西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

絵画の見方・味わい方、西洋美術史の魅力を知りたいあなたへ
メルシーパリ.ネット運営者ブログ


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大天使ラファエル、ガブリエル・・と、


ご紹介してきたので、今日は「大天使ミカエル」です。


ミカエルといえば、この構図・・・






クラウディオ・コエーリョ「大天使ミカエル」1660







半身をひねるようにして、剣を振りかざし、

悪魔を踏みつける、力強く動きのある図です。


甲冑や、剣は、ミカエルの印です。





純潔を象徴するユリを持って現れるガブリエルや、


若いトビアスに、
 
アドバイスしながら旅をするラファエルとは、



絵で描かれるときのイメージに
 
かなり違いがあります。




**********



このサンプル映像では、ミカエルのことは

モン サン ミッシェルの話で、ちらりと出て来ます。




<エンジェル&キューピッド:サンプル映像>






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お仕事や、ご家族の関係などで、

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講師:内田ユミ



 

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ガブリエルは、三大天使のなかで、
 
場面の設定として、もっとも限定的な状態で、
 
絵画に登場します。
 
 
 
マリアに、「おめでとう、恵まれた人よ」と
 
神の子を身ごもったことを伝えにくる大天使です。
 
 
 
ガロファロ「 受胎告知」1528年 
 
 
 
 
 
天使には、本来性別はないのですが、
 
若いマリアに、懐妊を告げにくるという役割からか、
 
 
 
ガブリエルは、どちらかというと、
 
女性的なイメージで表現されていることが多いように、
 
(わたしは)思います。
 
 
 
 
 
もちろん、そうでないものも、
 
ときどきは見かけます。
 
 
こちらの、ガルファロのガブリエルなどは、
 
一見、勇敢な姿に見えるのではないでしょうか。
 
 
 
 
ガロファロ「 受胎告知」1528年 (部分拡大)
 
 
 
 
でもよく見ると、顔立ちや衣装に、優雅さもあり・・・
 
 
やはりどちらとも、
 
断定しがたい姿になっていますね。
 
 
 
色彩の美しさ、特に深い赤が印象的な作品です。
 
 
 
(全体)
ガロファロ「 受胎告知」1528年 
 
 
 
 
鳩、カーネーション、ユリなどの、
 
象徴的アイテムもたくさん盛り込まれ、
 
 
テーマと絵画の関係を知るという面で
 
分かりやすい絵画です。
 
 
 
 
**********
 
 
・・・こんな感じで、天使やキューピッドを通して、
 
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西洋美術史の入門セミナーのご案内です。
 
 


<エンジェル&キューピッド:サンプル映像>






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西洋絵画の中に登場する大天使は、
 
ミカエル、ラファエル、ガブリエルの 三大天使です。
 
 
 
絵画の場合は、キリスト教の教義を伝えるという
 
役割のもとに描かれていますので、
 
 
聖書に名前が見出されるこの3人に
 
限定されるのです。
 
 
 
 
それぞれの大天使が、
 
絵画に描かれる場合、場面もほぼ決まっています。
 
 
 
例えば、ラファエルなら、
 
旧約聖書の外典「トビト書」をテーマにした絵画で
 
登場します。
 
 
 
・・・というか、
 
この逸話のなかの いずれかの場面でしか、
 
ラファエルは、絵画に出てこないです。
 
 
 
 
「トビトとトビアスに別れを告げる天使ラファエル」
ピーテル・ラストマン作 (1618)

 
 
 
トビトとトビアスというのは親子です。
 
 
 
セミナー映像のサンプル動画の中でも
 
ちらっと、お話ししていますが・・
 
 
 
父のトビトが貸したお金を、
 
返してもらいに行く息子のトビアスと、
 
旅の途中でトビアスと出会う、
 
大天使ラファエルのストーリーです。
 
 
 
 
 
<サンプル映像>

 
 
 
 
「エンジェル」と「キューピッド」を通して、
 
西洋美術史の入門的知識をお伝えしているセミナーです。
 
 
 

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西洋美術史入門セミナー
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最後には、エンジェルとキューピッドがどう違うか、

分かっていただけると思いますウインク




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講師:内田ユミ
 
 
 
 

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映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ_美と知の迷宮

▶︎公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

 

目ヂカラを強調するかのように描かれた

 

人物画の前に立ったとき、

 

 

絵の中のその人と、目を合わせようとしてしまうことは

 

ないですか?

