始まりがあれば終わりがある。

2007-09-06 Theme: ニッキ

それがルールだ、っちゅうわけで9月6日木曜日、ボクが脚本に関わったアニメ「Devil May Cry」も最終回である。


ボクはそもそも原作のゲームの制作に関わっていたのだけれど、確かアニメ化の話はボクが入社して1年かそこらの時には既に企画が上がっていたんではないかと思う。それから紆余曲折を経て、今。当時所属していた会社も辞めてしまってボクは1人こんなブログを更新していたりする。光陰矢のごとし。


実質的前後編の最終話である11話、12話の脚本を、シリーズ構成の井上さんを差し置いてボクが書く事になったのは井上さんの、「原作をよく知ってるんだし森橋君が書けばいいじゃないか」という鶴の一声が原因であったが、何でまたアニメ初挑戦で最終話などという大それたものを書かねばならんのだと思いつつも多くの人達の支えによってどうにか書き上げる事ができた。


「最初はどうなる事かと思ったよ」


と、後々にプロデューサーの方に告げられた一言である。

ボクもどうなる事かと思った。しかしどうにかアニメも好評なようでボクは嬉しい。


WOWWOW加入者の方は最終話、是非ご覧下さい。


さて。

それはさておき最近、職業を尋ねられた折などに、「ああ、物書きです」などと答える事が多いのだけれども、次いで「物書きって、何書いてるの?」と問われ、「んー……いろいろ」と答えざるをえない自分に少し疑問を感じていたりもする。


小説家、と答えるにはボクはあまりに無名の売れない作家に過ぎず、かと言ってゲームのシナリオを書いています、といってもその仕事量は限りなく少なく、アニメの脚本家と答えるのも言わずもがな、では一体ボクは何なのだ、物書きとしてボクが何より譲れず誇り抱くべきものは何なのだ、と自問してもその答えには行き着けない。


何となく夢中であれこれ仕事をこなしただけで、気が付けば自分の立ち位置はとても曖昧だ。

あいまいな日本の私、などというタイトルが頭に浮かぶくらいには。曖昧、散漫。


先日ボクの中で少しきっかけになる出来事もあり、ボクはこれから少し自分の立っている場所をしっかりと自覚せねばならないんではないかという事を思った。


そのためには捨てねばならぬものもあるかもしれない。

それはどれかの仕事だったり或いは今の自分の名であったりするのかもしれない。


そういう事をぼんやりと思ったりする。

けれどそれを寂しいとか悲しいとは思わなくなった。


何事にも始まりがあれば終わりがあるんである。

と、自分の書いたアニメ次回予告の文章を拠り所にしてとりあえず仕事に励もうと思った。


前述の最終話が視聴者の皆さんに気に入ってもらえるといいなァ。



そいでは、また。

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