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2012年02月08日

C-Suite Talk Live #48 を公開致しました

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C-Suite Talk Live 第48回は、三菱ふそうトラック・バス株式会社 人事担当常務 人事・総務本部長 江上 茂樹さんにご登場頂きます。


http://www.mercer.co.jp/referencecontent.htm?idContent=1447280


江上さんは、1995年に東京大学経済学部経済学科をご卒業後、三菱自動車工業株式会社へ入社されました。入社時から人事部門の仕事に就かれ、川崎製作所にて人事・人材開発・採用に関する業務をご担当されました。2003年1月に 三菱ふそうトラック・バス株式会社分社と同時に同社に移籍。人事・人材開発の仕事からCEOアシスタントを経て、組織管理まで幅広い分野の仕事を経験されました。2007年4月に人事・総務本部 組織戦略部長、2008年11月に開発本部開発管理部長、2010年9月に人事・総務本部 人材マネージメント部長を歴任された後、2010年12月より現職でいらっしゃいます。


過去に海外に住まれたわけでもなく、いわゆる純和風の環境でまっすぐに育って来られた江上さん。日本の一流大学を出て日系企業の象徴のような会社に入社されましたが、今や環境は大きく変わり、外資系グローバル企業の組織環境下でマネージメントの仕事をしておられます。「和風グローバル人材」のロールモデルとなるお一人だと思います。


C-Suite Talk Live 第48回 ~対談エッセンス~
■最初は典型的なドメスティック・キャリア
■ドイツ人社長の秘書役~なじめない英語環境
■グローバルな仕事環境への衝撃的覚醒
■オトナになっても、変われるんだ!


是非、ご覧下さい!


C-Suite Talk Live インデックスページ
http://www.mercer.co.jp/TalkLive

2012年02月01日

C-Suite Talk Live 第47回をアップしました

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C-Suite Talk Live 第47回をアップしました。


今回は、株式会社富士通エフサス 代表取締役会長 広西 光一さん(前 富士通㈱代表取締役副社長)のお話を伺います。http://www.mercer.co.jp/referencecontent.htm?idContent=1447295


~ 今回の対談エッセンス ~
■富士通グループとしてのグローバル化の課題
■持つべきものは敢闘精神~飛び込んで行こう
■独立心を持った「個」でなければならない
■合気道に見る勝負の本質~「気を前に飛ばす」


「敢闘精神」「個」など、柔和なお人柄から強い言葉がたくさん飛び出してきた対談となりました。合気道の達人でもある広西さん。最後に、「勝負の本質」についてのお考えも伺うことが出来ました。


是非、ご覧下さい。


2012年01月24日

ワーク・ライフ・バランスの社会的意義

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ダイバーシティの話でほぼ常に出てくるのが、「ワーク・ライフ・バランス」の視点。

多くの場合、

「女性活用、女性活躍を推進しよう」

そのためには、

「ライフイベントで影響を受けやすい女性を支える柔軟な仕組みが必要」

よく考えると、

「女性に限らず、男性だって柔軟な就業環境があることは重要」

という展開になっている。もっともな話だ。

しかし、「ワーク・ライフ・バランス」については、一企業のジェンダー・ダイバーシティの視点を超えた社会的意義の認識が必要だと思う。

日本社会全体で、社会人になる前の段階での人材育成にも大きな課題があると言われる。私は、商品開発のステップ(開発パイプライン)になぞらえて、社会の「人材パイプライン」という見方をする。