 

 

わたしは、よくあるのですが・・。

 

 

 

 

例えば、この女性。

 

 

 

 

La belle Ferroniere
ラ ベル フェロニエール 1490〜1495年

 

 

 

 

 

 

彼女と目を合わせようとすると

 

合いそうなんだけど、どうしても合わない。。。

 

 

 

その秘密も、映画の中で触れられていました。

 

 

 

 

斜めに構えた身体と、微妙にずらした視線。

 

 

 

観ていると、まるで誘導されるかのように

 

無意識に、自分の体を横に動かしてしまう。

 

 

 

絵ではなく、彫刻を眺めるときのように。

 

 

 

けれど、どこから見ても・・・、

 

ほんの少しづつ動いて確かめても、

 

 

 

やっぱり、

 

彼女の目線の先に立つことはできないのです。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

この映画では、「ベル・フェロニエール」が、

 

夜のルーヴル美術館から

 

ミラノ万博会場へ運ばれる場面からスタートします。

 

 

 

 

 

オープニングは、再現ドラマ仕立て ですが、

 

全体としては、ドキュメンタリー映画です。

 

 

 

 

各分野の研究者が登場して解説する部分と、

 

俳優が演じる部分が交互に展開します。

 

 

 

 

 

 

複数のテーマが次々に提示されますが、

 

ひとつひとつの流れとしては、

 

 

テレビ東京系の「美の巨人たち」を

 

連続で見ているかのようです。

 

 

(あんなにコミカルではないですけれど・・)

 

 

 

 

ラファエロや、イザベラ・デステ、

 

チェチリア・ガッレラーニ、サライなど関係者が登場します。

 

 

 

レオナルドは、声だけしか出てきません。

 

 

 

 

 

 

 

ルーヴル美術館 グランドギャラリー

 


 

 

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは、完遂させない人でした。

 

 

 

 

 

アイディアは、いつも泉のように湧き出ていたけれど、

 

実現した例は少なく、

 

 

 

絵画作品も完成したものは、10数点とされます。

 

 

 

 

「モナリザ」だって、未完成です。

 

 

 

 

 

 

レオナルドは、実現化させることに執着がなく、

 

発想を書き起こして、考察するところがメインだと

 

思っていたフシがありますが、

 

 

 

 

 

 

「実体」として残ったものはわずかでも、

 

レオナルドが後世に残した「想念」の影響は多大。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レオナルド作品と向き合う時、

 

 

幻の余地と、未完成性に完成を見出すという

 

矛盾に満ちた迷路に投げ込まれます。

 

 

 

 

 

 

実体にではなく、概念や発想を残すことの意味と、

 

完成させないことの完全性について、

 

 

 

 

永遠に解決することのない命題が

 

提示されるのです。

 

 

 

 

 

 

****************

 

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お伝えしています

 

 

内田ユミ

 

 

 

 

 

 

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きらびやかな衣装に身を包んだ男女が
 
トランプゲームをしています。
 
 
 
「ダイヤのエースを持ついかさま師」
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作 1635年
 
 
 
 
 
召使いの女性を含めた、向かって左側の3人が
 
意味ありげな視線を交わしています。
 
 
 
左の男は、後ろ手にダイヤのエースを
 
隠し持っています。
 
 
 
一番右側の、あどけなさの残る青年は、
 
いかさまゲームで騙されていることに
 
少しも気づいていないようです。
 
 
 
*****
 
 
 
「いかさま師」というタイトルのインパクト、
 
 
美しく、技巧に満ちた描写、
 
容易に想像が及ぶ場面設定など、
 
 
現代の私たちにとっても、楽しめる作品です。
 
 
 
 
作者(ジョルジュ・ド・ラ・トゥール)は、
 
主に、宗教画を中心に描いていた画家ですが、
 
 
 
なぜか、この絵だけが突出して
 
日本でも人気が高いようで、
 
 
私が知っているだけでも、2度、東京に来ています。
 
 
 
 
 
絵画のテーマとして、暗示的に、
 
享楽、散財、現世的な楽しみを戒める意味があります。
 
 
 
新約聖書における「放蕩息子」的なストーリーを
 
連想する人もいたはずです。
 
 
 
