2/1 お母さん来星(3日目)サルタン・モスク | シンガポールで好太太

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台湾人の旦那さんに嫁いでからのシンガポール・台湾生活をすいすいっと書いています☆
ただいま、台北で夫の実家で義理の両親と同居中。毎日がドラマチックです。





マーライオン・パークからタクシーでアラブ・ストリートに行きました。
そうです!その朝、三ヶ国文化を巡る事になると言っていたのは、この事!


シンガポール シンガポールで三ヶ国の旅 シンガポール
1 アラブ・ストリート
2 リトル・インディア
3 チャイナタウン


上記三ヶ国文化を順に沿って巡っていきたいと思います。
マーライオン・パークでお母さんは一休みしていた中、私は必死になって母ガイドブックと私ガイドブックとにらめっこ!

いかんせん、メインの寺院を巡る場合は、開閉時間を頭に入れておかなくちゃならないので、また時間との勝負になるんですね~akn




アラブ・ストリートは、MRT Bugis駅から徒歩約5分のところに位置する。
19世紀頃、海洋民族の商人たちが香料、コーヒー豆、砂金、真珠などを売るために商業の街として栄えた場所です。
今では、イスラムの民族衣装のための生地(特にムスリムの新年;ハリラヤ・プアサの際には一家上下同じ生地で衣服を新調します!とっても綺麗ですよ!)や、絨毯が売られています。











余談ですが、私が台湾の結婚式の準備の際に「奉茶」の儀式で使われるチャイナドレス(シンガポールでは「Cheongsam」と呼びます)を新調しようと、友達のNadiaとここに生地を探しにきたのですが、店員の人が「これ、チャイナドレスに使えるよ!」と言って紹介してくれた生地、ログパパに報告すると、「これ何か違う」とことごとく却下されてました。ま、今から思うと、確かに異論はない。ここはムスリムの民族衣装の生地がメインなんですもんね~(笑)








そして、アラブ・ストリートへ来たのなら、絶対訪れなきゃダメなのが、シンガポール最古のイスラム寺院;Saltan Mosque(サルタン・モスク)。1824年に建築さて、1828年に金色のドームが改修されたそうです。


シンガポールに来た時の私たちは、Bugis駅近くのホテルで仮住まいをしていたのですが、ガイドブックで近くにアラブ・ストリートなるものがあると読んでも、日本でのイスラム教のイメージ(特に過激派の)から、怖くて近寄れませんでしたが、今では、はっはっは!半年前の私を笑ってあげた~い!喜ぶ








一見、物々しい雰囲気ですが、全然大丈夫~!
正面右手から入場して靴を脱いで入場登録に指名と出身国を書きます喜ぶ


ただ、衣服にはご注意くださいね!

私も前もってチェックしたので、その日は半袖と長ズボンで行ったのですが、
イスラム教寺院では肌が見えている衣服での見学はダメなんです。

私は、カーディガンを持っていったので大丈夫だったのですが、
羽織る前に、受付の女の人が私のデコルテ...というか胸元を見て
「ダメよ~。」と注意してくれました。

露出の高い衣服がダメと言っても、寺院では、青いビニールの...
全身かぶり物というか、とにかく肌を隠すものを貸し出してくれます。




入り口には、サルタン・モスクと書かれてるみたいです。








そして、中に入ると、1階大ホールが見えました。
そこに、とても親切な日本語を話す案内の方がいて、私たちを見つけると「こんにちは」と笑顔で話しかけてくれました。とっても目の透き通った青年で清々しかったです。

以前、Bugis(ブギス)周辺のもう一つの寺院「Masjid Hajjah Fatimah(ハジャ・ファティマ・モスク)」へ行ったことがあったのですが(オープンハウスだった)、その時も黄色人種の私たち夫婦が外で入っていいのか迷っていると、快く手招きしてくれるおじいさんがいて、イスラム教徒の方々には親切な印象を受けています。












1階の大ホールは、男性が礼拝する場所。女性は2階でお祈りをします。
大ホールの正面裏手に2階へ上る階段があるのですが、ここは見学できません。

アラビア語で色々書かれてますが、メッカの時刻を表してるとのことです.
下にも時刻の様な数字があるけど、礼拝の時間かな?各国の時間かな?ごめんなさい。定かでないです...。







1階大ホールの中














礼拝する方が何人かいらっしゃったのですが、とても、美しく感じました。
礼拝の方向はメッカの方角。


上写真中央右手にある階段のあるところ、ここは、礼拝の際にお話をする人の場所です。
毎週金曜日の午前には最も厳かな礼拝が行われ(この時間帯はイスラム教徒以外は入場禁止です)、大ホールいっぱいが男性で埋め尽くされるとか!