企業における人材開発の前に、家庭における人材開発と、学校における人材開発の2フェーズがある。企業における人材開発は、それらの次に来るフェーズ3だ。

フェーズ1やフェーズ2で十分な仕込が出来ていないと、フェーズ3でいくらインプットに工夫をしても厳しい場合がある。

では、肝心要のフェーズ1は誰の仕事か?親、もしくは親に相当する保護者の仕事だ。総称して「親」と呼ぶことにしよう。

「親」が家庭で子供に十分な世話をすることが出来ているかどうか。これがフェーズ1の鍵だ。

好奇心の芽を伸ばし、人としての感情を豊かにして、強制(矯正)すべきことは強制(矯正)して、地頭や人間性を作る。いうなれば、人間としてのOSを作るフェーズ。

これを「親」が行うには、時間がかかる。家庭という現場に居て、直接子供に対してインプットを行う必要がある。

でも、「親」は仕事が忙しいので十分な時間を割けない。仮に専業主婦が子育てにかなりの時間を使う家庭であっても、やはりもう一方の親の関与は必要だ。

したがって、「ワーク・ライフ・バランス」というのは、企業における働き方という目線ではなくて、本質的には「親を子供のもとへ帰そう」という社会運動の側面があると思う。

もちろん、子育てをしている人ばかりではないし、子供よりも親の介護で働き方の柔軟性を求めている人も多いことは認識している。あくまでも、「子供の育成」を課題に据えた場合の話だ。

ともあれ、企業ごとの「ワーク・ライフ・バランス」の取り組みは、企業のダイバーシティのインフラにとどまらず、社会全体の課題解決につながるということ。これを大事にしたい。

企業としての社会貢献を叫ぶなら、奇をてらわずにまずは「ワーク・ライフ・バランス」の改善にリソースを投入してはどうか。

CO2削減のために木を植えるのも素晴らしいが、社会全体で人が育ちやすくする取り組みもまた、同様に意義深いと思うのだ。お金がかかるなら、それをCSR投資といえばいいのでは?

一方、個人の側にも「ワーク・ライフ・バランス」のための努力テーマは多々ある。それに関してはまた別のタイミングで書いてみたい。








2012年01月19日

C-Suite Talk Live 第46回 アップしました

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C-Suite Talk Live第46回は、NPO法人 クロスフィールズ 代表理事の小沼大地さんと、理事の松島由佳さんのお話を伺います。http://www.mercer.co.jp/referencecontent.htm?idContent=1444010


クロスフィールズが提供する「留職」という新しい枠組み。日本の人材育成シーンにおけるユニークで素晴らしいアイディアだと共感しています。営利企業ではなく、非営利セクターにおけるアントレプレナーシップの視点でも、感銘を受ける部分が多くありました。


~ 小沼 大地さん ご経歴 ~
一橋大学社会学部・同大学院修了。大学卒業後、青年海外協力隊に参画。中東シリアのNPOでマイクロファイナンスの調査や環境プログラムの企画運営などを経験。青年海外協力隊での経験がきっかけとなり、クロスフィールズの原型ともいえる非営利とビジネスを結びつけた事業の構想が生まれる。帰国後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。様々なビジネスに触れる機会を得る。ビジネスとNPOの両世界を橋渡しする存在となるべく、コンサルティングで得た経験と知識を糧に2011年5月、クロスフィールズを設立。


~ 松島 由佳さん ご経歴 ~

東京大学経済学部卒業。在学中、カンボジアの児童買春問題の解決を目指す、NPO法人かものはしプロジェクトのスタッフとして勤務し、現地視察型のプログラム開発などに従事。卒業後はボストン・コンサルティング・グループに勤務し、主に通信業界・消費財業界の企業経営をコンサルタントとして支援。勤務の傍ら、プロボノ活動としてNPO法人TABLE FOR TWO Internationalの新規事業立ち上げにも従事。NPOとビジネスの両方のバックグラウンドを活かし、クロスフィールズに創業メンバーとして参画。


C-Suite Talk Live 第46回 ~対談エッセンス~
■「留学」ではなく「留職」という新しい考え方
■クロスフィールズ設立に至るまでの道のり
■プログラムの特徴とカンボジアの事例
■「枠を超える」経験をもつ人材を増やしたい


是非、ご覧下さい!

