済的損失を受けるようになりました。
ここで重要なことは、短期的にはクリシュナは無理矢理恩を売ることで、
募金を集められた点です。
これを悪用すれば、無理やり恩を売る行為をしておけば、
恩を受けた人は相手のことがたとえ嫌いでも返報性の原理が働くという点です。
ただし、これは長期的に見ると、自分につけが回って来るのでやり過ぎには注意です。
これをネットビッジネスに置き換えると、短期的に売り上げを上げるなら、
相手が断れないようなオファー(無料特典)を出しまくって、
そこから一気にリストを集めて高額の商品を恩で売るということも可能です。
こういったテクニックは極めようと思えばいろんなハウツーが巷に
転がっているので、どこまでやっていいかの線引きが重要です。
嘘も方便という言葉もありますが、100%嘘なら詐欺です。
しかし、51%真実で、49%は嘘ならどうでしょうか?
そこが一人一人に問われる倫理観のラインです。
もちろん綺麗ごとだけではビジネスはできないのも事実。
線引きは難しいですが、最終的にはお互いがWIN-WINになれるような関係を築くことを
意識することが大事ですね。
それが長期的に自分を助けることにもなります。
いろいろと長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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