気になったので、案内の方にコソコソと質問しました。
沢山の席があるので、位に分けられているのかなと思ったら、それはないとのこと。
それから、お母さん母も気になっていたことが。なんちゃって仏教のうちは、仏壇に仏さんをまつりますが、イスラム教には見れないのはなぜかと質問すると、案内人さん曰く「日本にも神道がありますが、まつる神の形はありませんね。イスラム教もそれと似ていて、アッラーに形を作りません。それに誰もアッラーを見た事もありませんしね汗☆あ!でも、見た事がないからといってアッラーの神がいないいうことではないんですよ。」と説明してくれました。なるほど~。





イスラム教徒の女性は基本的には自宅でお祈りをするようですが、
ここでは、2階に女性のお祈りする場所がも設けられています。


けど、

ちょうど、その時、女性の教徒さんがいらっしゃって、
1階の大ホール前でカーテンを設置して隠れてしまいました。

お祈りか、それか何か別の事をされていたのか、
とっても、気になりましたが、案内人の方がお忙しそうだったので、
見学だけしていました。







1階大ホールの側面は廊下があります。

寺院には必ず裸足で入らなくてはダメなのですが、
とっても綺麗に磨かれていて、教徒でない私がペタペタ歩くのは申し訳なく思うほど。


アラブ・ストリートでは、イスラム教徒の方々が親切で、清々しく、
私たちの方が清められた思いになっていました。





失礼にならなければ、また足を運びたいです。







サルタン・モスクを後にして、次の目的地までのタクシーを捕まえるまで、ウィンドウショッピングをしていると、絨毯のお店の他に、ナザールボンジュー(メドゥーサの目)や水タバコのお店を発見しました!イスラム教圏のお店やレストランも所狭しと並んでます~!














いっぱい!



トルコと言えば、こりゃまた余談ですが、日本との友好関係を生んだ軍艦エルトゥールル号事件があります。イラン・イラク戦争の折に日本人を救ってくれたことに礼をした日本に対し、トルコは「エルトゥールル号の借りを返したまでです」と言ってくれました。


和歌山県串本町には「トルコ記念館」があり、当時の資料や慰霊碑が見られます。串本町の姉妹都市のメルシン市とは交流があるようです。

あまり日本人には知られていないので、是非知ってもらいたく書いてみました照れる





はい!!!とっ!!!いうことで、アラブ・ストリートのシンガポール最古のモスク「サンタ・モスク」からのリポートでした~~~!!!(無理やり感、ないよね?汗





モスク今日のモスクモスク

Saltan Mosque(サルタン・モスク)
住所;3 Muscat Street, Singapore
電話番号; 6293 4405
閉会時間;午後9:00~正午、14:00~16:00(金曜日は礼拝のため、14:00~16:00のみ可)
入場料;無料
注意;極力肌の露出のある衣服は控えてください。



バスアクセスバス
MRT Bugis駅から徒歩約5分
マリーナベイエリアからはタクシーで15分くらいです。



耳耳寄り耳
アラブ・ストリート付近はレストランや雑貨店がいっぱい!Kandahar Streetにはインドネシア、マレー料理、Bali Laneには中東諸国料理のレストランが並びます。

Bugis駅直結のブギスジャンクションというモールの近くにはLiang Seah Streetには中華料理もあり、いつも賑わってます。食べ放題の火鍋屋さんはいつも大忙し。嬉しい悲鳴~! 

Bugis駅近くには「観音堂」(Waterkoo St.)という寺院があり、観光客に人気です。