2012年01月17日

ダイバーシティの意義

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昨年の後半から、マーサー・アジア太平洋地域における、「ダイバーシティ・カウンシル」のチェアマンという役割を担うことになった。シニアパートナーとしての社内の役割の一つ、という形だ。


思えば、2008年の7月に「個を活かすダイバーシティ戦略」(ファーストプレス)という本を出版した。日系・外資系あわせて8企業の取り組み事例とともに、ダイバーシティに関する「考え方」を書かせて頂いた。


顧客企業へのコンサルティングの仕事として「ダイバーシティ」を扱ったことも当然あるが、そうでなくても根本的にこのテーマへの関心はあった・・・。


「ダイバーシティ」というと、多くの場合はまず「女性活用」の話になる。それだけがダイバーシティの課題ではないが、世の中はこの課題をまだ卒業しきれていないというわけだ。


苦労して働く母の姿を見て育ったせいか、個人的にはあえて「女性活用」という言葉を使うことに違和感がある。母(= 女性)が働いて支えてくれたから今の私が生きている。


いずれかの性別が仕事面で劣るなど、ありえないと知っている。男性にも女性にも、まじめな人もいれば不真面目な人もいるし、勤勉な人もいれば怠け者もいる。性差よりも個人差のほうが大きい。


ただし、脳の性質の違いを含め、肉体的・物理的な違いは男女間に厳然として存在する。仕事の内容や就業環境によっては、その違いが無視できない影響を与えることがある。


また、社会的に積み重ねられてきた慣習が、性別による仕事の仕分けにつながっている場合もある。これを乗り越える取り組みは、短期的には企業にとってコストになる場合が多い。


企業は、社会全体に染み付いたものを吸い込みつつ組織マネジメントをせざるをえないから、ちょっとやそっとのことでは実態を変えられない。


頭ではダイバーシティの意義を理解していても、なかなか組織行動としては・・・ということになる。それを動かしていこうと思ったら、企業としてはやはり良い意味での「ビジネス・ロジック」が必要だ。


言い換えれば、その組織・集団が目指している存在意義の性質に照らした多様性の選択・・・ということだ。ここは、経営者の仕事だ。この部分を経営者がサボると、色々と不幸なことが起きる。


自分の社内での役割に「ダイバーシティ」が噛んできたのも何かの縁。今年は再度「ダイバーシティ」というものについて、視点を新たにしていきたい。

2011年12月27日

2012年へ向けて

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忘却すべきでない2011年も、暦の上では過ぎ去ろうとしています。
「行く川の流れは絶えずして・・・」といいますが、人間の感慨とは
関係なく、時はただひたすらに流れて行きますね。


地震、津波、台風、洪水・・・など、荒れ狂う自然の猛威の前に、
多くの人々が被災し、今なお苦しんでいる中での年末となります。
多くの企業にとってもまた、大変な苦難の年柄となりました。


仕事の手を止められない方々も、数多くいらっしゃることでしょう。
一方、仕事がないまま、将来が見えないままに年末年始を迎え
ざるをえない方々も数多くいらっしゃいます。


自然環境、政治経済環境、地政学的諸条件、人心の問題など、
様々な局面で私達をとりまくチャレンジは続きます。そうした中で、
世界は変わり続けていきます。


慣れ親しんだ「川の流れ」が突然止まり、川そのものがなくなったり、
一夜にして違うところに川が生まれたりする時代ですね。
人類社会のグローバル化も、もはやとどまることはありません。


リスクが多く気の抜けない世相ではありますが、前向きに見れば
機会に満ちた時代でもあります。おそらく、人類社会は歴史に
残るような大きな局面変化の時期を迎えているものと思います。


「世界のどこかに、きっと自分を活かせる場所がある。」
「世界のどこかに、きっとこの会社にとっての商機がある。」
そのように、開放的な視点で考えたいものです。


出来るだけ多くの方々にとって、2012年が明るさのある一年と
なりますよう、心から祈らずにはいられません。2011年の出来事
を忘れることなく、しかし、しっかりと前を向いて進みましょう!