*****
 
 
 
ルーヴル美術館の、シュリー翼3階、
 
少々見つけにくいところに展示されていますが、
 
 
見学時間に余裕があれば、
 
ぜひ探しに行ってみてくださいね。
 
 
 
▼その他の作品についての記事
 
 
 
 

 

****************

 

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 ルーヴル美術館(Photo yumi uchida)

 

 

 

 

ムリーリョ作の『聖家族』です。

 


「聖家族」といったとき、

もっとも定番の形としては、

 

 

・聖母子(マリア様と幼子キリスト)
・聖ヨセフ(マリア様の夫)

 

 

この3人、

 

 

またはそこにプラスして


・聖アンナ(マリア様の母)が

 

描かれることが多いです。

 


ここでは、

 

・マリア様と幼子キリスト
・葦の十字架を持つ幼い洗礼者ヨハネ
・聖ヨハネの母で、マリアの従姉妹のエリザベツ

 

が描かれています。

 

 

この作品では他に、

 

「神」がとても

具体的な姿で描かれています。

 

 

キリスト教絵画でよく描かれる、

精霊のシンボルである「白い鳩」と

キリストが受ける受難の象徴「子羊」も見えますね。

 

 


画面上に、大勢で描かれているのは、

「天使」です。


(キューピッドではないですよ~!)

 

 

ムリーリョ独特の
やわらかいタッチに癒されます。

 

 

 

***************

 

 

 

 

 

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執筆:内田ユミ

 

 

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ある一人の人物が

手を組もうとしているのではない


なぜなら、両方とも右手だから

 

 


よく見ると、大きさや厚み

 

手首の細さも違う

 

 


おそらくは、男女の


誰かと誰かの手が重なる瞬間

 

 


もしかしたら

離れる瞬間かもしれないけれど

 


重ねようとする瞬間だと思いたい
 

 

 


「カテドラル」(大聖堂)という

印象的なタイトルがついた

 

オーギュスト・ロダンのこの作品は

 

 

 

「手」にしては

 

とてつもなく大きい

 

 

(背後の窓枠や椅子と比較してみて)
 

 



▼もっと詳しい記事はここから
メルシーパリ.ネット「ロダン美術館」
 



**************

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かつて、学生の頃・・

 

私は、「フランス20世紀絵画」をテーマにしたゼミに

 

 

所属していました。

 

 


 

ある日、ゼミの講義が終わった後の雑談中に、

 

 

もしも、

世界中に存在する名画と称される有名作品の中で、

 

「どれか一枚だけ自分のものにできる」と言われたら

何が欲しいか?

 

 

という話題になったことがありました。

 

 

 

 

 

わたしたち学生が、
 

 

ピカソのアレがいい、

わたしは、ダリのコレがいい、

 

いや、やはりフェルメールでは・・・などと


いろいろと思案する中で、

 

 

 

担当の教授は、迷うことなく

 

 

「ボクは、モナリザ!」と言いました。

 

 

 

 

 

 


 

 

そのゼミで、主にテーマとしていたのは、

「シュルレアリスム」。


 

 

教授から、ルネサンス絵画が好きだという話は、

 

それまで全く聞いたこともなかったのに、


 

 

欲しいのは、「モナリザ」なんだ!! と

かなり衝撃を受けました。

 

 

 

 

「えーーー! なんで、モナリザなんですかー?」

 

とその場にいた数人で、

 

口々に、質問したのを覚えています。

 

 

 

 

そのとき、教授が

 

言葉を尽くして説明してくれた その理由は、

 

ほとんど覚えていないのですが、

(すみません・・キョロキョロ

 

 

 

 

 

時を超え、今、同じ問いをかけられたなら、

 

私も、あの日の教授と同じように答えます。

 

 

 

 

たくさん欲しい絵画はありますが・・

 

でも、もしも、

 

世界の有名作品の中で、一枚だけ自分のものにできるなら

 

今の私も「モナリザ」を選びます。

 


 

 


<ルーヴル美術館 モナリザ展示室>

(これが自分のものになったら、すごいことですねおねがい

 


 

 

 

「好き・嫌い」は、もちろん人によって分かれるでしょうが、

 

 

