西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

絵画の見方・味わい方、西洋美術史の魅力を知りたいあなたへ
メルシーパリ.ネット運営者ブログ


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風景画を見ていると、

 

「絵の中に入ってみたい」と思うことがある。

 

 


もう少し、現実的な表現を使うなら、

 

「画家が見ていた風景を、実際に見てみたい」と言い換えてもいいだろう。

 

 

 

パリから西へ約1時間ほどところにあるジヴェルニーは、印象派を代表する画家クロード・モネが、人生の後半を過ごした街。

 

 

モネによって作られた人工的な「睡蓮の池」があることで知られ、夏の間は世界中からの観光客で賑わう。

 

 

モネの日本趣味を濃く反映し、柳や竹など日本的な趣を持った木が多く植えられ、池には太鼓橋がかかっている。
 

 

 


 

 

 

 

ひんやりとして湿気を含んだ空気には、草の匂いが混じる。

 

 

周りには、腰の高さくらいまでアジサイやコスモスや、そのほか名前の分からない数々の植物が豊かに茂る。

 

 

目の前では、柳の枝が風で微かに動いている。

 

 

池に目を移すと、水面は空と同じ色をしていて、くっきりと雲の輪郭までも写し出している。

 

 

風があるのに、空を写す鏡となった水面は、少しも揺れることがなく、硬く陽光を跳ねかえす。

 

 

そっとつま先を降ろしたら、向こう岸まで歩いていけるような気さえする。

 

 

 

 

 

 

 

 

睡蓮は、本当にそこに咲いているのだろうか。

 

 

 

私が今見ているのは逆さに写った鏡の睡蓮で、水面の下側にある睡蓮が本物なのではないのか。
 

 

空は、写っているのではなく、水の底に存在しているのではないか。天地が入れ替わるような錯覚を覚えた。
 

 

 

晩年のモネの作品は、次第に抽象化していく。

 

しばしば、逆さにしても分からないのでは?と感じることがあるが、それもそのはずだ、と思った。
 

 

 

上下逆さまの「だまし絵」のような景色の中で、私はいつの間にか、自分が絵の中に入っていることに気が付いた。

 

 

 

 

(ジヴェルニー訪問記)

 

 

 

 

***********

 

 

3月26日(日)午後、渋谷にて、

「印象派」のセミナーを実施します。

 

 

私のセミナーへ 初めてご参加の方も、

お久しぶりの方も、

 

 

お会い出来ることを楽しみに

お待ちしていますニコニコ

 

 

***********

 


3月26日(日)午後
テーマ:印象派絵画の見方
会場:渋谷駅直結
受講費:5,500円
早割:2月28日までのお申込みで1,000円引き

 

 

▶︎くわしいご案内とお申し込みはこちらから

 


 

 

 

 

講師:内田ユミ


絵画の見方、西洋美術史の楽しみ方を

お伝えしています

 

 

 

 

 

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