その明るさのために個人として、そしてマーサーとして、力を尽くす
一年にしていきたいと思います。2012年も何卒よろしくお願い
申し上げます。


古森 剛

2011年12月27日

C-Suite Talk Live #45 をアップしました

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C-Suite Talk Live第45回は、フリービット株式会社 取締役(人事担当 / 長期戦略リサーチ担当)の酒井 穣さんのお話を伺います。


(以下、記事へのリンクです ↓)

http://www.mercer.co.jp/referencecontent.htm?idContent=1441285


C-Suite Talk Live 第45回 ~対談エッセンス~
■創業の遺伝子が生きて動いている会社
■サイズを大きく見せないことが大事
■アイディアだけではなく「実装力」を
■人類は新たな言語を手に入れた


酒井さんのお話を伺っていると、いつも何か新鮮な刺激を受けます!ぜひご一読下さいませ。

2011年12月13日

アジア太平洋地域におけるダイバーシティ戦略意識調査を実施!

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マーサーのアジア太平洋地域全体の活動として、「ダイバーシティ」に関するオンライン・アンケート調査を実施することになりました。


(すでにメルマガを通じてご存知の方々もおられると思います。あるいは、個別にお願いをした場合もございます。本件ご存知の方はお読みいただかなくて結構です)


組織内のダイバーシティを維持・向上させることは、単に法的・道徳的規範への対応という域を超えて、組織の活性化につながり、イノベーションを生む源泉であると言われています。


一方、企業における当分野の取り組みはそれぞれに個性があり、経緯や課題の性質も異なる場合が少なくありません。また、国によっても大きな差がありえます。


すでに多くの企業が「アジア太平洋地域」というくくりでの「リージョン経営」を進めておられます。今後は、さらにリージョン視点での組織運営が重要課題になってくることでしょう。


「アジア太平洋地域でのダイバーシティの課題とその取り組みは、どのような姿になっているのか・・・。」

「今後、どのような視点を持てばよいのか・・・。」


そうした課題意識のもと、このアンケート調査が発足いたしました。


本サーベイは15分から20分でご回答を完了いただけるようにシンプルに、ただし包括的に設計しております。 リンクをクリックしてご意見をお聞かせください。


こちらからご参加下さい ( ↓ )

https://employeesurveys.mercer.com/AsiaPacific_Diversity.survey


サーベイご回答期限は、2012 年 1月 16 日となっております。(当初アナウンスさせて頂いた際には12月23日としておりましたが、年明けまで延長させていただきます)


各企業からの個別の回答内容は、公開されることなく極秘で扱われます。また、ご参加いただいた企業には、調査結果とその分析内容をまとめた総合レポートをお送りいたします。


ご興味ございましたら、ぜひご参加をお願い申し上げます。ご質問などございましたら、クライアントサービス部門の 中尾 仁 jin.nakao@mercer.com までお問い合わせ下さい。



2011年12月05日

『2011年世界生活環境調査』の結果を発表

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先般、『2011年世界生活環境調査』の結果を発表いたしました。


すでに日本から世界各地に駐在員を送っている、あるいは、これから新しい地域に駐在員を出して行く場合など、グローバル人事の文脈の中で有用な情報です。


人事ご担当者ならずとも、是非以下の記事をご覧下さい。

http://www.mercer.co.jp/press-releases/qualityofliving-1437280


■「世界生活環境ランキング」と「身辺の安全ランキング」を発表

■ヨーロッパの都市が引き続きランキングの上位で優勢

■ウィーンが3年連続で「世界生活環境ランキング」のトップ、バグダッドが最下位

■「身辺の安全ランキング」の首位にルクセンブルグ、最下位にバグダッド

■アジアの都市では、両ランキングにおいてシンガポールが最も上位の25位と8位にランクイン

■東京は46位、神戸・横浜は49位


2011年11月29日

被災地支援 ~ その後

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東日本大震災から8ヶ月あまりが経過した。


震災発生当初は自分の会社のことで手一杯だったが、4月から週に一回のペースで物資提供活動を始めた。名のある創業経営者のような金額での支援は出来ないので、細々と・・・。これは、今も毎週続けている。


「震災を機に、扶養家族が増えたようなものだ」と考えることにして、特に期限を定めずに続けている。それが個人的な働き甲斐にもなっているので、いうなれば結局は「自分のため」だ。