ある意味、

絵画史の中でこの作品が頂点なんだ……ということを、




美術史講座を主催し、



毎月いろいろなテーマでレジュメを制作する過程で

 

強く感じるようになりました。

 




技法的なことやテーマのことが、まず前提。

 

 

 

そのうえで、作品成立と所有に関すること、

 

 

現在、作品から与えられる情報、


 

そこにある作者の明確な意図、

あるいは、明確に分からない意図、



 

それらのすべてが、制作から500年以上たった今、

妙な 生々しさを伴って迫ってきます。

 


 

 

今も終わっていないような、枯れていない(?)ような

モナリザだけが、何か特別な感じ。

 

 

 

まるで、そう、生きているみたいな・・・、


生きているのは、

描かれている人物ではなく、レオナルドでもなく、

 

「作品自体」。

 

 

 

 

 

あのとき、ゼミの教授がわたしたちに

 

ひとしきり説明してくれた内容は、

 

たぶん、そういうことだったのではないかと思っています。


(詳細は忘れているのですけれど・・)

 


 


 

 

「知っている」と思っていることでも、

 

生きていく過程で、一定の経験を経て、


 

立場や状況が変わると

 

認識そのものが変わることがあります。




「絵画鑑賞」の真の楽しみは、

 

知識だけではなく、経験に基づく部分からやってきます。



 

 

**********


 

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こちらの記事も参考にしてください

>> 絵画巡礼スタート


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初めてルーヴル美術館に行って、「ナポレオン一世の戴冠式」を見たときの感激を、私は今でも鮮明に覚えている。

 

 

世界史の教科書で見知っているその絵が、非常に大きな作品であるという知識は持ち合わせていた。

 

しかし、実際に見てみると、その大きさは私の予想を遥かに上回るものだった。遠くから見つけて、
 

 

「あ、あの絵だ!!ほんとうに・・こんなに大きかったんだ……」としばし呆然としたのを覚えている。

 

 



 

 

他にもルーヴルには、「メデュース号の筏」「民衆を導く自由の女神」など、

どんな絵なのか、作品としては知っているものの、実物は初めて観る作品がいくつもあった。

 

どれも実物の大きさに圧倒された。



 

現代に生きる私たちは、印刷技術に発達によって、発色の良い出版物を当たり前のように目にしている。

 


出版物(印刷)だけでなく、インターネットや、タブレット端末などによっても、


鮮やかな色彩に慣れてしまっている私たちが、絵画作品を見たときに、「色」で驚かされることは少ないように思う。
(むしろ、がっかりする人もいると聞く)

 

 

しかし、「大きさは違うのだ」とその時に感じた。

「大きさ」は、数字という知識として知っていても、その場で体感するしかないものだ。

 

絵画は、大きくても小さくても、サイズそのものが作品の一部であり、メッセージを多く含んでいる。



美術史的なことをいえば、ある時代(18世紀後半くらい)までは、大画面で制作されるのは、基本は「歴史画」。

 

 

 

歴史画より格下とみなされた風景画や、人物画は、小さいサイズで制作される。

 

時代がくだると、この暗黙のルールをわざと覆そうという動きが出てくる。

 



**********




どれだけ色の再現性が正確でも、数センチ角に縮小された画像では、分かり得ないものがある。

 

 

「美術館に行かなくても、絵を見ることはできる。ネットでも、画集でも」

 

 

そう言われることがある。

 

 

確かに美術館に行かずとも、画像として作品を認識することはできる。

 

 

でも、作者のメッセージを体感するには、絵の前に行ってみるしかない。

 

私はそう思っている。




 

「ナポレオン一世の戴冠式」1805-1807
Couronnement de l'Emoereur et de l'Imperatrice

作者「ダヴィッド」が皇帝ナポレオンの栄光を歴史に刻もうとした大作。
総勢190名を超える人物が等身大で描かれている。

 

作品の大きさは、縦6.3m 横9.7m。
平米数にすると、約61㎡。



ちなみに、これは、ルーヴル美術館に展示されているなかで、2番目に大きな絵。

 

 

では、一番大きな絵は?