9月初旬、震災から半年の節目で初めて被災地を訪問した。


元来「あまのじゃく」な面のある私は、ボランティア活動のピークが過ぎて、人々が少し震災のことを忘れ始める頃になって、現地に行きたくなった。そういう性格なのだ。


一人自家用車を走らせて、550キロ先の陸前高田へ。まだ瓦礫の山や壊れた建物も相当残されており、あまりの惨状に涙した。また、このときに現地で人の縁が出来た。「また来ますね!」と、言い残して去った。


10月初旬、再び陸前高田へ向かった。


現地の人々と再会し、またさらに人の縁が広がった。仮設住宅におじゃまして、一緒にご飯を食べたりもした。車で動き回って土地勘も出来てきた。


そうしたら、以前はまったく関係のなかった陸前高田という土地に愛着がわいてきた。人間とは不思議なものだ。そして、「物資の提供・搬送以外にも何かしなければ」と思い始めた。


早朝、瓦礫の山の前でずっと考え事をしていた。どうしたら役に立てるのか・・・。そして、ふとあるキーワードがひらめいた。「グローバル」と「被災地復興」・・・?


もともと経済的に脆弱であった東北地方の被災地が、仮にもとに戻ったとしても、経済的には脆弱なままだ。被災地が本当に復興していくためには、域外、そして特に海外との絆を強めていく必要があるのではないか。


何かを売るにせよ、誰かに来てもらって消費を得るにせよ、「外」との交流が鍵なのではないか。「海外と被災地の交流を増やしていくために」というテーマなら、自分に出来ることがありそうだ・・・。


そうか、そのためには英語か。


「英語は音読だけでいい!」(かんき出版)という本を1月に出版して以来、東京を中心にもう何度も無料の英語勉強法セミナーを開催してきた。毎回、おおむね好評をいただいている。


毎月陸前高田を訪問して、その勉強法を伝えながら、子供たちの英語学習のサイクルを作る「きっかけオジサン」になれないか・・・。そんなことが、早朝の瓦礫の山の前で電撃的にひらめいた。


11月初旬。


縁のある地元の人々、ボランティア仲間、支援団体の方々などの助けを得て、「Komo's英語音読会」の初回が陸前高田で開催された。完全に手作りのイベント。


復興のために立てられた小さな薬局の会議室をお借りして、会議机やパイプ椅子、ホワイトボード、プロジェクターなどを運び込み、まずは私の提唱している勉強法そのものについてご説明した。


いくつかのセッションに分けて、合計16名の方々に聴いていただけた。当初の予定では中高生が中心だったのだが、ふたを開けてみれば小学校高学年~大人まで、幅広い世代からの参加を得た。


せっかく来て下さった方々の今後の英語学習をサポートすべく、毎月一回陸前高田を訪問して、「Komo's英語音読会」を開催することに決めた。


毎回の終了時に向こう一ヶ月の音読材料を約束しておき、翌月のセッションで音読と語彙の充実度合いを私が確認するという仕組み。語彙の強化や発音矯正なども行う。


個人ごとに選んだ教材を音読するコースと、私が選んだ英字新聞の記事を音読するコースの二つがあるが、英字新聞のほうは、「NIKKEI WEEKLY」さんが特別にコピー配布を許諾して下さった。


ほんとうは毎日でも音読のチェックにお付き合いしたいが、そうもいかない。せめて毎月一回の訪問の中で、私に出来ることを真摯に続けたいと思う。


これだけ不確実性の高い世の中、自分だって、未来永劫今の立場で今と同じような生活をしていられる保証はない。今はただ、「期限を定めずに続ける」という心持ちだけが自分のコミットメントだ。


10年くらい先に、震災の重荷に耐えて育った子供たちが、英語を使って世界とつながって活躍するようになったらいいな・・・と思う。 本当に、心からそう思う。


毎週の物資支援は、先週は電気ストーブを10台贈った。もう被災地は雪のちらつく冬だ。被災地には今も、個人の力では焼け石に水と感じられるほどに色々な問題がある。


しかし、色々と大きなことを言う前に、個人としてのアクションを、まず「ゼロから1」にして、「1を継続」していく中で10にも20にもしていきたい。


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