>>こちらの記事から(メルシーパリ.ネット内の記事)



***************



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週に一回、内田ユミの西洋美術史講座の

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絵画巡礼:内田 ユミ

 

 



 

 

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こんばんは、内田ユミです。

 

 

本日のテーマは、


旧約聖書(外典)「ユディト書」に登場する

未亡人の「ユディト」です。



 

ルーカス・クラナッハ

「ユディトとホロフェルネスの首」

1520 - 1540




この作品は、今、上野の国立西洋美術館に

 

来ています。
 

 


▼山手線の駅のホームで撮った広告看板ですが・・・



 


聖書の「外典」とは、一旦は正典とされたものの、

何らかの理由によって、外された書物のことを指します。




「何らかの理由」・・というのが、ポイント。

 


正典とするにふさわしくない、

と考える人々がいたということです。

(少々おおまかな言い方ですが・・)



 

 

「ふさわしくない」と考える人がいるということは、

外典となったものは、

 

ある意味、印象に残りやすい内容である傾向があって、


 

絵画にも、好んで描かれやすかったりします。




駅看板になっている「ユディト」はその代表例と

 

言ってよいでしょう。



**********

<逸話概要>

 

 

ベトリア(街の名称)をアッシリア軍が包囲。
イスラエルの人々がピンチに陥る。

そのとき、若く、美しい未亡人「ユディト」が一計を案じる。

(簡単に言うと、色仕掛け)
 

自らの美貌を武器に、敵の将軍ホロフェルネスと
お酒の席を設け、ホロフェルネスを泥酔させて眠らせる。
 

その後、情事に至るであろうと配慮して、
ホロフェルネスの忠臣たちが退くと、

ユディトは、ホロフェルネスが持っていた剣を抜いて、
首を落とす。


**********



「美女が示す残虐性」という

人々の関心を惹きつけざるをえないテーマ。

 

 

 

多くの芸術家が作品にしました。



カラヴァッジオ作

「ホロフェルネスの首を斬るユディト」

1598 - 1599



強烈ですよね・・。


バロックの教祖・カラヴァッジオならではの一枚です。

 

なんといっても、刃物のあたった血の噴き出す部分に

 

まずは目が行きますが、
 


ユディトの横で、奥歯を噛み締めて、

ぎゅっと手にヒモを握りしめている、年配の侍女にも注目です。





画面全体のコントラストの強さと

超絶技巧的な写実テクニック、

 


そして、ふと目にしてしまったら、

二度見、三度見は避けられないような強いインパクトが

 

カラヴァッジオの特徴です。









あぁぁぁぁぁ、これもこわい。。。


こちらは、ヴェロネーゼの

「ユーディットとホロフェルネス」1580


です。

 

 

ユディトの輝く胸元の肌や、枕やシーツの白が

 

画面全体の暗さから浮かび上がるようです。
 

 

 

ヴェロネーゼは、分類上、

 

ルネサンス終盤の画家ということになりますが、

 

光の表現に、バロックの予兆を含んでいる感じですね。

 

 

 

*********

 


クラナッハの「ユディト」は「サロメ」と対にする形で、

 


私は、定例の美術史講座の中で、何度も、

 

いろいろな場面で例に出す、馴染み深い絵画です。


<サロメ>

(サロメについては、またの機会に・・・)



<ユディト>





キリスト教絵画の回での聖書の場面説明だったり、

北方絵画の有名画家の作品としてだったり、

アトリビュートの事例としても・・・

 


 

なんだか、

「いつもお世話になってる感」がありますので、

 

ご挨拶に行ってこよう〜〜〜!

 

 

*************


国立西洋美術館(上野)にて
>>クラーナハ展 500年後の誘惑



クラナッハ(クラーナハという表記がちょっと馴染まないなぁ・・)は、

北方ルネサンスの画家です。

 

 

 

北の方の画家だけの美術展って、実はそう多くないのです。

 

 

彼ら独特の雰囲気(暗さというか、静謐感)は、

 

一瞬近寄りがたいけど、そこが魅力。



イタリア絵画に見られるような、派手さ・・

 

上の例でいえば、カラヴァッジョ的な劇的な感じはないけど、


そこに、はまってしまう人もいるはずです。



クラーナハ展は、

1月15日までは上野、その後、大阪に巡回します。

 

 

 

 

〜絵画の見方・西洋美術の楽しみ方をお伝えしています〜


美術鑑賞に慣れていない方こそお申込みをお待ちしてます♡
 

 

講師 内田 ユミ(西洋美術史家)

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